その他の魔界の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:28 UTC 版)
「黒魔女さんが通る!!シリーズの登場人物」の記事における「その他の魔界の人物」の解説
※グラシュティグ すべての黒魔女を監視し、支配する組織「黒魔女しつけ協会」の会長。 冷静で公平を重んじる性格だが、悪いことをした黒魔女に対してとても厳しいことでも有名である。ティアーの母親で、火の国の国王プルトンの妹君。 ※アグリッパ 黒魔女しつけ協会から全国のインストラクター黒魔女たちの元へ定期的に派遣される「巡回魔法使い」。 派遣先のインストラクター黒魔女の弟子の指導方法などを調べたり、アドバイスをしたりしている。しかし、ネチネチと文句をつける嫌味な性格のため、黒魔女たちから恐れられている。ピノキオのような長い鼻が特徴。 悪魔 情(あくま じょう) 魔界の情報屋。お尻にしっぽが付いた小さな悪魔。 いつも「悪魔が苗字で、情が名前ね。そこんとこ、よろしく!」と言いながら登場する。 慌て者で失敗が多いが、そのたびに「このことは秘密にしておいてください。でないと情報屋クビになっちゃうんで」と言う、都合のいい性格。 7巻にて華道亜沼をつかまえたおかげで、黒魔法使い2級に上がった。 ロリポップ・ココア 三頭身で、きぐるみのような外見をした双子の姉妹。 姉妹で「ロリポップ・ココアのお菓子屋さん」という店を営んでいる。しゃべり方がセレブっぽく上品だが、中身はそうではない。 ピンクの服を着ているのがロリポップで、ブルーの服を着ているのがココアである。(キャラブックによれば時々入れ替わる) 魔裂死(まさし) 「オモテダケ」という占いの館を経営している占い師。 メリュジーヌとは彼女が魔女学校の生徒だった時からの知り合いである。予知能力があり、ギューバッドや桃花・ブロッサムが王立魔女学校を途中でやめること、ティカとメリュジーヌ、ギューバッドの3人がおばあさんになった時に再会を果たすことなどを事前に予言していた。 レイ・アクティル 火の国の王子アガレスと国王プルトンの側近。美青年だが、ナルシスト。 4巻で大形が火の国をのっとった際には大形の側近として活躍した。大形に洗脳されてしまい、大形が王子になった時から性格が悪くなってしまった。大形の失脚後王宮から追放させられかけたが、レオナール伯爵に「忠誠を誓えば、スパイの仕事を与えよう」と言われウィル・レイスの代わりに王宮のスパイになった。しかし伯爵の思想に疑問を感じ、7巻の最後では伯爵を裏切った。 華童 亜沼(かどう あぬま) 人間界と魔界を結ぶ正門の番人。 普段は「緑のおねえさん」として通学路で交通安全を守っていたが、実は男である。その目的はチョコの監視だった。 フリルが好きで、オシャレにも詳しい。 7巻でチョコが着ていたタータンチェックゴスロリは彼のものである。 玖龍 恋(くりゅう れん) 魔界警察の特別捜査官。 チョコを監視するために、保健室の先生・中島未来として人間界に入り込んでいた。しゃべり方が高飛車。 火の国王立魔女学校と対立していた私立ブラックウィッチ学園の出身で、ギュービッドをライバル視している。 聖水十字架(せいすいくろす) 暗御留燃阿の弟の吸血鬼。一人称は「僕」。 優秀な姉に対して強い劣等感を抱いていたために歪んだ性格になってしまった。しかしギュービッドによると、泣き虫で弱虫であったが根は優しいらしい。 血を吸うことにより吸った相手の能力と性格を得て、さらに血を吸った相手を操る。 8巻にてギュービッドに黒魔法決闘を申し込み、その際にショウと出雲、夢野永遠の血を吸ったが、それをチョコに逆手に取られてしまい魔界へ帰って行った。 いつも使い魔であるキツネのこっくりを連れており、こっくりが奏でる笛の音を利用して血を吸う相手を自身のもとに引き寄せている。 こっくり 聖水十字架の使い魔であるキツネ。 まんじゅうに目がない。尻尾が笛になっており、その音色を聞いた相手を十字架のもとへ引き寄せる。 クルー ギュービッドの母専用の「魔界伝書バト」。 高速で飛行し、五分もあれば人間界まで行くことができる。悪魔情よりも優秀だが、重いものは運べない。 ※レオナール伯爵 魔神第一階級の貴族で、私立ブラックウィッチ学園の理事長。 4巻の大形の事件の影響で火の国王のプルトンの力が弱まったため、7巻では王の代わりに政治を行っていた。国の重要な仕事はすべて私立ブラックウィッチ学園の卒業生や関係者に回し、いずれ火の国の黒魔女すべてを自らが理事長を務める学園の卒業生になるようにするため、王立魔女学校を潰し黒魔女を支配するという企みを持っていた。 彼の娘であるラミにインストラクター黒魔女として暗御留燃阿がついていた時期があり、ラミがハロウィーンの晩に行われるサバトで女王になれたら、暗御留燃阿を黒魔女総監督官に昇進させる約束をしていた。 黒魔女や魔神の弱みに付け込みたくさんの手下を抱え、王立魔女学校を潰そうと計画を立てたが、最後にはチョコの活躍により、悪だくみがばれ捕まった。 ※ロベ・ル・プティ 魔界の異端審問官。人間界では惑生交番に勤務する炉部巡査となり、チョコを監視していた。 「ダメ黒魔女は切り捨てる」がモットー。かつては「あ、くま」、日芳向日葵、ソンセミーシャ(園井ミサ)のインストラクターでもあったがいずれも修業の途中で捨てている。 自分に従わない黒魔女を異端として始末して、火の国の黒魔女すべてを支配下に置き、火の国国王・プルトンに代わって王になり、やがては死の国、涙の国も支配するという計画を持っていた。チョコやギュービッド、ティカなどの火の国王立魔女学校関係者を異端黒魔女として裁き、火あぶりの刑にかけようとしたが、手下のスノー魔に裏切られ、食べると赤ちゃんになってしまうアイスキャンディー「赤ん棒」を食べてしまったため、計画は達成されなかった。 ※ゴドブリ ギューバッドとメリュジーヌが学生時代に出会った魔妖精の男。悪霊の国によって迫害されたサポス族の長。 仲間を殺害し、住処や黒魔法までもを奪った悪霊の国に激しい憎悪を抱いている。 サポス族の迷宮に罠を仕掛けて、ラムエルテにより送られてきた悪霊の国の騎士たちを殺害し、さらに死んだ彼らに呪いをかけて「霧のガイコツ」という亡霊にし、悪霊の国の騎士たちと同士討ちをさせ、そこで死んだ騎士たちにもまた呪いをかけて霧のガイコツにするという仕組みを作り、悪霊の国の騎士を減らし、自分たちサポス族の守備兵を増やしていた。 迷宮に入り込んだギューバッドらをラムエルテの手下とみなして殺害しようとするが、ギューバッドらもラムエルテと戦おうとしていることを知り、彼らに協力することを決める。 ラムエルテとの戦いの終結後は涙の国に行ったようである。 ※サウジーネ 黒魔女の黒魔女による黒魔女のための進学塾 ノアルソルシエール学校の塾長。 七歳で悪魔の秘法をマスターし、八歳で黒魔法のすべての呪文を習得。十歳にして死の国王立大学の入試問題を解いた。 インボルグのサバトで、ハイ・プリーステスを勝ち取るために、暗御留燃阿と大形京を破滅させようとたくらんだ。 マダム天天 アニメ版のオリジナルキャラクター。 トン魔 アニメ版のオリジナルキャラクター。豚の姿をしている。 おさき魔ックラ アニメ版のオリジナルキャラクター。 くちびるちゃん アニメ版のオリジナルキャラクター。 ひとみちゃん アニメ版のオリジナルキャラクター。 ダル魔 アニメ版のオリジナルキャラクター。「だるまさんが転んだ!」が口癖。
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