戦陣訓とは? わかりやすく解説

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せんじん‐くん〔センヂン‐〕【戦陣訓】

読み方:せんじんくん

旧日本陸軍戦時における将兵心得昭和16年1941陸軍大臣東条英機の名で告示された。


戦陣訓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/03 13:46 UTC 版)

戦陣訓(せんじんくん)は、


  1. ^ a b c d e f 船津明生 (Mar 2003). “明治期の武士道についての一考察” (pdf). 言葉と文化 (名古屋大学大学院国際言語文化研究科) (4): 17-32. ISSN 1345-5508. http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/nichigen/issue/pdf/4/4-02.pdf. 
  2. ^ 百科事典マイペディア
  3. ^ この点については渡洋爆撃#不時着時の悲劇も参照
  4. ^ 井上哲次郎、有馬祐政共編『武士道叢書』博文館、1905年3月上巻/1905年6月中巻/1905年12月下巻
  5. ^ アジア歴史資料センター 万国赤十字会議関係一件/赤十字条約改正並俘虜法典編纂ニ関スル寿府会議(一九二九年)関係/条約批准及加入関係 第二巻 分割二 レファレンスコード B04122508600 p.1
  6. ^ 福田和也「昭和天皇 第68回 対米対独対ソ連」『文藝春秋』2011年2月号
  7. ^ a b c d e 白根孝之「戦陣訓はこうしてつくられた」文藝春秋昭和46年(1971年4月10日号、「文芸春秋にみる昭和史」第1巻所収。
  8. ^ a b 橋本惠第一章岩畔豪雄の登場 6歪められた戦陣訓
  9. ^ 産経新聞1998年11月8日「紙上追体験あの戦争「戦陣訓」神話の虚実」
  10. ^ a b c d 今村均 (1993.10.25). 「続」今村均回顧録. 芙蓉書房出版 
  11. ^ a b c d 『続・今村均回顧録』芙蓉書房出版、1993年
  12. ^ [1]神奈川近代文学館「神奈川文学年表 昭和11年~20年8月」
  13. ^ 佐藤卓己 『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家―』中央公論新社〈中公新書〉、2004年。
  14. ^ 武島良成 「京都師団の日常―文献史料による「戦争遺跡」の検証―」『京都教育大学紀要』108号、2006年、40頁。
  15. ^ 山本七平『私の中の日本軍』下巻、文藝春秋〈文庫〉、1983年、340頁。
  16. ^ 新潮文庫 『歴史と視点』 新潮社 ISBN 978-4101152264、11-12p
  17. ^ 国会図書館所蔵目録による。
  18. ^ 「戦陣訓カルタ」の画像
  19. ^ 高知工科大学における岡野俊一郎の講演
  20. ^ 発売:日本クラウン
  21. ^ 酒巻和男『捕虜第一号』新潮社、1949年
  22. ^ ハリー・ゴードン著・山田真美 訳『生きて虜囚の辱めを受けず ―カウラ第十二戦争捕虜収容所からの脱走―』清流出版、 1995年
  23. ^ 山本武利『日本兵捕虜は何をしゃべったか』40頁
  24. ^ 谷萩那華雄大本営陸軍報道部長の談話
  25. ^ 南雲忠一海軍中将「最期の訓示」 「大東亜戦争で散華した英霊に捧ぐ 殉國之碑/祖国日本(ふるさとにっぽん)」より。全文はこの四倍ほどあるが末尾部分のみ引用した。
  26. ^ サイパンの戦い参照。サイパン島の民間人についてはバンザイクリフ参照
  27. ^ 『戦争史大観』「第二節 歴史の大勢」。1941年9月に東亜聯盟協会関西事務所編『世界最終戦論』として刊行。本書は数十万部も売れたベストセラーであった。
  28. ^ 「話の屑籠」1941年(昭和16年)『文藝春秋』に連載
  29. ^ 『BC級戦犯を読む』日本経済新聞出版社,p38。秦郁彦
  30. ^ 平成20年新潮文庫 兵隊たちの陸軍史 伊藤桂一著
  31. ^ 保坂正康『昭和の戦争』36-37頁
  32. ^ 陸軍刑法75条、77条
  33. ^ 陸軍刑法40-41条
  34. ^ 陸軍刑法57条
  35. ^ 国史大辞典編纂委員会『国史大辞典』第8巻、吉川弘文館、1987年、441頁。


「戦陣訓」の続きの解説一覧

戦陣訓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/18 09:52 UTC 版)

東條英機自殺未遂事件」の記事における「戦陣訓」の解説

東條秘書官務めた赤松貞雄によれば東條は 「戦争責任者としてなら、自分一身引き受けて国家のためのご奉公をしたい。が、戦争犯罪者ということなら承服できない。なお自分一身処置については、米国出様如何に応じて考慮する」 と語っていたという。また妻に対して米軍が礼を守って連行するなら、開戦時責任者として潔く応じる。しかしそうでない方法逮捕しに来たときには自決する」 と語っていたという。 下村定陸相自殺未遂前日9月10日東條陸軍省招き、「ぜひとも法廷出て国家のため、お上のため、堂々と所信述べて戴きたい」と説得し、戦陣訓を引き合い出してなおも自殺主張する東條に「あれは戦時戦場のことではありませんか」と反論して、どうにか自殺思いとどまらせその日は別れた笹川良一によると巣鴨プリズン内における重光葵との会話の中では、「自分陸相時代出した戦陣訓には、捕虜となるよりは、自殺すべしと云うことが書いてあるから、自分も当然自殺計ったのである」と語っていたという。

※この「戦陣訓」の解説は、「東條英機自殺未遂事件」の解説の一部です。
「戦陣訓」を含む「東條英機自殺未遂事件」の記事については、「東條英機自殺未遂事件」の概要を参照ください。


戦陣訓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 14:49 UTC 版)

東條英機」の記事における「戦陣訓」の解説

下村定自殺未遂前日9月10日東條陸軍省招き、「ぜひとも法廷出て国家のため、お上のため、堂々と所信述べて戴きたい」と説得し、戦陣訓を引き合い出してなおも自殺主張する東條に「あれは戦時戦場のことではありませんか」と反論して、どうにか自殺思いとどまらせその日は別れた重光葵「敵」である連合軍逮捕に来たため、戦陣訓の「生きて虜囚の辱めを受けず」に従えば東條には自決する以外に道はなかったのだと解した笹川良一によると巣鴨プリズン内における重光葵東條との会話の中で「自分陸相時代出した戦陣訓には、捕虜となるよりは、自殺すべしと云う事が書いてあるから、自分も当然自殺図ったのである」と東條語っていたという。

※この「戦陣訓」の解説は、「東條英機」の解説の一部です。
「戦陣訓」を含む「東條英機」の記事については、「東條英機」の概要を参照ください。

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