渡辺えり
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渡辺 えり（わたなべ えり、1955年〈昭和30年〉1月5日 - ）は、日本の女優。演出家、劇作家、作詞家、日本劇作家協会会長。2022年よりファザーズコーポレーション所属[1]。本名および旧芸名は渡辺 えり子（わたなべ えりこ）。
注釈
- ^ 本人によると、同演劇部は渡辺の代から山形県県民会館で公演をするようになり、その伝統は2022年現在も続いているとのこと[2]。
- ^ 野田秀樹、山元清多と同時受賞。
- ^ 本人は、「これらのことが、その後物語の世界に興味を持つきっかけになったのかも」と回想している[2]。
- ^ また本人によると、「自然豊かでのどかだった村木沢に比べて、都会的だった同町の雰囲気になかなか馴染めなかった」とのこと[2]。
- ^ 仕事内容は、演出助手から美術、衣装などの製作、弁当の手配などの雑用までさまざまなことをこなした。
- ^ 第2回公演『タ・イ・ム』では出演者約10人に対し、観客が5人という日もあったという[2]。
- ^ 解散理由について本人は後年、「旗揚げメンバーの退団、若い劇団員たちとの演劇に対する意識のギャップなどに加え、最長老で、皆のお父さん的存在だった役者・東銀之介が急逝したことも大きかった」と語っている
- ^ 本人によると、「自分は演劇人としてまだできることがあるのでは？」と思い立ったとのこと。
- ^ 実際には中盤で出演シーンが増えた後、おしん役の田中裕子から乙羽信子に交代した際、渡辺もクランクアップした。しかし、その後とらの老年期のシーンにも出演が決まり、急遽撮影に復帰することになった[2]。
- ^ 葬式に使う紙製の菊の葉を1枚5円で大量に買い、それを500円の籐のゴミ箱に絡めて金のスプレーで色をつけた。本人は後年、「あのときは本当に嬉しかったですね。何でも工夫して一生懸命やれば、人は認めてくれるということを身をもって実感した出来事でした」と述懐している[2]。
- ^ 美輪から「2という数字では、お金に困って空中分解してしまう。3に変えた方がいい」と言われた。
- ^ 渡辺によると、「2007年に扁桃腺膿腫と診断された後、誰にも言っていなかったのに突然美輪から電話がかかてきました。美輪さんによると『“渡辺えり子”という名前は、苦行僧が敢えて苦労するためにつける名前と同じ画数。“えり”に変えたらそういうことがなくなるから』と言われたので、改名しました」とのこと。
出典
- ^ “渡辺えり”. FATHER'S CORPORATION. ファザーズコーポレーション. 2022年10月7日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab 『週刊現代』2023年1月14・21日号.
- ^ “渡辺えりさん、故郷で凱旋舞台 のんさんと競演へ”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2019年7月5日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ “日本劇作家協会新会長に鴻上尚史氏 坂手洋二氏からバトン”. スポニチ Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2016年3月10日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 内野小百美 (2022年1月23日). “渡辺えり、演劇への覚悟が闘病の抵抗力に…３０歳過ぎて子宮内膜症、更年期障害そして５２歳で扁桃膿腫克服”. スポーツ報知. 報知新聞社. 2023年1月21日閲覧。
- ^ “渡辺えり、13歳年下の土屋良太との離婚発表 23年の夫婦生活「すべてに心から感謝」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年4月7日) 2021年8月23日閲覧。
- ^ 渡辺えり (2019年4月1日). “ご報告” (PDF). シス・カンパニー. 2019年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月7日閲覧。
- ^ "渡辺えり、事務所を円満退社 個人事務所立ち上げ独立「自身の創造の世界を追求」". ORICON NEWS. oricon ME. 12 April 2021. 2021年8月23日閲覧。
- ^ a b “渡辺えり、美輪明宏のお告げで改名「苦行僧が苦労するためにつける名前だと…」”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2018年1月17日). 2023年1月21日閲覧。
- ^ 「「脇役稼業」第12回・蟹江敬三「寡黙なアウトロー」」『週刊現代』2022年7月2・9日号、講談社、2022年6月29日、25-32頁、JAN 4910206420723。
- ^ “蟹江さんとのお別れ”. 渡辺えりオフィシャルブログ「夢見る力」 (2014年5月14日). 2022年8月6日閲覧。
- ^ 「「私の地図」第533回・宇梶剛士」『週刊現代』2022年10月15・22日号、講談社、2022年10月12日、78-80頁、JAN 4910206441025。
- ^ “マガジン９とは?”. 2021年8月23日閲覧。
- ^ “常に弱者の立場 共産党に期待 女優 渡辺えりさん”. しんぶん赤旗日曜版 (日本共産党). (2013年7月14日) 2021年8月23日閲覧。
- ^ 金子良太 (2015年8月10日). “「安保法案にNO！」長渕剛、くるり、SHELLY…業界タブーを破る芸能人たち”. アサ芸プラス. 徳間書店. 2021年8月23日閲覧。
- ^ “渡辺えり、テレビ自粛問題に涙で訴え”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2016年4月22日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ 夫（土屋良太）; 妻（渡辺えり）（インタビュー）「渡辺えり「死の恐怖から逃れるため」 演劇始めた理由語る(2/3)〈週刊朝日〉」『AERA dot. (アエラドット)』、朝日新聞出版、2頁、2017年1月27日。2023年1月30日閲覧。『週刊朝日』2017年2月3日号より抜粋。
- ^ 夫（土屋良太）; 妻（渡辺えり）（インタビュー）「渡辺えり「死の恐怖から逃れるため」 演劇始めた理由語る(3/3)〈週刊朝日〉」『AERA dot. (アエラドット)』、朝日新聞出版、3頁、2017年1月27日。2023年1月30日閲覧。『週刊朝日』2017年2月3日号より抜粋。
- ^ “片瀬那奈、連ドラ初主演で渡辺えりと同一人物役!”. シネマトゥデイ (2015年5月13日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ “長谷川博己、推理サスペンス初主演 作者・法月綸太郎氏も太鼓判”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年8月31日). 2021年12月8日閲覧。
- ^ “宮沢りえ＆寺島しのぶW主演「女系家族」 水川あさみ、山本美月ら豪華共演陣を発表”. ENCOUNT (2021年11月10日). 2021年12月8日閲覧。
- ^ “上野樹里＆リリー・フランキーの同棲生活に藤竜也が転がり込む!? タナダユキ監督作が決定”. 映画.com (2015年10月16日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ “映画『ルームロンダリング』公式サイト”. 2018年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年12月31日閲覧。
- ^ “渡辺えりが25歳の芸者役に！「おばこ / 渡辺えり愛唱歌」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2016年2月5日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ “戸田恵子、渡辺えりはわがままじゃない「あくまでもタイトルだって」”. SANSPO.COM（サンスポ）. 産経デジタル (2016年2月17日). 2021年8月23日閲覧。
- ^ "渡辺えり演出「ガラスの動物園」「消えなさいローラ」に尾上松也・吉岡里帆・和田琢磨". ステージナタリー. ナターシャ. 2023年1月26日. 2023年11月18日閲覧。
- ^ “高畑淳子・渡辺えりが姉妹役に扮する「さるすべり」2024年4月に上演”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年11月5日). 2023年11月5日閲覧。
- ^ “首にタオルを巻いて、ドレス姿で…高畑淳子・渡辺えり「さるすべり」ビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月7日). 2024年2月7日閲覧。
- ^ “「初夏の新派祭」で河合雪之丞らによる「螢」＆波乃久里子・渡辺えりの「お江戸みやげ」”. ステージナタリー. ナターシャ (2023年12月26日). 2023年12月27日閲覧。
- ^ 渡辺えり (2017年4月2日). “さよならバイキング”. 渡辺えりオフィシャルブログ「夢見る力」. Ameba. 2021年8月23日閲覧。
- ^ ＮＨＫスペシャル ニューウェーブドラマ 音・静かの海に眠れ - NHK放送史
- ^ “寺田心“リトルベン”姿に会場沸く CM演技賞受賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2015年10月28日). 2021年8月23日閲覧。
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