その他の魔王
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霊王イクツェル 第一世界の古代文明に居た「十六神王」の一人で、天上界の神々に反乱をおこそうとたくらみ他の神王に倒された。第一世界において存在している「宝珠」(リプレイ『アルセイルの氷砦』を参照)のうち、あってはならない八番目の宝珠「霊の宝珠」を持つ。 後に冥界におち魔王となる。星降る夜の王エンディヴィエを使って多元宇宙そのものを滅ぼす「破壊者」の召喚を試みた。 第八魔王ゼイドラック かつてエンディヴィエと戦いあって引き分けたことから、エンディヴィエと匹敵する力を持つともいわれる魔王。第一世界の統治者の一人、空導王がエンディヴィエに対抗するためにゼイドラックを復活させてぶつけようとしたことがあった(リプレイ『宝玉の七勇者』参照)。「シェローティアの空砦」では、PCの一人アルゲル=アルガロードの使役するメディウムとして登場している。 魔王ディグルガーヴ 第一世界に10番目のクリーチャーホールを開いた魔王。リプレイ『フレイスの炎砦』参照。 魔王デスノート 仮面をつけた道化の姿をした自称「最弱の魔王」。戦闘能力は全くないが、死者を無尽蔵に復活させる「呪い」を使うことができる。リプレイ『ラ・アルメイアの幻砦』参照。 神王エルオース 第一世界の古代文明に居た「十六神王」の一人で、本来は守護者となるはずだったが天上界に上る途中で古代神につかまり冥界に落ち魔王となった。天上界の神聖力と冥界の混沌の力を同時に持つ魔王である。エルオースが魔王と化した瞬間、それに脅威を感じた八大神全てが協力してエルオースを八つの欠片に砕き、欠片を主八界にそれぞれ一つずつ分けて封印を施した。 天上界の神聖力ならば、世界中に存在する「神々の封印」をたやすく解くことが可能なため、数多い古代神勢力がエルオースの復活に協力した。第一世界に現れたエルオースの欠片がリプレイ『ラ・アルメイアの幻砦』で倒されたために、エルオースの完全復活は防がれたが、残りの七つの欠片が第一世界に集結し、そこから冥魔七王と呼ばれる七体の魔王が新たに生まれる。この結果、第一世界は冥界に落とされることになった。 冥嵐王ベーグラー 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのフレイス地方の支配者。全身鎧を着こんでおり、性格は傲岸不遜。 冥龍王クルムクドゥ 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのシェローティア地方の支配者。漆黒の竜頭を持つ男で、冥界でも名の知れた魔術師である。性格は冷静沈着で残虐無比、知略策謀を巡らし人類を情け容赦なく蹂躙する。 冥宮王パペロス 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのリーン地方の支配者。道化めいた奇態な衣装と頭部を覆う仮面を被った細身の男で、人類を滅ぼすよりも玩具にしていたぶることを好む。「冥宮王」の名の通り、世界を迷宮で覆い尽くそうという欲望を持っており、パペロスが支配するリーン地方では無秩序にダンジョンが出現する混沌とした地域となっている。 冥燐王エンダース 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのフォーラ地方の支配者。狐の様な仮面を被った男で、ただ強い者と戦いたいという冥魔では珍しい性格。 冥艶王ラムダスティ 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのフォーチューン地方の支配者。ポニーテールの髪型をした褐色肌の女性で、性格は非常に好戦的だが軽率ではない。 冥凍王 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのアルセイル地方の支配者。その正体はクルムクドゥが自らの鎧を冥魔王として操っていた偽りの存在である。 冥幻王ブラストハース 冥界に落ちた第一世界ラース=フェリアのラ・アルメイア地方の支配者になるはずだったが、現界の際に「魂の短剣」に魂を吸われて行動不能に陥っていた。 冥魔王デューナ=フィーネ 第八世界ファー・ジ・アースに封じられている魔王。元は裏界の魔王だったが、冥界の影響を受けて変質した。 冥姫王プリギュラ 第三世界エル=ネイシアを拠点とする冥魔王。紫の長髪に右目にアイパッチをしている少女の姿で現れる。古代神エルヴィデンス(宰相セルヴィ=エンデ)とは盟約を結んでおり、第二次古代神戦争においては表面的な活動を行っていないが、裏では様々な工作を行って第三勢力として活動している。 ジルコニア 第二世界エルスゴーラを拠点とする冥魔王。元々は冥魔に滅ぼされたパイリダェーザ帝国の巨大プラントのコンピュータだったが冥界の影響を受けて魔王となった。冥界の影響を受けた他の機械生命体たちはジルコニアを女王と仰いでおり、人間に代わって機械生命体たちの世界を作り出すために活動している。 冥刻王メイオルティス 声:田村ゆかり 第八世界ファー・ジ・アースを拠点とする冥魔王。ウィザードに敗れたアスモデートを利用して第八世界に現れた。時間を操る能力を持つ。ベール・ゼファーに執心しており、ベルを手に入れるため第八世界を破壊しようと目論むが、表界のウィザードとも共闘したベルやルー=サイファーらの前に敗れた。現在は狭界の忘却世界に隠棲しつつ、直轄の冥魔を動かして工作を行っている。「アルティシモ」という剣を所有していたが、表界のウィザードに破壊されている。 その肉体は「ラ・アルメイアの幻砦」に登場した「神玉の欠片」の一つ。彼女がこの形で現界した経緯については「シェローティアの空砦」を参照。
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その他の魔王
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ディングレイ “紅き星”の二つ名を持つ魔王。リプレイ『星を継ぐ者』『フレイスの炎砦』に登場。運命に干渉して星の運行を操り星を落すことにより世界そのものを破壊する。 あまりに強力な存在ゆえに行動の自由が存在する裏界に追放することも許されず、主八界全ての守護天使が協力してディングレイを3つのパーツに砕いて封印を施した(この多元宇宙では不死である古代神や魔王を擬似的に殺すために存在を欠片に分けて封印するというのは比較的良く見られる。ただしそのような存在は全ての欠片を集めれば復活を成す)。 存在を砕かれた古代神の多くが「大いなる者」の魂に封印されて転生を繰り返しているように、ディングレイも“巫女”と言われる人間たちの魂に存在の一部を封じられ転生を繰り返している。『星を継ぐ者』に出てきたエミュレイター「星を継ぐ者」は巫女に封印されたディングレイの力を呼び起こすことができ、その力でディングレイの現し身である小惑星を召喚した。「星を継ぐ者」は約一億年に一度現れ、そのたびに世界を破壊し文明の交代を促していた存在でもある。 ベール=ゼファーは『フレイスの炎砦』で、人間界を破滅させ裏界で権威を得るためにディングレイの完全復活を計画したことがある。 元ネタはバアル。 リオン=グンタ クラス:使徒 声:柚木涼香 “秘密侯爵”の二つ名を持つ魔王。爵位は侯爵。あらゆる秘密を知っている書物を持つが、ルーにより自らが知ることを話すことは禁じられている。そのため基本的に無口だが、なんらかの意図で情報を他者に伝え、誰かを不利にしたり有利にしたりと状況に混乱をもたらすなど、リオンの真意がどこにあるかは不明である。ルー失脚後は「誰に何の情報をもたらすのか予想できない」という風潮は加速されている。 魔王の権力闘争の時、魔王たちはまずリオンを味方につけようとすることが多い。これはリオンが自分の不利になる情報を漏らさないための監視でもある。人間の姿の現し身は巨大な本を抱えた長い黒髪の18歳の少女。なお、リオンは何の情報が欲しいか正確な質問をしないと答えないため、リオンから望む情報を聞き出すのは困難である。口癖は「だって聞かれなかったもの」。 本人は秘密といっているが、実は鉄道の類が好きであり、リオン召喚の方法が書かれた魔道書には「魔法陣に鉄道模型を添えるとよい」というメモが挟まっていた。柊蓮司の秘密を知っているが、「恥ずかしくてとても言えない」とその事に触れるのを拒否している。また、アンソロジーノベルでは「男を落とすための方法を思いつく限り書き記した書物」なるものを持っていたが、これは何故かその辺の文房具屋で売っている普通のノートで、リオンの手書き。さらに男を落とす方法として、か弱い女性を演じる方法を日頃の鍛錬で修得していた。 ルーの失脚後はベール=ゼファーとともに行動することが多くなり、後に復活したルーの許可を得てそちらに鞍替えする。アンソロジー小説集『大魔王は、世界滅亡の夢を見るか?』において、ベール=ゼファーとの関係は「姉妹」に例えられている。 元ネタはダンタリオン。 パール=クール クラス:大いなる者 声:名塚佳織 “東方王国の王女”の二つ名を持つ魔王。古代神の一人。爵位は「超公」を自称しているが、これはパールがルーより偉いことを周りに喧伝するために勝手に考えた爵位であり、裏界帝国では認められていない。「東方王国」もパールが勝手に名乗っている国であり、ルーの支配下にある「裏界帝国」に属することを許さないパールの反抗心の表れである。ルーと同等にプライドが高いが、ルーと違い荒々しい気性を持ち「裏界最強の魔王」を自称している。ルー失脚後はベール=ゼファーにライバル意識をむきだしにしている。 人間の姿の現し身は、巫女服に身をつつんだ14歳の少女。怒りっぽい性格だがツンデレな部分もある。 アゼル=イヴリス クラス:人造人間 声:植田佳奈 “荒廃の魔王”の二つ名を持つ魔王。あらゆる存在から自動的にプラーナを吸収する能力を持つため(アゼル自身も能力を制御出来ない)、裏界でも忌み嫌われている。孤独であるために自分を必要としてくれるベール=ゼファーの事を慕っており、ベール=ゼファーもツンデレな態度をとっているが大事な「友人」として思っている。 アゼルの正体はルーが失ったプラーナを回復するために生み出された存在であり(アゼルが吸収したプラーナの一部はルーに送られている)、正確に言えばアゼルは魔王ではない。アゼル本人は他者を害する意思はなく、魔王などに利用される事が多いため、菊池たけし曰く「ヒロイン属性」との事。 外見はプラーナ吸収能力を抑えるために魔殺の帯を全身に纏った15歳の少女。元ネタはアザゼルおよびイブリース。 イコ=スー クラス:夢使い “魔王女”の二つ名を持つ魔王。爵位は伯爵。36の軍団を従える。イコ=スーは預言者であり、過去現在未来を見渡すことができる。裏界から人間界を監視しエミュレイターの世界侵略を援助している。 滅多なことでは人間界に現れないが、顕現するときはウサミミをつけたメイド服の14歳の少女として現れる。イコ=スーは人間界では予言により人々に勇気と機転を与える。しかしそれは人々を予言に依存させて判断力を失わせる罠である。ゆえにイコ=スーは愚者を導く公女にして愚者を創りし者と呼ばれる。 リプレイ『白き陽の御子』の黒幕であるが本編には登場しない。ソースブック『ファー=ジ=アース』によれば、裏界のエミュレイターを敵とする第三勢力の襲来を予知しており、ルーはこの予言に基づいて「第三勢力が第八世界に襲来し且つ自身が動けない場合、エイミーに独断で行動出来る権限を与える」という危機管理スキームを策定した。元ネタはイポス。 アー=マイ=モニカ “貪欲の魔王”の二つ名を持つ魔王。リプレイ『幼年期の終わり』に登場。二つ名の通り自分が気に入ったものを自分のものにすることに全力を傾ける魔王。アー=マイ=モニカが好むものは想像がつくものではないが、それがガラクタであってもアー=マイ=モニカが好むものならばそれと引き換えに取引を人間にもちかけることがある。 人間の姿の現し身は、ゴスロリ服に身をつつんだツインテールの幼女。口調こそ丁寧だが性格は我侭な幼児そのものである。自らのことを「マイちゃん」と呼ぶ。 元ネタはマモン。 パーズ=スー クラス:魔物使い “熱風の魔王”の二つ名を持つ魔王。ファンブック『パワー・オブ・ラブ』収録のシナリオ「パワー・オブ・ラブ」に登場。風とイナゴを操る。「災厄」の象徴とも言われ天変地異や自然災害を引き起こし、それに遭遇した人々の悲しみや絶望をプラーナとして吸収し、そうしてプラーナが枯渇した世界はさらなる災厄にみまわれる。人間の姿の現し身は虫の触覚と羽を生やしたショートカットの女学生。元ネタはパズズ。 フォルネー=ルシウス クラス:大いなる者 “海の魔王女”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。海に住む魔物を統率する魔王で、敵の感情を反転させ裏切らせるという恐るべき能力を持つ。古来よりこの魔王は魔術師たちに召喚され戦いに利用されてきたが、この魔王の恩寵を受けた者は必ずそれ以上の災厄を受けるという。人間の姿の現し身は16歳の競泳水着を着た少女。元ネタはフォルネウス。 アニー=ハポリュウ クラス:魔術師 声:小島めぐみ “知恵者”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。ファンブック『リーチ・フォー・ザ・スターズ』収録のボイスドラマ「最果ての数式」に登場。森羅万象のあらゆる知識をもちあらゆる問いに答える。人間の姿の現し身は26歳のスーツに身を包み眼鏡をかけた秘書。元ネタはアイム(ハボリュム)。 モーリー=グレイ クラス:魔剣使い “女公爵”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。ルーに心酔し、ルーが失脚した現在も忠誠を誓っている。 隠された財宝の番人として知られており、財宝を狙うものに召喚される。地上の宝を狙ってみずから現し身を使って地上で出ることもある。高潔な性格だが自分の所有物に多大な執着を見せる魔王でもある。人間の姿の現し身は甲冑に身を包んだ16歳の女騎士。元ネタはゴモリー。 エリィ=コルドン クラス:忍者 “魔騎士”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。小説『柊蓮司と宝玉の少女』『赤羽くれはの事件簿』に登場。常に公正であることを是として善悪を問わず弱者の味方をする魔王。自己顕示欲を司る魔王であり他人の言を基本的に聞かない。人間の姿の現し身は派手なファッションに身を包んだ伊達女を気取る20歳の騎士。元ネタはエリゴル。 エイミー クラス:使徒 声:皆口裕子 “誘惑者”の二つ名を持つ魔王。人間を堕落させることをこよなく愛し、相手の要求に完璧に答え、人間を自分なしでは生きていけないようにする。人間の姿の現し身は23歳の眼鏡メイド。ナイトウィザードのソースブック『ファー=ジ=アース』によれば、ルーに万一の事があった場合にその代理となる権限を持たされている。元ネタはアミー。 シアース=キアース クラス:魔物使い “音の魔”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。あらゆる楽器を操り世界中の音に精通している。また、音を通じて樹木を支配下に置く。人間の姿の現し身は12歳の物静かな妹系の少女。常にリコーダーを手に持つ。元ネタはアムドゥスキアス。 ファルファルロウ クラス:使徒 “告発者”の二つ名を持つ魔王。爵位は男爵。様々な悪評の種を撒き人心を惑わせる魔王。新たなものをもたらすことに興味を見出していて、人間たちに新たな工芸技術をもたらすこともあれば、未知の病気をもたらすこともある。人間の姿の現し身は16歳の突撃レポーター少女。元ネタはウァレフォル。 ブンブン=ヌー クラス:龍使い “魔龍”の二つ名を持つ魔王。爵位は伯爵。大量の生贄と引き換えに人に富や知識、快楽を与える、本体は翡翠の鱗を持つ竜だが、人間の姿の現し身はチャイナドレスに身を包んだ27歳の女性。元ネタはブネ。 レライキア=バル クラス:強化人間 “狩人”の二つ名を持つ魔王。爵位は侯爵。陸の動物を統括する魔王。また、傷を癒す力と化膿させる力を持つ。動物たちを介した巧みな情報収集能力と癒しの力で相手を翻弄し戦乱の種を撒く。人間の姿の現し身は23歳の弓使いの女猟師。元ネタはレラジェ。 グラーシャ=ロウロス クラス:吸血鬼 “殺戮伯爵”の二つ名を持つ魔王。爵位は伯爵。純粋に殺戮を快楽として楽しむ魔王。人間の姿の現し身は17歳のネコミミの少女にして殺人鬼。語尾に「…のら」と付ける癖がある。元ネタはグラシャ=ラボラス。 フール=ムール クラス:陰陽師 “風雷神”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵にして伯爵。古代神の一人。天候と死者、男女の出会いを司る魔王。人間の姿の現し身はローブをまとった25歳の女性。元ネタはフルフルとムルムル。 マルコ クラス:人狼 声:坂本梓馬 “狼の王”の二つ名を持つ魔王。爵位は侯爵。ファンブック『リーチ・フォー・ザ・スターズ』収録のボイスドラマ「最果ての数式」に登場。勝負ごとがとにかく好きな魔王。人間の姿の現し身は15歳のバトルマニアな女子中学生。狼の耳と尻尾が生えている。西方魔王弁と呼ばれる独特の方言でしゃべる。元ネタはマルコシアス。 クロウ=セイル クラス:魔術師 “温泉女王”の二つ名を持つ魔王。爵位は侯爵。水を司る。神秘的な話や秘密を好み、それを代償として水脈を発見し温泉を掘り当てる。人間の姿の現し身は温泉に入った23歳の女性。クロウ=セイルが顕現するときは温泉とともに現れることが多い。元ネタはクロケル(クロセル)。 カミーユ=カイムン クラス:使徒 “詐術長官”の二つ名を持つ魔王。虚偽を司る。裏界の参謀指令。あらゆる言葉を駆使し敵をたばかる詐欺師である。人間の姿の現し身は軍服に身を包んだ25歳の女性。元ネタはカイム。 ファウルゥ姉妹 クラス:大いなる者 “魔姫”ハール=ファウルゥと“妖姫”マール=ファウルゥの姉妹。ほぼ同時に発生した魔王で常に二人一緒にいるが、どちらも限りなく傲慢な性格のため喧嘩も絶えない。常に相手を出し抜こうとする。ただし二人が一つの目的に同意したときはすさまじい力を発揮する。人間の姿の現し身はハールが白のドレスの少女でマールが黒のドレスの少女。元ネタはハルファスとマルファス。 パイ=レイモーン クラス:強化人間 “亡霊騎士の王”の二つ名を持つ魔王。ルーに忠誠を誓う騎士で亡霊軍団を指揮する。残虐だが強い相手には敬意を払う。人間の姿の現し身は大剣と鎧をまとった女騎士。元ネタはパイモン。 ウサコ クラス:大いなる者 “異次元魔王”の二つ名を持ち時空を操る魔王。人間の姿の現し身はウサミミをかたどった帽子を被った少女。元ネタはウァサゴ。 イクスィム クラス:大いなる者 ソースブック『オーバーナイト』に登場。“暗黒の太陽”の二つ名を持ち、アンゼロットと対を為す第三世界の元守護者。第三世界にて滅んだ後、ルーによって魂を拾われ侵魔となったが、現在はアンゼロットと同化し魂は眠りに着いている。 モッガディート クラス:大いなる者 リプレイ『愛はさだめ、さだめは死』に登場。マジカルウォーフェアの戦いで裏界から姿を消した魔王。実際にはマジカルウォーフェアで交戦した夜見トオルの身体を乗っ取って、トオルその人として潜伏していた。プラーナを吸収する能力を持つ。侵魔でありながら、イノセントの少女を愛してしまった魔王。 後に、冥魔「喰らいつくす者」の封印の一部を宿していたイノセントの少女を救うために、彼女の封印を自らに宿して、モーレ=アモーレとの契約で復活した夜見トオルとその仲間達に倒させる事で滅びた。 なお、彼の身体はモーレ=アモーレが夜見トオルの復活に使用しており、現在も彼と共にある。 元ネタはSFノベル愛はさだめ、さだめは死の主人公モッガディート。 モーレ=アモーレ リプレイ『禁断の封印』に登場。元は低級のエミュレイターであったが、持ち前の能力で繰り返し体を交換することで、魔王にまで成り上がった。交換の呪文は「その体、アモーレ!(愛してます)」。 更なる力を求めて、冥魔「喰らいつくす者」の体を手に入れようとするが、逆に自我を喰らい尽くされ消滅した。 名前の元ネタはフール=ムール同様、フルフルとムルムル。 パトリシア=マルティン クラス:忍者 “狭間の渡り手”の二つ名を持つ魔王。爵位は公爵。古代神の一人。ルーの盟友にして側近。ラビリンスシティでルーの宮殿に住まい、各世界に人々を運ぶ役割を担う。人間の前に現れるときは青白いバイクにまたがった体格のいい女性をかたち取る。気っぷが良く人懐っこいという侵魔にしては珍しい性格。元ネタはバティン。 ムツミ=アマミ クラス:勇者 “勇者魔王”の二つ名を持つ魔王。高潔な精神と正義を愛する心を持つ異端の魔王。性格は熱血で暑苦しい。人間界の住人にも協力的で、故に裏界のほかの住人とは徹底的に相容れず、「裏界一の勇者」と皮肉を込めて呼ばれる。しかしムツミはいかなる理由かルーにより黙認されている。人間形態の外見は14歳の少女。 ローズ=ビフロ “死霊女王”の二つ名を持つ魔王。爵位は伯爵。リプレイ『モノクロームの境界』に登場。死者を操る力を持つ。人間形態の外見は金髪碧眼でグロロリ風の衣装をまとった少女。名前の元ネタはビフロンス。 オリビエ=アークス “星詠みの”オリビエ=アークスと呼ばれる魔王。リプレイ『紅き薔薇の女王』に登場。人間形態の外見は占い師風のローブをまとった女性。名前の元ネタはオリアス。とある事件により消滅させられた。 リオ=サレス リプレイ『地球の長い午後』に登場。人間の恋愛感情を操作する力を持つ魔王。人間形態の外見は大きな帽子を被った女性。名前の元ネタはサレオス。 アバドン リプレイ『たったひとつの冴えたやり方』に登場。遙か古代に滅ぼされた魔王であり、その骸は人間の魂に縛られる形で転生しつつ浄化されていた。ベール=ゼファーの策謀によって「魔王戦争」に巻き込まれて刻印を付与されたが、器となっていた凛音を救うべく滅ぼされ、刻印はトオルに奪われた。 ナイトロード クラス:落とし子 リプレイ『たったひとつの冴えたやり方』で誕生した新たな魔王。“夜の支配者”の二つ名を持つ。元は夜見トオルという名のウィザードであり、「魔王戦争」というシステムの破壊と全ての裏界魔王の討滅を目的として戦争に名乗りを上げた。裏界魔王であると同時にナイトウィザードでもあるという異色の存在であり、誕生の経緯から裏界に対して明確に敵対している。
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その他の魔王
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「魔王 (クロノ・トリガー)」の記事における「その他の魔王」の解説
『ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-』にメインキャラクターとして登場する仮面の魔導士「ギル」(Gil、英語版ではMagil)は、同作のメインシナリオ「Kid 盗めない宝石編」においては正体が魔王(ジャキ)そのものとなっており(作中では明確に正体を明かしていない)、偽名を名乗り正体を隠している。 ニンテンドーDS版『クロノ・トリガー』の追加シナリオでは、プレイヤー側の時間軸の魔王とは別の存在として、既にクロノ達と共にラヴォスを倒した別時間軸の魔王が登場する。姉サラは絶望からラヴォスの思念と融合した新生命体「夢喰い」になってしまっており、助けようとするも失敗に終わる。このことにより絶望した(別世界の)魔王が自らの存在を消し去ろうとした結果、記憶を喪失。魔王と似て非なる新たなる存在が遺され、忘れてしまった「何か」を探し求めて放浪の旅に出る。 『クロノ・クロス』のシナリオライターの加藤は「クロスでサラとジャキのその後を補完したかった」と述べているが、仲間キャラクターが45人と多くなってしまったため断念したという。その名残がゲーム本編に登場する「ルッカの手紙」に遺されており、ジャキの名前が出ている。
※この「その他の魔王」の解説は、「魔王 (クロノ・トリガー)」の解説の一部です。
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