おしんとは? わかりやすく解説

おしん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 23:19 UTC 版)

おしん』は、1983年昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで放送されていたNHK連続テレビ小説第31作[1]


注釈

  1. ^ 東北地方では1981年の「まんさくの花」の秋田県に次ぐ遠ざかり記録。 なお、宮城県は「おかえりモネ」(2021年)、福島県は「エール」(2020年)、岩手県は「あまちゃん」(2013年)、青森県は「私の青空」(2000年)となっている。
  2. ^ 『おしん 』以降の東京制作連続テレビ小説で九州地方が舞台となったのは『花子とアン』(2014年)で登場した福岡県のみで、熊本県は『オードリー』(2000年)、鹿児島県は『まんてん』(2002年)、宮崎県は『わかば』(2004年)、大分県は『風のハルカ』(2005年)、長崎県は『舞いあがれ!』(2022年)と、他県は全てNHK大阪放送局制作作品かつ平成以降に舞台になっている。なお福岡県も『走らんか!』(1995年)、『あさが来た』(2015年)の大阪制作2作の舞台となっているが、大阪制作の佐賀県を舞台とした作品はない。
  3. ^ 和服で座席の上に正座。
  4. ^ 当時の相場で約4~5円。現在の約8~10万円前後。
  5. ^ 現在の約1万円程。
  6. ^ 当時の相場で約6円/俵。5俵は現在の約60万円前後
  7. ^ 現在の約20~30万円
  8. ^ 当時の既婚女性が結う日本髪。
  9. ^ 当時の東京~佐賀の汽車賃は三等客車利用で約20円。30円は現代の15万円程。
  10. ^ 昭和2年9月12日 有明海台風 死者行方不明者423人
  11. ^ 現在の約20~30万円
  12. ^ 仁は中学(5年制)をきちんと卒業していないので、中学卒(新学制の高校卒に相当)の扱いにもならない。旧制中学では4年修了で上級学校(旧制高校など)の受験資格が得られたが、「四修」は進学しなければ社会的価値がゼロであることをこの場面は示している。
  13. ^ 昭和40年頃、道路の拡張などが終わらない状態で急激なモータリゼーションが進み日本全国で交通事故が急増していた。この頃年間の交通事故による死亡者数は22,000人(現在の4倍)を超えており日清戦争以上の死者数であったために交通戦争と呼ばれた。
  14. ^ 酒席でお客に酒を注いで回る仕事。現代で言うコンパニオン
  15. ^ 現代パートのおしんはこの発言について「信じてやらなきゃ母ちゃんが浮かばれない」とつぶやいている。加賀屋のくには「おっか様がどげなことをしてもけして悪く思うんでねえぞ」と言っている。
  16. ^ 演じた伊東は後年、CX系「メントレ」にゲスト出演した際、このシーンが実は別撮りによるものであったことを明かしている。
  17. ^ その後、成人した希望によって酒田に移されるが、お墓参りの都合から分骨されて伊勢のお墓にも納められている。余談だが最終回、おしんと浩太がお墓参りをし、後述の奈良岡朋子顔出しシーンに繋がる。
  18. ^ シナリオでは、第113話のみ「久枝」となっている。
  19. ^ 後に浩太からの手紙がきっかけでこの行為が発覚してからは竜三に手紙を渡すようにはなった。
  20. ^ おしんは学業継続を勧めていたが、仁は勝手に中学を飛び出した。旧制中学では4年修了で上級学校(旧制高校など)の受験資格が得られたが、仁はその後東京の百貨店で「せめて中学を卒業していれば」と学歴差別に遭い、不本意な部署に回された。
  21. ^ 第1週のスーパー新規開店セレモニーの会場で、仁は彼女を「嫁のサチコです」と地元有力者に紹介している。
  22. ^ 長島ナオトの姉。
  23. ^ うち一人の氏名は「木村」であることが判明している。
  24. ^ 加代の夫政男は浩太の商才を見抜いており、酒田で飯屋を営んでいたおしんにそのことを話したことがある。
  25. ^ 2019年放送のNHK朝ドラ同窓会"おしん"で泉ピン子と小林綾子が100万円が送られてきたと説明

出典

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  10. ^ 華丸、ついにBS「おしん」の朝ドラ受けも始める 大吉苦笑「時間差あるから」,デイリースポーツ,2019年11月12日
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  12. ^ 配信中の連続テレビ小説”. NHKオンデマンド. NHK. 2023年8月6日閲覧。
  13. ^ おしんのモデルは川根本町の女性だった!(2013年3月10日時点のアーカイブ) - 静岡新聞2013年3月7日15:33配信 配信日に閲覧
  14. ^ 雪国舞台 日本人の苦難体現(2013年5月1日時点のアーカイブ) - 読売新聞 2011年11月9日配信 2013年3月7日閲覧
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  17. ^ 私の履歴書 橋田壽賀子(23)おしん症候群”. 日本経済新聞 (2019年5月24日). 2019年10月13日閲覧。
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  26. ^ 共演者も仰天した、怪優・田中裕子『おしん』撮影秘話(3/5)”. 週刊現代、現代ビジネス (2019年6月23日). 2019年7月13日閲覧。
  27. ^ 小林綾子 - NHK人物録
  28. ^ 伊東四朗 - NHK人物録
  29. ^ 仙道敦子 - NHK人物録
  30. ^ 中村雅俊 - NHK人物録
  31. ^ 高森和子 - NHK人物録
  32. ^ 浅茅陽子 - NHK人物録
  33. ^ 渡辺美佐子 - NHK人物録
  34. ^ 金田明夫 - NHK人物録
  35. ^ 奈良岡朋子 - NHK人物録
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  38. ^ 「われらが遺言・五〇年目の二・二六事件」(『文藝春秋』1986年3月号)
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  40. ^ 『週刊日録20世紀 1983(昭和58年)』講談社、1998年、39頁。
  41. ^ おしん(再) ―連続テレビ小説―(46) - NHKクロニクル
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  43. ^ 合田道人『紅白歌合戦の舞台裏』全音楽譜出版社、2012年。
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  53. ^ おしん青春篇プログラム
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  57. ^ 上戸彩、『おしん』クランクアップで濱田ここねを抱擁「一生親友でいたい」”. マイナビニュース (2013年4月4日). 2013年7月21日閲覧。
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  60. ^ 「白鵬のマナーはまねしないで」照ノ富士を満場一致で推薦の横審コメント 日刊スポーツ 2021年7月19日20時45分 (2021年7月20日閲覧)






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