おはようさんとは? わかりやすく解説

おはよ’うさん

但馬方言共通語用例備考
おはよ’うさん おはよう 谷口さん、おはようさん。今日もええ天気になるで。 ~さん」を付けることによって、相手敬意表している表現親しい人たち、家族の間で使う。

おはようさん・おはようさんだす・おはようさんでございます

大阪弁 訳語 解説
おはようさん・おはようさんだすおはようさんでございます おはよう・
おはようございます
morning /
good morning
你起事了・你早・早上好
Доброе утро!
Buonguirno / Ciao
Bonjour, Monsieur
Buenos días
Bom dia
Guten Morgen!
朝の挨拶。「おはよう」に「お疲れさん」などの「さん」が語尾についたもので、対等または目下使用する。「さん」がつくことによって「です」や「でございます」につなげることができ、目上にも使用できる職場などでは、朝に限らず初め顔を合わすときにも用いる。近畿若狭阿波で使う。京都では「おはようさんどす」。「おはよう」よりも新しく、より丁寧な言い方全国には、「おはようござります」「おはようござりす」「おはようござ(ん)す」「おはようごいす」「おはようごわす」「おはようが(ん)す」「おはようあります」などのお早う系の他、「はやいねー」「はやいのー」「はやいなー」「はえーねー」「はやえなっす」「はやかのもー」「はやかない」などの早い系、「おきたかー」「おきたねー」「おきたかの」「おきたかやー」「おきやっさったかい」「おきっさったかい」「うきみそーち」「うきてぃー」「おひ(ん)なりましたか」などの起きる系がある。


おはようさん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 08:03 UTC 版)

連続テレビ小説 > おはようさん
おはようさん
ジャンル ドラマ
原作 田辺聖子「甘い関係」
脚本 松田暢子
演出 藤田道郎
出演者 秋野暢子
中田喜子
三田和代
ほか
ナレーター 秋野暢子
音楽 奥村貢
オープニング 四季」より 春・第一楽章
時代設定 現代
製作
制作 NHK大阪
放送
放送国・地域 日本
放送期間 1975年10月6日 - 1976年4月3日
放送時間 月曜 - 土曜 8:15 - 8:30
放送枠 連続テレビ小説
放送分 15分
回数 150[1]
番組年表
前作 水色の時
次作 雲のじゅうたん
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おはようさん』は、1975年昭和50年)10月6日から1976年(昭和51年)4月3日まで放送されたNHK連続テレビ小説第16作。NHK大阪放送局制作第2作。

特徴

原作は田辺聖子の小説「甘い関係」[2]。ヒロインは地元大阪出身の秋野暢子が務めた。大阪を舞台に、あるOLの日常を描いた作品。義姉役の中田喜子も元々大阪弁のキャラクターであったが、練習するも上達しなかったため「あなたは標準語でいきましょう」と言われて共通語の役となったと2014年11月25日放送の『スタジオパークからこんにちは』で証言した。

本番組の時代設定は、前番組の『水色の時』に続いて現代(1975年前後)である[3]

またオープニングには、アントニオ・ヴィヴァルディの『四季』の春の第1楽章をポップス調に編曲したものが使われた。これも従来の路線と比して新機軸であった。

撮影方法は「ドラマの原点に戻る」をコンセプトに1本分15分をカメラを止めずに最初から最後まで、場面の順番どおりに撮影する方法がとられている。つまり場面移動も俳優がセット上で着替える、撮影中に別セットでは朝食を夕食に換える、効果音、音楽も同時録音するなど、不手際があると最初から全部撮影し直すことになった。放送期間が半年体制となって初のNHK大阪放送局制作となる。ゆえに、大阪府が初めて舞台になった朝ドラ作品となった[4]

1975〜76年の平均視聴率は39.6%、最高視聴率は44.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[5]

キャスト

殿村鮎子/語り
演 - 秋野暢子
殿村彩子
演 - 中田喜子
異母姉
殿村一作
演 - 西山嘉孝
鮎子の父
殿村つゆ子
演 - 正司歌江
継母
殿村茂
演 - 東山敬司
松尾美紀
演 - 三田和代
友人
町田勘助
演 - 大村崑
管理人
町田カツ子
演 - 松村康世
町田の妻
桐生一茂
演 - 山城新伍
彩子の婚約者
子持ちの中年男[2]
大野貫一
演 - 田渕岩夫
社長・あかり
演 - 藤村志保
ファッションデザイナー
演 - 浜村淳
木下了雲
演 - 宮谷春毅
近所の主婦
演 - 山口真代
その他
演 - 頭師孝雄大竹修造末広真樹子

スタッフ

映像の現存状況

2008年時点でNHKに第1回、第18回、第54回と最終回が現存されている[1]

放送ライブラリーでは第1回が公開[6]

脚注

  1. ^ a b 2015年春の特集 こんな番組探しています! - NHKアーカイブス 番組発掘プロジェクト
  2. ^ a b 「「おはようさん」と「甘い関係」について〈連載・女の漢方薬〉 / 田辺聖子」『婦人生活』第30巻第6号、婦人生活社、1976年5月1日、206 - 209頁、NDLJP:2324554/89 
  3. ^ 舞台年表”. 朝ドラ100. NHK. 2023年7月9日閲覧。
  4. ^ 「ご当地マップ」を参照。
  5. ^ NHK 連続テレビ小説と視聴者 −“朝ドラ”はどう見られているか −” (PDF). メディア研究部. NHK放送文化研究所. p. 152 (2020年1月30日). 2024年8月12日閲覧。(「付表1 NHK 連続テレビ小説【作品一覧表】」の152頁の16)
  6. ^ a b c d e f g h i 放送ライブラリー program番号:177833

外部リンク

NHK 連続テレビ小説
前番組 番組名 次番組
水色の時
(1975年度上半期)
おはようさん
(1975年度下半期)
雲のじゅうたん
(1976年度上半期)



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