せきにんとうし‐げんそく【責任投資原則】
責任投資原則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/25 02:11 UTC 版)
責任投資原則(せきにんとうしげんそく、PRI:Principles for Responsible Investment)とは、2006年当時の国際連合事務総長であるコフィー・アナンが金融業界に対して提唱したイニシアティブである。機関投資家の意思決定プロセスにESG課題(Environment, Social and Governance; 環境/社会/企業統治)を受託者責任の範囲内で反映させるべきとした世界共通のガイドライン的な性格を持つ。国連環境計画 (UNEP)並びに国連グローバル・コンパクトが推進する。現在、この原則を推進するのはTHE PRIという団体であり、THE PRIはそのホームページにおいて「国連にサポートされているが、国連の一部ではない」と書いている[1]。
- ^ a b “About the PRI” (英語). PRI 2018年5月19日閲覧。
- ^ a b いま、世界のお金がESG投資に向かう理由、オリックス、2021年1月27日
- ^ “ESG投資時代、サプライチェーンの一翼を担う中小製造業はチャンス!”. 株式会社エクス. 2018年8月28日閲覧。
- ^ U N Secretary-General Launches "Principles for Responsible Investment"
- ^ UNEP FIから見た新しい流れ 環境省
- ^ 責任投資原則 日本語訳 [リンク切れ]
- ^ Signatories to the Principles for Responsible Investment [リンク切れ]
- 1 責任投資原則とは
- 2 責任投資原則の概要
- 3 関連項目
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