その他の魔王国の王都の住人
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「異世界のんびり農家」の記事における「その他の魔王国の王都の住人」の解説
シルキーネ ビーゼルの妻。フラウよりも若い外見をした魔族の美女だが、ビーゼルよりも年上である。ビーゼルを「ビー君」、フラウを「フラちゃん」と呼ぶ。11年目の冬にヒラクへの挨拶のために大樹の村を訪れた。 ヴォルグラフ=ゴフリル ゴフリル子爵家の嫡男で、次期当主。10年目時点で12歳の魔族。優し過ぎる父を補う「ゴフリル家の厳しさ担当」を自称しており、父が会議やパーティーに参加する際には、妙な約束をしないよう毎回注意を行っている。 結婚を望むほどフラウに憧れているが、10年目にランダンの妹との見合い話が自身のもとに舞い込み、断る口実も思い付かず苦悩する。それからしばらくは現実逃避のためにシャシャートの街に滞在していた。その後迎えた見合い当日には、振舞われたランダンの妹の手料理(ランダンがガルフから入手した大樹の村産の調味料を使ったもの)に夢中になってしまい、その間に話が纏まり彼女との結婚が決まってしまった。 コークス 冒険者チーム・ミアガルドの斧に所属する冒険者。魔族だが魔力には恵まれていないため、剣を主体に戦う。チームリーダーではないが、チームメイトを含めた周囲からはチームリーダーとして扱われている。仕事でピンチに陥ったところをゴールたちに救われて以来、彼らとはそれなりに親しい。 フォーオ 「北の守り」と称される、大岩ほどの大きさのクモ。種族は「フォレストガーディアン」とされている。現在の王都ができた時(約1000年前)からミアガルド地方に生息している。14年目に“混ぜ物”に襲われたゴールたちの前に現れ、“混ぜ物”を吸い込み平らげ去って行った。その正体はデーモンスパイダー系統の魔物であり、代替わりも行われている。当代のフォーオは、5年前に大樹の村を巣立ったザブトンの子(オス)であり、妻子持ち。 リグネ ハイエルフ・リフ氏族の戦士長で、リアたちの母。娘たちとはハイエルフの村の滅亡時に生き別れていた。約50年前に一族が管理していた遺跡に戻りそこで役目を全うしていたが、14年目の冬に遺跡に侵入したゴールたちと出会ったことで、大樹の村で娘たちと再会を果たした。その後は魔王国に譲渡したことで「魔王国管理物件」となった遺跡の管理者に就任し、さらに貴族学園で訓練を行う軍の教官として、ゴールたちに雇われることとなった。行う訓練の内容は分かり易いが厳しいため、娘たちからは苦手意識を持たれている。 オージェス、ハイフリーグータ、キハトロイ 混代竜族の女性3人。オージェスが炎竜族、ハイフリーグータが風竜族、キハトロイが大地竜族である。魔黒竜の候補者であり、魔黒竜を決めるための試練を与える役目を持つギラルに会うために、15年目の武闘会の開催前に大樹の村を訪れた。しかし、与えられた試練はいずれも大樹の村の村民との戦闘が含まれていたため突破できず、試練後はアイギスに人生相談をするほどにまで落ち込んだ。武闘会の開催後はガルガルドの下で働くこととなり、魔黒竜の一件は横に置いて当面は修行を頑張ることを決意した。 アーサー とある村でネズミ退治で活躍していたオスのネコ。15年目の冬にガルガルドによってミエルたちのパートナー候補として大樹の村に連れて来られたが、彼女たちから拒否されたため、以降はガルガルドのペットとして王城で飼われている。ゴーズラットを王城から一掃したことから、ガルガルドの部下たちからは「食料庫の騎士」と呼ばれている。 ワトガング=プギャル プギャル伯爵家当主で、ハウリン村の領主の寄親。魔族の男性。親戚のグリッチ伯爵とはライバル関係にあるが、利害が一致すれば協力することもある。自身と同じ伯爵家当主でありながら四天王でもあるビーゼルもライバル視しているが、彼が激務に追われていることは理解している。自身専用のキューを自身の領内の木工職人に作らせるほどにビリヤードに嵌っている。四女のクラカッセが仕える主(ヒラク)が何者か気になっているが、プギャル家の当主に備わる神託のようなスキルが「関わっちゃ駄目」と忠告しているため詮索はしていない。
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