その他の魔球、もしくは特殊投法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 07:35 UTC 版)
「あばれ!隼」の記事における「その他の魔球、もしくは特殊投法」の解説
次郎以外の投手の魔球、およびそれに準ずる特殊な投球法について、作中への登場順に述べる。なお、申丹も前述の通り、Wハリケーンやオズマをコピーした。 念仏ボール 大仏高のエース、網田法然が使う。投げる前にボールに向かって念仏を唱え(これ自体は単なる精神統一法にすぎない)、全くボールを回転させずに投げる。 絶好調の時ほどボールが遅く、重くなる。進むボールの擬音自体が「ゴオン ゴオン」といういかにも重そうなものである。1球ごとに極度の精神集中を要するため網田自身は投球後に守備に入れないこと(内野陣の極端な前進守備でカバーしていた)、心身を著しく消耗させることが弱点。月下の提案で、卓球のカットのようにわざとジャストミートせず、回転を与えて打ち返す「カット打法」によって攻略された。 妖術投法 バテレン学園の投手・天草四郎が、打者に対して妖術を使い、相手打者が最も苦手とするものの幻覚を見せて見逃し三振に仕留める投法。単細胞の竜には通用しなかったが、次郎は兄・太郎の幻覚に苦しめられた。そこを天草にも見抜かれていた。次郎はバットで自らの腹を強打する荒技によって催眠状態を脱し、攻略した。 ライジングボール 柳生重吾の投げる剛速球。打者の手元で鋭くホップする。飛竜のトップバッター柏木がライジングボールと称し、飛竜打線は苦戦を強いられた。 雲海の四つ球 柳生学園の特訓時に、目隠しというハンデがあるとはいえ雲海のフォークにキリキリ舞いさせられる柳生ナインを叱咤した重吾が雲海に指示して投げさせた練習用の投法。雲海の巨大な手でボールを一度に四つ挟んでフォークボールを投げるが、重吾は目隠ししたまま全ての球を打ち返して柵超えを放ってみせた。 信長の6個同時投球。 古瀬高校の信長が左右の手にボールを3個ずつ持ち、6個同時に投げる。雲海の四つ球もそうだが、あくまで打撃練習(信長の場合はアルバイト)用であり、試合用ではない。
※この「その他の魔球、もしくは特殊投法」の解説は、「あばれ!隼」の解説の一部です。
「その他の魔球、もしくは特殊投法」を含む「あばれ!隼」の記事については、「あばれ!隼」の概要を参照ください。
- その他の魔球、もしくは特殊投法のページへのリンク