いろり〔ゐろり〕【囲炉裏】
囲炉裏(いろり)
囲炉裏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/03 10:02 UTC 版)
囲炉裏(いろり、居炉裏とも表記)とは、屋内に恒久的に設けられる炉の一種[1]。伝統的な日本の家屋において、床を四角く切り下げて灰を敷き詰め、薪(たきぎ)や炭火などを燃やすために設けられた一角のことである[2]。天井・梁から吊るした自在鉤(じざいかぎ)に鍋や鉄瓶を掛けて調理・炊事に使うとともに、暖房や照明の役割を担った[2]。囲炉裏の近くを囲炉裏端(いろりばた)[3]と呼び、家族団欒の場となった[2]。数える際には「基」を用いる。
- ^ a b c d e f 岩井 & 工藤 2008, p. 161.
- ^ a b c d e Web版むかしの道具展:22.いろり【囲炉裏】教師用解説 千葉県立中央博物館(2024年5月13日閲覧)
- ^ 囲炉裏端(読み)いろりばた 精選版 日本国語大辞典 コトバンク(2024年5月13日閲覧)
- ^ ほっこり囲炉裏を囲まない?都内で昔懐かしい囲炉裏のあるお店5選 RETRIP(2020年01月27日)2024年5月13日閲覧
- ^ a b c d 野本寛一 編『食の民俗事典』(柊風舎、2011年)537頁
- ^ /「半殺し」につぶし木串に巻き付け、新米きりたんぽ 読売新聞オンライン(2021年9月18日)2024年5月13日閲覧
- ^ 鎌田和宏 監修『絵でわかる社会科事典3 昔のくらし・道具』株式会社学研教育出版、2013年2月5日、16頁。
- ^ [読む写真]再び出番を待つ『毎日新聞』夕刊2024年4月20日1面
- ^ 大内正伸『囲炉裏と薪火暮らしの本』(農山漁村文化協会、2013年3月)p.13,16,24,75,27-28
- ^ 自在鉤 横須賀市教育研究所
- ^ a b c 岩井 & 工藤 2008, p. 157.
- 1 囲炉裏とは
- 2 囲炉裏の概要
- 3 囲炉裏に付属する道具
- 4 出典
囲炉裏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/23 13:06 UTC 版)
玄関のすぐ左手に切られた本格的な囲炉裏がある。客同士の交流の場になっている。
※この「囲炉裏」の解説は、「法師温泉」の解説の一部です。
「囲炉裏」を含む「法師温泉」の記事については、「法師温泉」の概要を参照ください。
「囲炉裏」の例文・使い方・用例・文例
- 囲炉裏のページへのリンク