アルセイルの氷砦とは? わかりやすく解説

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アルセイルの氷砦

作者菊池たけし

収載図書アルセイルの氷砦―セブン=フォートレス・リプレイ
出版社富士見書房
刊行年月2003.5
シリーズ名富士見文庫


アルセイルの氷砦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/19 14:30 UTC 版)

アルセイルの氷砦』(アルセイルのひょうさい)はテーブルトークRPG(TRPG)『セブン=フォートレス』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)・リプレイ執筆は菊池たけし


  1. ^ 『完結編4:「精霊門をぬけて」』で、佐々野悟がゲストイラストレーターとして明記されている。
  2. ^ 「SLGマガジン」という編集部のメンバーたちが様々な事件に巻き込まれる現代ドラマシリーズ。『RPGマガジン』2号に第1話(ミステリ編「惨劇への招待状」)が、第5〜6号に第2話(南洋冒険編「ラグネシアの遺跡」)が掲載された。「アルセイルの氷砦」は「SLGマガジンシリーズ」番外編にして「SLGマガジンシリーズ」第三話(ファンタジー編)という位置づけになる。なおSLGとはシミュレーションゲームの略ではないらしい。しかしその真実は謎につつまれている(リプレイ内では「サイケデリックなライト感覚のゴジラ」の略という説が有力視されていた)。
  3. ^ 製品化までの『セブン=フォートレス』のシステム変遷についてはファミ通文庫版『フォーチューンの海砦』上巻p308-310。
  4. ^ ただし『幻砦』はシステムのテストプレイの側面こそないが、このリプレイの結果が後の世界観に大きな変化を与えており、2008年にはゲームシステム自体もその世界観の変化に合わせて『セブン=フォートレス メビウス』としてバージョンアップされた。また『空砦』はリプレイの進行と並行してサプリメントが多数刊行されており、巻を追うごとにその内容が反映されている(例えば第1巻と第3巻とでは、PCのスキルに大きな変動がある)。この点で、ゲームシステムの発展に強い影響力を与えていること自体は他の砦シリーズのリプレイと変わらない。
  5. ^ 全3回の予定だったことから、連載時の各話のタイトルに「前編、中篇、後編」とつけていたが、第4話以降は「完結編1」「完結編2」…といったタイトルで続けている。なおこれは『エイリアン魔神国』のパロディでもある。
  6. ^ TRPG関連の個人ブログにて『海砦』プレイヤー交代事件が語られた折に、峰岸がその旨を投稿している。
  7. ^ これらの設定は第1話でサライのプレイヤーである久保(仮名)によって出されたもので、闇の宗教という組織はゲーム開始時には菊池たけしの構想にはなかった。最終的にはこの「闇の宗教」は『氷砦』の重要な敵勢力として活躍し、それ以後のリプレイでも強い存在感をもって出てくる組織となった。
  8. ^ 連載当時は魔法の習得に関して細かいルールがまだなく、「好きな魔法を自由に習得していい。また、使いたい魔法のイメージがあればデータ化するので希望を述べて欲しい」という宣言がGMによってなされた。その結果、サライはやたら攻撃的な魔法を大量に取得することになり、それまでのファンタジーRPGの常識であった「神官=回復魔法の使い手」という感覚からはかけ離れたPCになった。現在の『セブン=フォートレス』において《空》属性に攻撃魔法が多いのは、サライが《空》属性だったことに起因する。
  9. ^ 作中では「鈴木(仮名)」と表記されている。
  10. ^ この設定は、鈴木猛が欠席していた連載第1回にて、カニアーマーの設定と共にサライのプレイヤーの久保(仮名)が考えたものであり、第2回でそのことを聞かされた鈴木は抗議しかけたが、久保(仮名)とミドリのプレイヤーのCHA-CHAに押し切られている。
  11. ^ 藤村は後の『リーンの闇砦』『シェローティアの空砦』でも無口系少女であるディフェス=サシンを演じている。
  12. ^ ファミ通文庫版『フォーチューンの海砦』上巻p10。
  13. ^ マリウス王は『海砦』で名前のみ登場し、「堕ちた精霊獣」兵士の迎撃に当たっている。フルネームは「マリウス・トゥエル・ラムス・エクサージュ」。ファミ通文庫版『フォーチューンの海砦』下巻p234。
  14. ^ 例えば『フォーラの森砦』では、ザーフィのプレイヤーの遠藤卓司から「フッ&竪琴系のNPC」呼ばわりされている。ファミ通文庫判『フォーラの森砦V3』上巻p156。
  15. ^ ただし和田アキ子アーマーはテストプレイ時のみの存在で製品版には省かれている。特殊能力は「ベッドから落ちると脚の骨が折れる」
  16. ^ 『森砦』以後のリプレイである『フレイスの炎砦』や『幻砦』の開始前予告では、柊蓮司の登場が一切触れられていなかったり(炎砦)、シェルジュ=ガェアが実際とは正反対の性格の「やたらかっこいい勇者」として描かれたり空導王が悪役っぽく描かれたりしているが(幻砦)、これはあえてネタとしてわざとウソ予告をやっていると思われる。連載開始後はこのような本編と食い違っている予告が掲載されることはなかった。


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