尖閣諸島周辺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:24 UTC 版)
「日本の排他的経済水域」の記事における「尖閣諸島周辺」の解説
八重山諸島の北方に位置する沖縄県尖閣諸島は、日本が実効支配をしており、これは多くの国で認められているが、1971年に尖閣諸島地下に石油の存在が指摘されてから、中華人民共和国と中華民国は領有権を主張している。(それ以前は両政府とも尖閣諸島が日本の領土であると認めていた。)1997年に締結された日中漁業協定において、尖閣諸島周辺の水域は暫定措置水域として、両国漁船の活動が認められている。中国は海洋調査船による資源調査を散発的に実施しており、日本国政府はこれら調査船の活動に対して、海洋保安庁による監視と特命全権大使に抗議をおこなっている。また近年、中国海警局による尖閣諸島周辺海域及び日本の領海への不法侵入が日常化しており、日本政府は中国政府に抗議をおこなっている。
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