セラミック‐エンジン【ceramic engine】
セラミックエンジン
セラミックの断熱性や耐熱性、自己潤滑性あるいは耐摩耗性を利用しようと試みたエンジン。冷却損失を低減し熱効率を向上できるのではないかと研究された。エンジン全体をセラミックでつくることは難しいので、ディーゼルエンジンで燃焼室やシリンダー、ピストンをセラミック製とするなど部分的な適用であった。熱効率を向上できるのではないかと試みられたが、窒素酸化物排出レベルを一定にして断熱率を増大させていくと、燃費はいったん改善されるがまた増大していく。かつては燃費改善が期待されたが、メリットに比べ問題点が多く最近では研究が下火になった。
レシプロエンジン
(セラミックエンジン から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 05:52 UTC 版)
レシプロエンジン(英語: reciprocating engine)は、往復動機関あるいはピストンエンジン・ピストン機関とも呼ばれる熱機関の一形式である。燃焼熱を取り出す方法によって、外燃式と内燃式に大別される。
注釈
- ^ 日本語訳でフリーピストン機関とされている事が多いが、英語のFree-piston engine(ドイツ語ではFreikolbenmaschine)とは別物なので注意が必要。
出典
- ^ 『学習漫画早わかり航空会社のしくみ』128頁。
- 1 レシプロエンジンとは
- 2 レシプロエンジンの概要
- 3 歴史
- 4 レシプロエンジンの仕組み
- 5 構成要素・補機
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