話者の分布とは? わかりやすく解説

話者の分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/08 03:51 UTC 版)

チャバカノ語」の記事における「話者の分布」の解説

チャバカノ語話者は、主にサンボアンガ半島突端サンボアンガ市およびその対岸バシラン島集中する。またサンボアンガ半島サンボアンガ・デル・スル州サンボアンガ・シブガイ州サンボアンガ・デル・ノルテ州いくつかの地域でも話される。さらにミンダナオ島西部コタバト市ミンダナオ島南東部ダバオ市ルソン島マニラ南西にあるカヴィテ州カヴィテ市およびテルナテ町(英語版)にも話者がいる。2000年の国勢調査ではフィリピン国内には607,200人のチャバカノ語話者がいた。サンボアンガ市77万人主な言語チャバカノ語であるため、実際に話者数国勢調査数字上回る可能性もあり、また北アメリカラテンアメリカなど国外移住したチャバカノ語話者の数はここには含まれていないチャバカノ語話者フィリピンのみならずマレーシアサバ州ボルネオ島北東部)のセンポルナ英語版)の町にも存在するサバ州は、サンボアンガ半島およびバシラン島と距離が近く19世紀後半までスールー王国支配ボルネオ北部へも伸びるなど、ミンダナオ島南西部スールー諸島とは密接な関係にあったサンボアンガ半島からスールー諸島に住むタウスグ人(英語版)・サマール人(英語版)(バンギギ人)、主にバシラン島に住むヤカン人(英語版)などムスリム諸民族にもサンボアンガ・チャバカノ語話者はおり、スールー州タウィタウィ州にかけてチャバカノ語ムスリム分布している。 チャバカノ語は、話される地域、およびその地域住んでいた被支配民族基層言語によりいくつか分けられるタガログ語が基になり生まれたチャバカノには、カヴィテ周辺のカヴィテーニョ(Caviteño)、テルナテ町周辺のテルナテーニョ(Ternateño)、および現在では死語となったマニラエルミタ地区のエルミターニョ(Ermitaño)がある。セブアノ語が基になったチャバカノには、サンボアンガ市のサンボアンゲーニョ(Zamboangueño / Chavacano de Zamboanga)、ダバオ市のダヴァオエーニョ(Davaoeño)、コタバト市のコタバテーニョ(Cotabateño)がある。これらのうちサンボアンゲーニョは話者が最も多くサンボアンガ市主たる言語にまでなっている。サンボアンガなどではチャバカノ語教育・書籍・新聞・テレビ・ラジオなどにも用いられている。

※この「話者の分布」の解説は、「チャバカノ語」の解説の一部です。
「話者の分布」を含む「チャバカノ語」の記事については、「チャバカノ語」の概要を参照ください。


話者の分布

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/16 15:34 UTC 版)

ラギャ語」の記事における「話者の分布」の解説

以下の郷・鎮話者存在する金秀鎮:金秀白沙、六拉、昔地、長灘、長二、寨保、楊柳六段将軍、三片、田村、劉社村孟村、美、金金田、羅夢 長洞郷:長洞、古放、平道道江滴水、容洞 三角郷:六定 忠良郷:嶺祖、巴勒 羅香郷:平竹

※この「話者の分布」の解説は、「ラギャ語」の解説の一部です。
「話者の分布」を含む「ラギャ語」の記事については、「ラギャ語」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「話者の分布」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「話者の分布」の関連用語

話者の分布のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



話者の分布のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのチャバカノ語 (改訂履歴)、ラギャ語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS