ゲンナジイ・アイギとは? わかりやすく解説

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アイギ【Gennadiy Nikolaevich Aygi】

読み方:あいぎ

[1934〜2006ロシア詩人少数民族チュバシ人で、初期にはチュバシ語詩作したが、パステルナークのすすめにより、ロシア語でも詩作はじめた難解な作風ながら、西欧中心に評価が高い。詩集「庭の」「いまやいつも」など。


ゲンナジイ・アイギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/29 13:39 UTC 版)

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ゲンナジイ・ニコラエビッチ・アイギ

ゲンナジイ・ニコラエビッチ・アイギラテン文字Gennadiy(Gennadii) Nikolaevich Aygiチュヴァシュ語: Геннадий Николаевич Айхиロシア語: Геннадий Николаевич Айги1934年8月21日 - 2006年2月21日)は、ロシア連邦(旧ソビエト社会主義共和国連邦)のチュヴァシ共和国シャイムルジノ村出身の詩人チュヴァシ人

人物

父親がロシア語教師、また一説には母方の祖父は村最後のシャーマンだったといい、少年時代からチュヴァシ語とロシア語のバイリンガルとして育つ。初めチュヴァシ語で詩を書くが、ゴーリキー大学在学中にパステルナークらに詩才を認められ、ロシア語での本格的な詩作活動に入る。後に同大学を除名され、以降マヤコフスキー博物館学芸員となる。チュヴァシ語とロシア語で作品を発表しているが、ロシアでアイギのロシア語作品が本格的に紹介される様になったのは1996年からのことである。それまではフランスドイツ東ヨーロッパ諸国で紹介されていた。複雑な隠喩とイメージを駆使する実験的な作風は象徴派に通じ、「ヴォルガのマラルメ」の異名を取る。扱うテーマ群から「沈黙と静寂の詩人」とも呼ばれる。1993年ストルガ詩の夕べ金冠賞受賞。

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