話者分布とは? わかりやすく解説

話者分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 18:50 UTC 版)

アルバニア語」の記事における「話者分布」の解説

アルバニア語は約600万人によって話されており、そのうち350万人アルバニア国内で、それ以外では主にコソボマケドニア共和国モンテネグロセルビアギリシャ北西部話されている。また南イタリアシチリア島においては25万人によって話されている。これらのイタリア領では15世紀頃に移住したアルバニア人であるアルベレッシュが中心となってアルバニア語コミュニティーがかたちづくられた。現代では国外移住者によってブルガリア・ルーマニア・ウクライナをはじめアメリカ・オーストラリアにも幾つかの小規模な話者グループ形成されアルバニア語話されている。

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話者分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 08:57 UTC 版)

フランス語」の記事における「話者分布」の解説

詳細は「フランス語圏」を参照 フランス語母語話者とする人々多数派占めるのはフランス一国のみである。ただし、いくつかのにおいてはフランス語母語話者大きな勢力持っているまた、フランス国内において本来フランス語母語とする地域は北フランス限られており、南フランスの広い地域話されるオック語筆頭に、ブルターニュ半島話されるケルト語系ブルトン語アルザス話されるドイツ語系のアルザス語コルシカ島話されるイタリア語系のコルシカ語など、系統異ないくつかの地方言語存在する。ただしフランス政府はもっとも早く言語政府の手構築してきた国家であり、フランス革命後一貫してフランス語フランスにおける唯一の言語であると規定してきた。こうしたことから、教育はじめとして国家による強力なフランス語普及政策がとられ、上記各言語地域においても現代ではほとんどフランス語話されるようになってきている。ただし、19世紀後半までオック語復権運動フェリブリージュ」などが行われてきており、現在はこの状況には地方言語保護観点から批判根強いフランス以外でもっともフランス語母語話者割合大き国家ベルギーであり、フランス語話者でありベルギー南部居住するワロン人人口31%を占めている。ベルギーにおいては北部住みオランダ語方言を話すフランドル人人口60%を占めており、ワロン人との間には言語戦争呼ばれる深刻な言語対立状況存在する。この対立背景にしてベルギー南北連邦国家となっており、南部ワロン地域大部分フランス語共同体形成している。また、首都ブリュッセル言語境界線北側にあるもののフランス語話者人口が8割を占めており、ブリュッセル首都圏地域として2言語併用の独自地域となっている。ついでフランス語話者割合が高い国家スイスである。スイス人のうちフランス語母語話者は20.38%を占め64%を占めドイツ語話者に次ぐ勢力持っているスイスフランス語話者国土西部集中しており、ジュネーヴ州ヴォー州ヌーシャテル州ジュラ州4つカントンフランス語話者多数占める州としてフランス語公用語としている。また、言語境界線両側にまたがるフリブール州およびヴァレー州は、フランス語ドイツ語の両言語公用語としている。スイス多言語主義をとる国家であり、連邦公用語ドイツ語フランス語イタリア語の3言語、それに国語としてロマンシュ語加えた4つ言語採用している。ヨーロッパ大陸においてフランス語母語話者大きな勢力を持つのはこの3か国である。 このほか、フランス語母語話者大勢力を持つ国としてはカナダがある。フランス語母語話者カナダ総人口22%を占め無視できない勢力持っている。特にフランス語話者集中しているのは東部ケベック州であり、連邦においては英語とフランス語がともに公用語とされているものの、ケベック州公用語フランス語のみとなっており、積極的な保護政策がとられている。この言語対立背景にしばしば独立運動繰り広げられるフランス語母語話者大きな勢力を持つのは上記地域限られるが、そのほか地域においてもかつてフランス広大なフランス植民地帝国持っていた関係で、旧植民地においてフランス語公用語とする国々数多く29か国において公用語地位占めている。もっともフランス語公用語化されている地域アフリカであり、旧フランス領地域においてはセネガルギニアマリコートジボワールブルキナファソトーゴベナンニジェールチャド中央アフリカカメルーンガボンコンゴ共和国コモロマダガスカルジブチにおいてフランス語公用語となっている。旧フランス領のほか、同じくフランス語公用語とするベルギー植民地であったコンゴ民主共和国およびブルンジフランス語公用語とする。一方、旧フランス領においても北アフリカ属すモーリタニアモロッコアルジェリアチュニジアにおいてはフランス語公用語となっていない。これは、これらの国々人口大部分占めアラブ人母語であるアラビア語大言語であり公用語化に耐えうる言語であったため、独立急速にアラビア語への公用語切り替えが行われたためである。ただしこれらの国々においても、特にエリート層はフランス語自由に使いこなせる者が多く準公用語文化言語として広く国内通用する。特にアルジェリアでは、1,200万人前後フランス語常用するfr:Langues en Algérie参照)。また、ベルギー領であるルワンダ長らくフランス語公用語としていたものの、ルワンダ虐殺発生後フランスとの関係急速に悪化し2009年に英語を公用語追加して以降教育言語を英語に変更するなど急速に英語の公用語化を進めている。また、セーシェルモーリシャスナポレオン戦争以後イギリス領となっていたものの、それ以前フランス領であり、その時代に入植した人々その後残留したため、社会指導層フランス語話者占めており、両国とも共通語フランス語となっている。また、国内でもっとも通用する言語それぞれフランス語系のクレオール言語であるセーシェル・クレオール語モーリシャス・クレオール語である。このほか、フランス海外県であるマヨットおよびレユニオンフランス語公用語としており、レユニオン日常語フランス語系のクレオール言語であるレユニオン・クレオール語となっている。 新大陸においては上記カナダ以外にはハイチ唯一フランス語公用語とする国家である。またハイチにおいては一般市民の日常語もフランス語系のクレオール言語であるハイチ語となっている。また、公用語ではないが旧フランス領であるルイジアナ州南西部中心にケイジャン・フランス語呼ばれるフランス語一派を話す人々存在する小アンティル諸島点在するグアドループマルティニークサン・マルタンサン・バルテルミー島、および南アメリカ大陸フランス領ギアナフランス語公用語とする。 オセアニアにおいては、かつてイギリスフランス共同統治領であったバヌアツフランス語公用語ひとつとしている。また、フランス海外領であるニューカレドニアおよびフランス領ポリネシアタヒチ島など)、ウォリス・フツナフランス語公用語としている。アジアにおいてはフランス領であるベトナムラオスカンボジアの3国において公用語現地語化されてフランス語がほぼ通用しなくなっているが、わずかにレバノンにおいてはやや通用し準公用語的な扱い受けている。 こうしたフランス語話者言語共同体フランコフォニー呼ばれ1970年フランコフォニー国際機関設立され1986年には加盟国首脳参加するフランコフォニー・サミット2年一度開催されるうになるなど、フランス語圏諸国協調図られている。ただしフランコフォニー国際機関にはエジプトギリシャルーマニアどのように国内にほとんどフランス語話者存在しない国家加盟しており、逆にフランス語話者の多いアルジェリア参加していないなど、フランコフォニー国際機関加盟国フランス語圏とは必ずしも言えない

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チュヴァシ語」の記事における「話者分布」の解説

チュヴァシ共和国出身ロシア詩人ゲンナジイ・アイギ1934年 - 2006年)はチュヴァシ語ロシア語詩作することで有名。最近はチュヴァシ共和国内でもチュヴァシ語話せない人が多い。

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オイラト語」の記事における「話者分布」の解説

オイラト語主な話者はロシア連邦カルムイク共和国モンゴル国西部(ホブド・アイマク及びオブス・アイマク)、中国新疆ウイグル自治区青海省甘粛省暮しているオイラト族である。 カルムイク共和国人口半数カルムイク人占めている。彼らは1630年代内戦避けてボルガ川流域移動したオイラト族トルグート部末裔である。ロシア連邦においてオイラト族オイラト語はひとつの民族、ひとつの言語みなされカルムイク人カルムイク語呼ばれるカルムイク共和国においてオイラト語ロシア語と並ぶ公用語であり、キリル文字による書き言葉持っているモンゴル国中国では、オイラト族モンゴル民族含まれ独立した一つ民族してみなされていない。しかし、元来オイラト族文化習慣などはモンゴル民族違いがある。オイラト語行政それぞれの国における標準語モンゴル国ではモンゴル語ハルハ方言中国ではモンゴル語チャハル方言標準語基礎としている)に対す方言とされており、実際それぞれの標準語影響受けた中間的な言語(または方言)に変質している。モンゴル国及び中国オイラト語話者書き言葉としてはそれぞれの標準語用いるが、唯一新疆ウイグル自治区オイラト族1648年モンゴル文字を基に作られトド文字用いたオイラト語書き言葉、すなわちオイラト文語用いる。現在学機関におけるオイラト文語教育なくなりモンゴル文字によるモンゴル語文語学ばれるようになっているが、新聞雑誌書籍などでは現在もオイラト文語使用されている。 地域文語文字口語標準語カルムイク共和国 カルムイク語キリル文字カルムイク語 中国新疆ウイグル自治区 オイラト文語トド文字中国青海省甘粛省 オイラト語派はRedbook載る危機言語であり、街中でも聞くことはまれである。ロシア構成共和国であるカルムイク共和国首都にあるカルムイク大学にはカルムイク語文化学科がありオイラト語教え学生育ててはいるが、彼らの普段会話からもオイラト語聞くことはまれというのが21世紀初めの状態である。 カルムイク共和国モンゴル国中国におけるオイラト語文化的に一つ言語圏をなしてはおらず発音文法・語彙の面において差異認められ得る。

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スロバキア語」の記事における「話者分布」の解説

スロバキア語は、スロバキア共和国でおよそ500万人使用している。国外では、アメリカで移民中心に50万人使用しているほか、チェコ32万人ハンガリー11万人セルビアで8万人ルーマニア22,000人、ポーランド2万人、カナダ2万人、オーストラリアウクライナブルガリアクロアチアなどに各5,000人ずつ存在する。またロシアその他の国にも少数存在するスロバキア語は、スロバキア共和国公用語であるほか、セルビアヴォイヴォディナ自治州でも公用語ひとつになっている。スロバキア語話者伝統的に存在する地域は、現在のスロバキア領有していた旧ハンガリー王国全域わたっており、スロバキアハンガリーのほかにセルビアヴォイヴォディナ自治州ルーマニアウクライナザカルパッチャ州などがこれに含まれる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 15:10 UTC 版)

ベンガル語」の記事における「話者分布」の解説

ベンガル語母語話者概算分布(概算で約2億6100万人) バングラデシュ (61.3%) インド (37.2%) その他 (1.5%) ベンガル語母語とする話者母語話者第一言語話者)は、バングラデシュインド西ベンガル州中心とした地域ベンガル地方)に分布するベンガル語母語話者が最も多いのはバングラデシュであり、母語話者全体の61.3%を占める。バングラデシュ国内ベンガル語母語話者同国人口90%以上、2009年データでは98.74%に達するが、これを母語としない少数民族もほぼ全員ベンガル語母語とのバイリンガルである。2001年バングラデシュセンサスによると、同国内のベンガル語話者は約1億1000万人である。 ベンガル語母語話者次に多いのはインドであり、母語話者全体の37.2%を占める。2001年インドセンサスによると、同国内のベンガル語話者は約8300万人である。これは、インド国内においてもヒンディー語次いで使用人口は2位となる数字である。その内訳は絶対数が多い順に、西ベンガル州が約6800万人アッサム州700万人ジャールカンド州260万人トリプラ州210万人である。とりわけ西ベンガル州は州人口85%がベンガル語第一言語とする。バングラデシュの東に位置するトリプラ州では、ベンガル語話者が州全体人口の約3分の2占める。アッサム州では州人口3分の1ジャールカンド州ミゾラム州では10分の1ベンガル語第一言語とする。 このほかの国家居住するベンガル語母語話者全体1.5%を占め北米イギリスペルシア湾諸国ネパールパキスタンなど南アジアに、かなり規模大きベンガル語話者ディアスポラコミュニティがある。ロンドンタワーハムレッツ区には、ブリック・レイン通り英語版)を中心にベンガル語話者集住するコミュニティがある。日本にもベンガル語話者が15000人ほど居住している。正確な見積もり難しいが、21世紀前半現在の時点母語話者人口が2億人を超えることは確実であり、ベンガル語第二言語として話す人口5000万人トータル話者数は3億人に迫る。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:21 UTC 版)

アルメニア語」の記事における「話者分布」の解説

アルメニア人多く多く国々離散しているため、アルメニア語話者総数ははっきりとつかめていない一説には合計700万人話者がおり、その内およそ300万人以上がアルメニア国内とされている。また、アルメニア共和国内も含めてアルメニア人多言語話者であることが多いといわれる

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 15:41 UTC 版)

ポルトガル語」の記事における「話者分布」の解説

ポルトガル語話される地域 国または地域母語話者話者人口 (2005年)アフリカ州アンゴラ 60% 約80% 11,190,786 カーボベルデ 4% 72% 418,224 ギニアビサウ 不明 14% 1,416,027 モザンビーク 9% 40% 19,406,703 サントメ・プリンシペ 50% 95% 187,410 赤道ギニア 50% 95% 523,040 非公式: ナミビア 20% 20% 2,030,692 南アフリカ共和国 2% 2% 44,344,136 アジア州日本 0 0.21% 127,214,499 東ティモール 不明 15% 1,040,880 中華人民共和国マカオを含む) 2% 3% 1,395,380,000 非公式: ダマンディーウ, インド 10% 10% 不明 ゴア, インド 3-5% 5% 不明 ヨーロッパ州ポルトガル 100% 100% 10,566,212 非公式: ルクセンブルク 14% 14% 468,571 アンドラ 4-13% 4-13% 70,549 フランス 2% 2% 60,656,178 スイス 2% 2% 7,489,370 アメリカ州ブラジル 98-99% 100% 194,000,000 非公式: パラグアイ 7% 7% 6,347,884 バミューダ 4% 4% 65,365 ベネズエラ 1-2% 1-2% 25,375,281 カナダ 1-2% 1-2% 32,805,041 オランダ領アンティル 1% 1% 219,958 アメリカ合衆国 0.5-0.7% 0.5-0.7% 295,900,500 ^ a b 公式統計モザンビーク - 1997年; アンゴラ - 1983年 ^ ポルトガル語ピジン言語簡易ポルトガル語共通語として部族とのやり取り使われている。アンゴラ人の30%はポルトガル語のみを解するモノリンガルである。他の国民もポルトガル語第二言語とする。 ^ a b c ポルトガル語クレオール言語話者数 ^ a b c d e f 政府カトリック教会による予測 ^ ポルトガル語クレオール言語話者大部分 ^ a b c 公的なポルトガル語教育 ^ a b c d e f g h i j 移民人数から ポルトガル語母語とする人口は、約2億5000万人である。ポルトガル人口1000万程度だが、約2億人の人口抱えブラジル公用語になっているため、話者人口は多い。81%(約2億人)がブラジル国内で、残りの5,000万人は、ポルトガルおよびその旧植民地分布し世界で7番目または8番目に大きな話者人口有する複数大陸またがって話される数少ない言語1つでもある。現在ポルトガル語公用語としているのは、以下の諸国地域である。 ヨーロッパ ポルトガル 南アメリカ ブラジル アフリカ アンゴラ カーボベルデ ギニアビサウ サントメ・プリンシペ モザンビーク 赤道ギニア この6か国は、ポルトガル語公用語アフリカ諸国Países Africanos de Língua Oficial PortuguesaPALOP)と総称される。ただし赤道ギニアについては主要公用語スペイン語だが、ポルトガル領であった歴史もある事や赤道ギニア属すアンノボン島がかつてポルトガルの植民地であった事と島民ポルトガル語を話す事などから2007年ポルトガル語公用語追加された。 アジア 東ティモール マカオ 上記ポルトガル語公用語とする国及びポルトガル語話者非常に多い地域合わせてルゾフォニアポルトガル古称であるルシタニアからとられた言葉で、「ルシタニア語ポルトガル語)の世界」を指す)と呼ばれ1990年代以降ポルトガル主導のもとで連携強めている。ポルトガル語公用語とする国家のうち、マカオ赤道ギニアを除く8カ国は1996年ポルトガル語諸国共同体結成し政治・経済文化各面での協力及びポルトガル語普及において協力体制構築している。2006年第1回大会マカオ開催され以降4年1度開催されているポルトガル語圏競技大会などの交流盛んに行われている。ポルトガル語による文学も盛んであり、多く文学作品輩出されている。ポルトガル語書かれ作品対象ポルトガルとブラジル共同選出するカモンイス賞は、ポルトガル語世界において最も権威のある文学賞であるとされる。 ほかにカリブ海諸島ポルトガル語公用語アフリカ諸国などにおいてはポルトガル語現地諸言語接触し形成されクレオール諸語 (Crioulos) が、ポルトガル語並んで話される地域もある。こうしたポルトガル語ベースとしたクレオール言語としては、オランダ西インド諸島アルバ島ボネール島、そしてキュラソー島ABC諸島)で話されるパピアメント語や、カーボベルデカーボベルデ・クレオール語ギニアビサウギニアビサウ・クレオール語サントメ・プリンシペフォロ語ンゴラ語、プリンシペンセ語、赤道ギニアのアノボネセ語、マカオマカオ語などがある。このほか、欧州連合の公用語としても扱われている。 ポルトガル語最も近い主要言語隣国スペイン語である。ポルトガル1129年レオン王国から独立した国家であり、現在のポルトガル語祖先は、ドウロ川以北ポルトガル北部と、隣接するスペイン北西部ガリシア地方にあたる古代ローマ属州ガラエキアで話されていた俗ラテン語である。したがってガリシア州話されているガリシア語とは極めて近い関係にある。現在、ガリシア語ガリシア州公用語となっており、ポルトガル語との、特に北部ポルトガル話されているポルトガル語との差異小さい。ただし、16世紀以降ポルトガル中心地域はポルトガル北部から首都リスボン中心とするポルトガル中南部へと移り、この過程現在のポルトガル語の祖形が成立した。現在、イベリアポルトガル語標準ポルトガル中南部方言基づいている。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 01:19 UTC 版)

スペイン語」の記事における「話者分布」の解説

スペイン語国連6つ公用語(他は英語、フランス語ロシア語中国語アラビア語)の一つであり、スペイン始めブラジルを除く中南米18か国、北米1か国、アフリカ2か国、計21か国における公用語である。スペイン語公用語である国・地域以下の通りヨーロッパ スペイン 北アメリカ メキシコ 中央アメリカ グアテマラ ホンジュラス エルサルバドル ニカラグア コスタリカ パナマ カリブ海地域 キューバ ドミニカ共和国 プエルトリコ米国自由連合州南アメリカ ベネズエラ コロンビア エクアドル ペルー ボリビア パラグアイ チリ アルゼンチン ウルグアイ アフリカ 赤道ギニア 西サハラ なお、スペインではカタルーニャ州バレンシア州バレアレス諸島州ではカタルーニャ語バレンシア州ではバレンシア語)が、バスク州ナバーラ州一部ではバスク語が、ガリシア州ではガリシア語が、スペイン語同様に地方公用語として認められている。 南北アメリカ大陸では、メキシコ以南21国・地域のうち16か国がスペイン語公用語としており、先住民族含め人口大半スペイン語を話す。加えて、英語を唯一の公用語とするベリーズにおいても最も話されている言語スペイン語である。カリブ海地域西インド諸島)でスペイン語公用語としているのはキューバドミニカ共和国プエルトリコだが、人口では過半数占める。これら、メキシコ以南スペイン語圏と、ポルトガル語公用語とするブラジル場合によってはハイチなどのフランス語圏国・地域総称してラテンアメリカと呼ぶ。 また、米国ではかつて南西部一帯メキシコであった関係でスペイン語地名各地残っており、ニューメキシコ州ではスペイン語事実上公用語となっている。中南米スペイン語圏諸国ルーツに持つ米国人は「ヒスパニック」、もしくはラティーノ」(ラテン系米国人)と呼ばれメキシコ領時代から存在していたものの、近年急速にヒスパニック移民増加したその結果米国では事実上公用語の英語に加えヒスパニック割合の高いカリフォルニア州フロリダ州テキサス州などではスペイン語第二言語となりつつある。この状況受けて、英語が母語米国人中でもスペイン語を学ぶ人が急増している。 フィリピン1898年までスペイン領であった関係もあり、特に上流階級の間でスペイン語使われていたが、1986年公用語から外された。とはいえ、現在でも主にカトリック文化などの関係でスペイン語単語多数フィリピン人日常生活使われているだけでなく、タガログ語などでスペイン語からの借用語多くみられるほか、チャバカノ語のようにスペイン語を基にしたクレオール言語見られるマリアナ諸島チャモロ語は、スペインによる征服時に言語的にスペイン語圧倒された。スペイン語から非常に多く借用語取り入れたのみならず固有の数詞放棄しスペイン語由来数詞用いている。 旧スペイン植民地西サハラスペインに近いモロッコでも話されている。

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