となり‐ぐみ【隣組】
隣組
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隣組(となりぐみ)は、概ね第二次世界大戦下の日本において[注釈 1]各集落に結成された官主導の銃後組織である。大政翼賛会の末端組織町内会の内部に形成され、戦争総動員体制を具体化したものの一つである。地域により、隣保、組、班、最寄などの呼び方がある。
注釈
出典
- ^ 遠山茂樹・今井清一・藤原彰『昭和史』[新版] 岩波書店 〈岩波新書355〉 1959年 164ページ
- ^ 遠山茂樹・今井清一・藤原彰『昭和史』[新版] 岩波書店 〈岩波新書355〉 1959年 164ページ
- ^ 十戸内外で組織、要綱を通達『東京日日新聞』昭和15年9月10日(『昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年』本編p551 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ 全国でただいま百十二万の隣組『朝日新聞』昭和16年4月6日(『昭和ニュース事典第7巻 昭和14年-昭和16年』本編p552 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年)
- ^ a b 佐藤美知男『鉄道物語 はじめて鉄道に乗ったあの日』 河出書房新社 2002年 ISBN 4-309-72719-0 P.92~93
- ^ 運輸省鉄道総局業務局指導「旅と防空」『科学画報』1945年1月号
- ^ 小林和夫「インドネシアの住民組織RT・RWの淵源 : 日本占領期ジャワにおける隣組・字常会の導入」『総合都市研究』第71巻、東京都立大学都市研究センター、2000年、175-192頁、ISSN 0386-3506、CRID 1050564288226334592。
- ^ 愛国班
- ^ 鈴木栄太郎「躍動半島⑧ : 戦ふ愛国班」『大阪朝日新聞』、朝日新聞社、1943年、CRID 1050285299723194496。
- ^ 本島 等・山口 仙二『ゆるす思想 ゆるさぬ思想 - 若い世代と語る平和・原爆・いま・未来』こうち書房 / 桐書房、1992年7月、10頁。
- ^ 隣保制
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