下北沢ザ・スズナリとは? わかりやすく解説

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下北沢ザ・スズナリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/18 14:02 UTC 版)

ザ・スズナリ
The Suzunari Theatre
情報
開館 1981年
収容人員 116人
運営 本多劇場グループ
所在地 155-0031
東京都世田谷区北沢1-45-15
位置 北緯35度39分44.8秒 東経139度40分13.2秒 / 北緯35.662444度 東経139.670333度 / 35.662444; 139.670333 (ザ・スズナリ)座標: 北緯35度39分44.8秒 東経139度40分13.2秒 / 北緯35.662444度 東経139.670333度 / 35.662444; 139.670333 (ザ・スズナリ)
最寄駅 小田急小田原線京王井の頭線下北沢駅」下車徒歩5分
最寄バス停 小田急バス「北沢タウンホール」下車徒歩2分
外部リンク http://r.goope.jp/the-suzunari/
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ザ・スズナリは、東京都世田谷区下北沢にある小劇場演劇専用の劇場で、本多劇場グループの中でも代表的な存在である[1]

概要

当初は、「演劇表現を志す若者に活動の機会を提供したい」という本多一夫の意志により、自宅に至近のアパート「下北沢荘」の2階部分を改築することで、自身が主催する俳優養成所「本多スタジオ」の稽古場として誕生した。1981年昭和56年)3月にここで上演された、同養成所卒業公演『黄昏のボードビル』を機に再度改装され、本格的に劇場として使用されることとなった。当時建設中だった本多劇場に先駆けた、後の本多劇場グループ系列の最初の劇場であり、下北沢が「演劇の街」と呼ばれる起源となった歴史的な小劇場である。客席数定員116名。

建物は下北沢の中心街からやや外れた茶沢通りに面しており、高度成長期の風情が漂う印象的な外観である。劇場の1階部分は飲食店街「すずなり横丁」。かつては同じ建物内に自主製作映画を上映するカフェシアター「鈴なり壱番館」なども入居していた。

2009年には2階部分に客席約70席の「シアター711」(同じく本多劇場グループ)が入居している[2]

2018年撮影。シアター711入居後。

なお、下北沢の周辺の再開発に関連する道路計画地として当敷地が被っているため、近い将来なんらかの形で移転或いは消滅を余儀なくされる予定である。

アクセス

脚注

  1. ^ 第29回読売演劇大賞…受賞作・受賞者紹介 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン
  2. ^ 本多劇場グループ、下北沢に7館目の劇場-シネマアートン跡に”. 下北沢経済新聞 (2009年2月6日). 2023年9月23日閲覧。

関連項目

外部リンク





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