エカテリーナの愛人たちとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > エカテリーナの愛人たちの意味・解説 

エカテリーナの愛人たち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 03:45 UTC 版)

エカテリーナ (テレビドラマ)」の記事における「エカテリーナの愛人たち」の解説

セルゲイ・ヴァシリエヴィチ・サルトゥイコフ公爵 - リナール・ムハメトモフ エカテリーナ第一愛人エカテリーナより3歳年上で、パーヴェル・ペトロヴィチ大公(後のパーヴェル1世)の父親ではないか噂されている。 ロマノフ家血を引く名門貴族出身豪放磊落遊び人エリザヴェータに「私に欲情した事は?」と問われ「罪な事ですが、何度も」と答えるつわ者である。 ドイツからペテルブルクへ向かっていた馬車横転事故からエカテリーナ救出、彼女に王子様助けてくれた」と勘違いされる。フョードロヴィチの友人でもある。 その後結婚しロシア大使としてウィーン駐在していたが、7年後帰国エリザヴェータ主催仮面舞踏会で酒を飲みながらエカテリーナモーションをかける皇太子妃とはいえ未だ処女純真だったエカテリーナは本気で受け止め、胸をときめかせる。その後何としてもエカテリーナ跡継ぎを産ませよう策略巡らせるエリザヴェータ呼ばれエカテリーナ肉体関係を持つよう、遠まわし命じられる。そしてエカテリーナ馬車郊外に連れ出しあなたに一目惚れしいました」と言葉巧み誘惑初めての経験夢見心地になったエカテリーナ横転事故時の宿に連れ込む。処女捧げたエカテリーナはすぐに妊娠し待望男児・パーヴェル・ペトロヴィチ大公出産する。するとエリザヴェータによって今度ハンブルク駐在命じられロシア離れることになり、取り縋るエカテリーナ突き放して立ち去ったハンブルクで妻と暮らしながらエカテリーナと「息子」の事を少しは気にしていたようで、妻が語るロシアから伝わってくるゴシップ関心見せていた。 エカテリーナクーデター勝利した際に帰国しエカテリーナ前に現れるパーヴェルが眠るベッド傍らで、オルロフとの息子アレクセイ揺り籠揺らしながら「なぜ来たの?」と問う白い夜着姿のエカテリーナに「私の居場所あなたと息子の側です」と復縁求めるような事を言うが、「7年遅すぎよ!あなた"臣下"でしょ?"臣下"は命令に従うものよ!」と険のある言葉拒絶され黙って立ち去る6年後、エカテリーナ彼の死を親戚筋の者から偶然耳にするのだった。 それでもエカテリーナにとってサルトゥイコフは特別な存在であったらしく、彼のミニチュア肖像画入ったロケットペンダント即位後も持ち続けていたことがシーズン2明かされるエカテリーナソフィア語った話では、エリザヴェータ侍女とサルトゥイコフを結婚させ、新婚であるのに彼とエカテリーナ煽ったという事である。その際ソフィアパーヴェルはフョードロヴィチによく似ているが、見た目はサルトゥイコフに似ており、結局は両方似ていると言ったエカテリーナは、サルトゥイコフは15年連れ添った妻との間に子供一人生まれなかったと言いパーヴェル父親はフョードロヴィチである可能性否定できない事を匂わせた。 スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ公爵 - アレクセイ・ヴォロビヨフシーズン1) → マルティン・ステック(シーズン2エカテリーナ第二愛人エカテリーナより3歳年下で、ペテルブルク駐在ポーランド公使若さもあって、やや向こう見ずな性格アンナ・ペトロヴナ大公女(ロシア語版ポーランド語版)の父親。後に最後ポーランド国王アウグスト2世在位1764年1795年)となる。 エカテリーナ第一愛人だったセルゲイ・サルトゥイコフ公爵ハンブルク去った2年後サンクトペテルブルク駐在ポーランド公使として赴任したところ、宰相アレクセイ・ペトロヴィチ・ベストゥージェフ伯爵の目に留まり彼の紹介エカテリーナ出会う。 まだ若い彼はエカテリーナ稚拙な恋文送りメイド制止にも関わらずエカテリーナ私室入り込んで関係を持つ。翌朝、「新鮮なキュウリのように元気さ」と発言すると、エカテリーナも"私のキュウリさん"と呼んで嬌声をあげる。その様子をエカテリーナ寝室隣接した隠し部屋から目撃していた秘密警察長官・シュヴァーロフの手下は報告書に"Е(エカテリーナイニシャル)+キュウリ氏"と書いて報告したが、キュウリ氏としていたポニャトフスキ正体分からず上司怒り買ったその後エカテリーナ逢瀬重ねていたが、エリザヴェータ差し金帰国させられるエカテリーナ彼の子妊娠しており、クーデター関与嫌疑やフョードロヴィチによる暴力をくぐり抜けアンナ・ペトロヴナ大公女(ロシア語版ポーランド語版)を産む。しかしアンナは僅か2歳夭逝してしまいエカテリーナ悲しみ打ちひしがれるエカテリーナ即位後、ポーランド国王としてロシア訪問向こう見ずな性格そのままに、強引に宮殿乗り込んで来る。歳を重ねたせいか気障さに磨きかかっており、エカテリーナ馴れ馴れしく甘い言葉囁いて復縁を迫る。亡きアンナの墓に花を供えさせて欲しいとも言いエカテリーナの胸に過去悲しみ一瞬かすめさせるが、ポーランド軍緩慢な戦いぶりと、オスマン帝国密約交わした事を首を絞めて咎められ、「嘘をついたらあなたの王冠取り上げて私の便座の上に置くわよ」と強制的な退位まで示唆される。そこへ戦場から帰還したオルロフ現れ、酷い侮辱受けたことから、彼が皇帝になれば全てを失うと危機感を持つ。そして、密かに近づいてきたパーニンから、金と引き換えオルロフ即位阻止協力して良い提案される。金はあるが秘書クシシュトフ目を光らせているため難しと言うとパーニンは「秘書はやがて行方不明になるだろう」と暗殺暗示する程なくして人里離れたの上から黒布包まれ遺体思しき物体男たちによって投げ捨てられる。それはパーニンの命を受けた手下によって暗殺されクシシュトフ遺体だった。 その後国内の反乱に手を焼きエカテリーナ援軍要請するが、ロシア軍ポーランド駐留する口実与えてしまい、やがてポーランドはロシア・プロイセン・オーストリアの3カ国によって分割統治され、滅亡への道を辿る事になる。 グリゴリー・グリゴリエヴィチ・オルロフ中尉(後に伯爵) - セルゲイ・ストレリニコフ(シーズン1) → セルゲイ・マリン(シーズン2エカテリーナ第三愛人で彼女が連隊長務めていたイズマイロフスキー近衛連隊出身将校エカテリーナより5歳年下で、後のアレクセイ・グリゴリエヴィチ・ボーブリンスキー(ロシア語版伯爵父親である。 ベツコイが作成した家系図オルロフ家リューリク朝チンギス・カン末裔であるとされているが、パーニン作り話だと否定する豪胆かつ美男だが激情的思い込みが強い野心家幼少期父親から教えられボクシングが一番役立っていると言い相手威嚇する際は拳を握って見せる。 エカテリーナがイズマイロフスキー近衛連隊連隊長となった際に出会うその際秘密警察諜報局)長官アレクサンドル・イヴァノヴィチ・シュヴァーロフ(英語版ロシア語版伯爵愛人を寝取ったとして、秘密警察によって逮捕されるが、エカテリーナはシュヴァーロフと対立するベストゥージェフ宰相協力得てオルロフ釈放させる。 対プロイセン戦争での自身英雄的な活躍ぶりを知ったエカテリーナ肉体関係持ちエカテリーナをして"あなたの息子欲しい。力強くて逞しい息子欲しいの!"と言わしめた。一旦はシュヴァーロフの密告受けたエリザヴェータ差し金前線送りとなるが、エカテリーナとの関係は続きエカテリーナ望んでいた息子アレクセイロシア語版)を儲ける。 女帝エリザヴェータ死後皇帝ピョートル3世として即位したフョードロヴィチの暴政ぶりを見たエカテリーナクーデターロシア語版)を敢行した際に大活躍し、用済みとなったピョートル退位宣言への署名強要した後、弟のアレクセイが彼を殺害するのを黙認するエカテリーナ即位後はクーデターでの功績認められ伯爵爵位名だたる勲章金銀財宝年金与えられ特権権勢ほしいままにしていたが、後に「誰のお陰でお前は玉座に即けたと思っているんだ!」と衆人環視の中でエカテリーナ怒声浴びせる事になる程自負があり、重臣たちを公然と侮辱するなど専横な振る舞い目立っていた。その上、「悪党無能ばかりの大臣全員追い出す」と、自分更なる権力与えるようエカテリーナに迫るのだった。 しかし、南方でのオスマン帝国軍との小規模な戦闘頭部強打したことをきっかけ事態一変する怪我後遺症苦しめられ目眩睡魔にも襲われ結果寝室でのセックスエカテリーナ欲望応えられなくなったのだ。性的能力を何とか取り戻そう奔走し昵懇娼婦から媚薬手に入れる。だがそれは一度しか効果の無いであり、根本的な回復法を求めて「何でも治す」と巷で評判医師ピンクス訪ねるピンクスからは快楽を取るか、子孫を残す事を取るかの二者択一迫られ前者選択する。それは年齢的制約から一日早く皇太子パーヴェル代わる新たな後継者を産むことを望んできたエカテリーナへの背信行為であった不能になった事と治療受けた事を隠し地方視察から帰ってきたエカテリーナとのセックスに臨む。治療による性欲異常な亢進助けられる形で一晩中セックス続けてエカテリーナ喜ばせる久しぶりセックス快楽味わったエカテリーナは「なんて素晴らしいのかしら。こんなに気持ちのいいセックス初めてよ。幸せ過ぎて死にそう。グリゴリー。あなたなしではとても生きていけないわ!中略)男は疲れるけど女は元気になるわ。セックスには理解できない秘密があるのね」と喜び語り満ち足りた気持ち包まれながら引き上げて行くが、脳に障害持ったままの過度なセックス奔放なエカテリーナ肉体的に満足させた代償あまりにも大きくベッドから出ようとしたところで失神して倒れてしまう。それはさらに深刻な症状出始め予兆であった。 後にエカテリーナは彼が生殖能力失っている事実把握し、距離を置き始める。さらに、治療かまけてエカテリーナ放置していた間に彼女に近づいたかつての部下グリゴリー・ポチョムキン中尉存在焦りオルロフアレクセイ宮廷から遠ざけたい宰相外相ニキータ・パーニン伯爵仕掛けた罠に嵌るエカテリーナ地方視察に出かけている間に彼と話し合い持ち、彼を宰相推薦する代わりに結婚協力してもらうという取り引きをし、事実上宰相となったパーニンから友情の証として彼が違法に手に入れたポチョムキン宛のエカテリーナの手紙を渡されたのだ。手紙読み、強い危機感持った弟・アレクセイ教唆されて、彼と共謀してポチョムキン暴行片目失明させる重傷を負わせた。この行為が、既にポチョムキンに心惹かれながらもオルロフとの関係を漫然と続けていたエカテリーナ逆鱗触れて失寵アレクセイ海外留学理由イギリス追放され帝位継承権を失う。一人息子への仕打ち驚き抗議するが、エカテリーナ一蹴、目を合わせようともしなかった。 オスマン帝国との戦争控え海軍大将任命されたばかりであったが、ポーランド起こった反乱の鎮圧に手こずった国王ポニャトフスキロシア援軍派兵要請したことを受けてポーランド遠征軍に異動させられ海軍中将だったアレクセイ海軍大将起用されることになった表向きには通常の人事異動のように見えるが、それはポーランド反乱鎮圧名を借りたエカテリーナによるリンチ事件懲罰人事だった。しかし途上体調崩してペテルブルク帰ってしまったため、前線指揮官だったアレクサンドル・スヴォーロフ将軍から「贅沢と特権手に入れて勇気失った」と無能呼ばわりされ、対プロイセン戦争英雄として名声地に落ちてしまうのだった帰還後重臣一人として宮廷残り続けていたが、エカテリーナとはもはやセックスを交わすこともなく個人的な面会にも応じてもらえなくなり私的な手紙対すエカテリーナ返答途絶えてしまう。さらには外交戦略エカテリーナ言った冗談真に受けてしまうなど、元からパーニンが「下半身だけの男」と評してたように政治的な才能皆無であったまた、脳の障害がそうさせたのか、御前会議で突然大声出し一同驚かせるその後露土戦争功労者叙勲する式典エカテリーナから広大なガッチナ宮殿周辺一帯領地褒美として与えられるが、褒美というのは建前でしかなく、実態体のいい宮廷からの即時追放であった宮廷から遠ざかってから数年たった1776年、いとこの少女カーチャ・ジノヴィエヴァ(12歳)に対す性的暴行事件起こしたという報告をシェシコフスキーから聞き激昂しエカテリーナ宮殿に彼を召喚し最後対面をする。しかしエカテリーナ再会した彼は認知症疑われるような行動、つまりエカテリーナの顔も判らず、言葉喋れず、ただひたすら大理石胸像縋り付くのだった侍従たちに両脇抱えられ修道院送りにされるために連れ去られる彼の後ろ姿を見送るエカテリーナの胸を、皇太子妃中尉だった頃の美し思い出がよぎるのであった。 グリゴリー・アレクサンドロヴィチ・ポチョムキン中尉シーズン3では公爵中将) - ウラジーミル・ヤグリッチ 女帝として栄華極めたエカテリーナ第四愛人隻眼軍人エカテリーナより10歳年下である。エカテリーナが最も愛し、魂を捧げた男。愛称グリーシャ近衛騎馬連隊(Лейб-гвардии конный полк)の中尉として従軍中、オルロフの命を救い、自らも深傷負いながらオルロフ書簡携えてエカテリーナ前に現れる精悍な風貌、勇敢でありながら控えめ性格の若い将校オルロフからは「勇敢だが運の無い男で、30近くなって未だ中尉だ」と評される実家貧し地方貴族で、早く父親亡くしながらもモスクワ大学に進む。軍務傍らヴァシリエフスキー島に安い貸部屋持ち家賃収入生計立てているという。 クーデターにイズマイロフスキー近衛連隊将校として参加していた彼をエカテリーナ覚えていた。特別に宮殿内エカテリーナ居室近くでフョークラが付き添い看護される事になるが、投薬治療拒否したために傷が悪化生死の境彷徨う容態陥る侍医ロジャーソンが呼ばれこのまま明け方まで意識が戻らなければ危険だというその夜エカテリーナ呼びかけ意識取り戻す。一命取り留め、心配するフョークラを振り切って戦場戻ろうとしていたその時エカテリーナから直々に引き止める手紙届き宮殿内軍服改良事業監査役に就く事になった宮廷舞踏会ではさっそく恋多き未亡人エカテリーナ付き女官のソフィア・ステパノヴナ・チャルトリスカヤ公爵夫人に目をつけられ個室に連れ込まれ誘惑されるが頑なに拒否する不審思ったソフィアから理由質されると、想い人がいるのだと言って部屋から出てこうとするが、納得できないソフィアに「その幸せな女性は誰なの?言わないなら帰さないわ!」と引き止められる。そこで意を決し、手の届かない存在女性一目惚れしてしまい、会話すらままならない現実苦悩する胸の内明かす相手の名を口にすることは無かったが、内容からその女性が主君エカテリーナであると察したソフィア嬉々としてエカテリーナ報告する程なくエカテリーナから身近で寝起きしていた頃を懐かしむ手紙届き束の間ではあったが散歩同伴する事が許される。そこでエカテリーナへの秘めた思いは一層燃え上がるのだが、エカテリーナ結婚し自ら帝位に即こうとい野心併せ持つオルロフ対しエカテリーナ一人女性として愛すポチョムキンにとって、彼女が女帝であることは障害に他ならず、隠し通すと心に決めていた。だが、想い募るにつれて苦し胸の内言葉の端々に出てしまう。宮殿内職務従事しながらエカテリーナ目通り叶う機会を待つ日々を送るが、待ちきれないなら手紙を、とエカテリーナから求められ文通始める。やがてエカテリーナからの手紙にも恋心仄めかすような言葉記され始める。 エカテリーナ二人で話し合っているところを目撃し、さらに自分代役アレクセイエカテリーナと共にラフタ海岸行った事を知ったオルロフから「誰のお蔭で宮廷出入りできるようになれたと思っている!お前に感謝の念が無い。辞表書いて宮廷から出て行け!」と恫喝されるが、脅し屈する事は無かった。しかし、宰相外相パーニンエカテリーナからの手紙を違法に奪いオルロフ兄弟渡した事から、ポチョムキン存在脅威感じたオルロフ兄弟の弟・アレクセイ・グリゴリエヴィチ・オルロフ伯爵実力排除する事を提案ビリヤード招かれ、そこでオルロフ兄弟からエカテリーナの手紙を見せられる。そして、「陛下エカテリーナ)と寝た褒美与えてやる!」などと挑発される。繰り返される侮辱怒りオルロフの頬を平手打ちした事から、二人から激しリンチ受けて片目失明させられた上、肋骨骨折する重症を負う。さらに無実の罪で陥れようと画策されていたところを自宅駆け付けたベツコイによって急遽南方前衛部隊異動させられ危機から脱出するエカテリーナへは途上ルーツィクから手紙を送るが、そこには事件について触れず自身希望戦場に向かうこととエカテリーナへの別れの言葉書かれていた。 突然の別れの手紙を受け取ったエカテリーナ動揺するが、この事件決定的となり、息子アレクセイ共々オルロフ遠ざける事になる。 やがてロシアオスマン帝国との全面戦争突入苛烈野戦日々の中で戦況報告綴った手紙戦地からエカテリーナ送りエカテリーナからも無事を案じる手紙が届くのだった。それは眼前広がる凄惨な光景前に憤怒荒みかける心を照らす希望の光であったアレクサンドル・スヴォーロフ将軍の下で奇襲攻撃提案、自ら陽動作戦の囮を買って出るなど勇敢に戦い勝利を収めた1773年愛の告白と共にエカテリーナ大佐地位にあるプレオブラジェンスキー近衛連隊中佐として任務に当たるよう命じたエカテリーナ直筆の手紙が届く。それを受け、ひとりペテルブルクへと馬を走らせる5年前負傷の身でオルロフ書簡携えエカテリーナ元へ向かった同じ道を。 出迎えたエカテリーナから、秘密のままにしておけない、とフョードロヴィチとの結婚以降全て告白され一緒になって欲しいと求愛される。急な求め自制心働かせたが、エカテリーナの「頭の中ではもう何年一緒にいた」という言葉に彼女の求愛受け入れ白夜の中でついに肉体関係を持つ。エカテリーナから「もうあなたなしで生きて行けないわ。今まで誰にも捧げなかった魂をあなたに」と愛を誓われ公私渡り欠かせ伴侶となる。 2年後帝国南部都市計画尽力したいと望むが、一時傍らから離れる事など考えられないエカテリーナは「あなたの子供が欲しい」と言って涙を流し、「都市建設事業宰相パーニン管轄下にある」として最初はこれを許さなかった。しかしやがて折り合いがついたらしく、「エカテリーナ栄光」を意味する新しい都市エカテリノスラフ建設取り掛かる建設計画をベツコイらと共に徹夜検討しながら朝を迎えたところにエカテリーナ夜着姿で現れて驚く。目覚めた時、ポチョムキン傍らにいない事に驚きメイド聞けば昨夜は来なかった」との事でさらに驚き宮殿内ポチョムキンの姿を探して走ったエカテリーナ裸足寝間着姿のままだった。一緒に寝室行こうと無理を言うエカテリーナ宥めるのに苦労するが、エカテリーナ拗ねてしまう。 3年後1778年エカテリーナ二人だけ密かに結婚式挙げる祭壇前に共に佇み司祭から祝福受けてエカテリーナの夫となった。式を終え教会の前で白夜明かり静寂の中、エカテリーナに「愛しき妻(Жена)」と呼びかけるのだった以後軍人として政治家として手腕発揮ロシア帝国発展大きく寄与していく事になる。

※この「エカテリーナの愛人たち」の解説は、「エカテリーナ (テレビドラマ)」の解説の一部です。
「エカテリーナの愛人たち」を含む「エカテリーナ (テレビドラマ)」の記事については、「エカテリーナ (テレビドラマ)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エカテリーナの愛人たち」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エカテリーナの愛人たち」の関連用語

エカテリーナの愛人たちのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エカテリーナの愛人たちのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのエカテリーナ (テレビドラマ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS