古事記
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本文目次
序
上巻
- 天地開闢
天地 ()の創成、天地の初め - 特別な天つ神と神世七代
伊邪那岐命 ()と伊邪那美命 ()- 天照大神と
須佐之男命 ()- アマテラスとスサノオの誓約
- スサノオノミコトの神逐
- 天岩戸
大気都比売神 ()、オオゲツヒメ八岐大蛇 ()- スサノオの神裔
大国主神 ()- 葦原中国平定
建御雷神 ()と事代主神 ()と建御名方神 ()- 大国主の国譲り
邇邇芸命 ()- 火遠理命(ほおりのみこと)
中巻
神倭伊波礼毘古命 ()神武天皇神沼河耳命 ()綏靖天皇師木津日子玉手見命 ()安寧天皇大倭日子鍬友命 ()懿徳天皇御真津日子可恵志泥命 ()孝昭天皇大倭帯日子国押人命 ()孝安天皇大倭根子日子賦斗迩命 ()孝霊天皇大倭根子日子国玖琉命 ()孝元天皇若倭根子日子大毘々命 ()開化天皇御真木入日子印恵命 ()崇神天皇伊久米伊理毘古伊佐知命 ()垂仁天皇大帯日子於斯呂和気天皇 ()景行天皇若帯日子天皇 ()成務天皇帯中日子天皇 ()仲哀天皇品陀和気命 ()応神天皇
下巻
大雀命 ()仁徳天皇伊邪本若気王 ()履中天皇墨江中王 ()の反逆水歯別王 ()と曾婆可理 ()
水歯別命 ()反正天皇男浅津間若子宿禰王 ()允恭天皇- 后妃と御子
- 氏姓の制定
軽太子 ()と軽大郎女 ()
穴穂御子 ()安康天皇大長谷若建命 ()雄略天皇白髪大倭根子命 ()清寧天皇志自牟 ()の新室楽 ()- 歌垣
袁祁之石巣別命 ()顕宗天皇意祁命 ()仁賢天皇小長谷若雀命 ()武烈天皇袁本杼命 ()継体天皇広国押建金日王 ()安閑天皇建小広国押楯命 ()宣化天皇天国押波琉岐広庭天皇 ()欽明天皇沼名倉太玉敷命 ()敏達天皇橘豊日王 ()用明天皇長谷部若雀天皇 ()崇峻天皇豊御食炊屋比売命 ()推古天皇
注釈
- ^ 「高天原(たかまがはら)」は、『古事記』のほかでは、神道において唱される「祝詞」でも多用される。
- ^ 『古事記』『日本書紀』『万葉集』に祭神の記載がある神社は、伊勢神宮、住吉神社、出雲大社、大神神社などに限られている。10世紀に編まれた『延喜式神名帳』においても、一部は社名や鎮座地などから主祭神を類推できるが、多くは地名社のみで祭神は不明である。詳細は祭神を参照。
- ^ 本来、仮名遣とは現代仮名遣いの「お」と「を」のように同音のものを異なる文字で書き分けることであるが、上代の文献に見られる万葉仮名の特殊な使い分けの場合は音韻の違いを表しているので特殊仮名遣と呼んでいる。通説によれば、上代日本語は、キヒミ・ケヘメ・コソトノモヨロの13音節とこれらの濁音節がそれぞれ甲乙の二類に書き分けられている。ただし、「モ」の書き分けは記紀のみにみられるものである。
- ^ もともと『古事記』を所蔵していたのは真福寺(岐阜県羽島市)であったが、徳川家康の命により、真福寺の一院である「宝生院」が名古屋城下に移転させられた際に、写本も同時に移転となった。これが現在の大須観音である。詳細は当該項目を参照。
- ^ 1997年、ハワイ大学のジョン・ベントリーが修士論文 で日本書紀β群においてもモ甲乙とホ甲乙が区別されていることを指摘し(Mo and Po in Old Japanese (2005))、マーク・ヒデオ・ミヤケもこれを支持(Old Japanese: a phonetic reconstruction (2003, p. 258)。近年ではアレクサンダー・ボビンもこれを認めている(A Descriptive and Comparative Grammar of Western Old Japanese (2005))。国内でも2005年に犬飼隆がこれを支持する研究成果を成書で発表した(上代文字言語の研究, p. 121–156)。
- ^ 畿内の大族の氏姓を記録した『新撰姓氏録』に稗田氏についての記録はない。
- ^ 太字引用者
- ^ 注記:白文。荒山慶一入力。
- ^ 白文、『訂正古訓古事記』が底本で誤り多し、(FireFoxを推奨). 岡島昭浩入力。
出典
- ^ a b c 「解説」(古事記・角川 2002, pp. 275–284)
- ^ a b 「一 古事記」(キーン古代1 2013, pp. 58–106)
- ^ 山口佳紀・神野志隆光校訂・訳 『日本の古典をよむ(1) 古事記』 小学館、2007年(平成19年)、3頁。ISBN 978-4-09-362171-7。
- ^ “奈良・田原本町の歴史知って 「古事記と太安万侶」出版”. 産経ニュース (2014年11月12日). 2021年2月6日閲覧。
- ^ “日本の神話(1):大和王権が語る“歴史の起源””. nippon.com (2019年6月25日). 2021年2月7日閲覧。
- ^ “『日本書紀の誕生: 編纂と受容の歴史』(八木書店) - 編集:遠藤 慶太,河内 春人,関根 淳,細井 浩志 - 河内 春人による本文抜粋”. ALL REVIEWS (2020年11月18日). 2021年1月3日閲覧。
- ^ 斎藤英喜 2012, pp. 16–23.
- ^ 「第一章 神話と叙事詩の時代 四 日本紀、祝詞、風土記」(西郷信綱 2005, pp. 47–58)
- ^ 「第一章 古代 三 万葉の世紀」(小西甚一 1993, pp. 32–44)
- ^ 「序 日本文学のジャンル」(キーン古代1 2013, pp. 11–12)
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- ^ 関根淳 2020, pp. 14–16.
- ^ 笹川尚紀「帝紀・旧辞成立論序説」『史林』第83巻3号、2000年(笹川尚紀 2016)
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- ^ 青木周平 1988, pp. 14–19.
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- ^ 斎藤英喜 2012, pp. 58–77.
- ^ 斎藤英喜 2012, pp. 87–91.
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- ^ 宝賀寿男「稗田阿禮の実在性と古事記序文」『古樹紀之房間』、2015年。
- ^ 荊木美行「"日本書紀"とはなにか」『日本書紀の成立と史料性』燃焼社、2022年、67-68・73頁。(原論文:『古典と歴史』第10号、2021年)
- ^ 高橋憲子 2013.
- ^ 三成清香 2013.
- ^ 【古代天皇誌】仁賢天皇 後継の兄は石上広高宮で即位産経WEST(2013年7月2日)2019年10月22日閲覧
- ^ 万葉神事語辞典「しきしま 磯城島 Shikishima」國學院大學デジタルミュージアム(2019年10月22日閲覧)
- ^ 校訂古事記(本居豊頼, 井上頼国, 上田万年校訂 : 荒山慶一入力)
- ^ 古事記本文(日本文学等テキストファイル/岡島昭浩入力所収)
- ^ 『現代語訳 古事記』:旧字新仮名 - 青空文庫
- ^ 梵舜筆『古事記』上巻
- ^ 梵舜筆『古事記』中巻
- ^ 梵舜筆『古事記』下巻
- ^ 本居宣長訓『古訓古事記』3巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』上巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』中巻
- ^ 荷田春満訓点『古事記』下巻
- ^ 『古事記』巻上
- ^ 『古事記』巻中
- ^ 『古事記』巻下
- ^ 幸田成友校訂『古事記』
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