第三世界エル=ネイシア
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「セブン=フォートレス V3」の記事における「第三世界エル=ネイシア」の解説
第三世界エル=ネイシアは菊池たけし製作の読者参加ゲーム『超女王様伝説 セント★プリンセス』の舞台となった世界である。 第三世界エル=ネイシアは、女王神といわれる守護者とエターナル★プリンセスといわれる下級の守護天使が直接人類を導いている神の国である。住人は良くも悪くもこれら亜紳たちの支配に依存しており、多くはその支配に満足している。ゆえにこの世界の住人たちは自らを「(神々の)下僕」であると称している。 ラース戦役で戦争を指導するトップはエル=ネイシアの女王神を補佐する宰相のセルヴィである。セルヴィは度重なる世界の危機を引き起こした第一世界ラース=フェリアを「この世界をほうっておくといつかは全次元の崩壊につながる大事件が起こる」と看破し、この世界が不安定なのは世界の主導権が無知な人類に握られているからだという理由で、ラース=フェリアをエル=ネイシアと同じく亜神たちにより導かれる世界に作り変えるべく、ラース=フェリアの人類国家全ての征服を開始した。下僕たちのほとんどは亜神たちには絶対服従なためこの暴挙に疑問も持たずに戦線に参加している。女王神セフィスはまだ幼いためセルヴィの言葉を鵜呑みにしている状態だ。 より正確な詳細は、主八界#第三世界エル=ネイシアの節を参照。
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第三世界エル=ネイシア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 14:25 UTC 版)
主要登場作品 : 『超女王様伝説 セント★プリンセス』(読者参加企画)、『セブン=フォートレス V3』(TRPG)、『セブン=フォートレス メビウス』(TRPG) 管理者 : 地神 守護者 : 星王神エルンシャ 守護天使 : 新しい聖姫(プレイヤーキャラクターが覚醒することになるため、名前などは設定されていない) 表面的な文化レベルや技術レベルは第一世界ラース=フェリアに酷似しているが、社会体制が全く異なる。第三世界エル=ネイシアは守護者である超女王と、守護者の力を受け継ぐ守護天使(聖姫、セント★プリンセス)たちが直接統治を行っていた世界である。亜神たちが身近で現実的な存在であるこの世界の住人たちは亜神たちに対して狂信的なまでに信奉している。その姿は異世界の者から見ると信心というよりもはや依存であり、彼らは強い自我や意志をあまりもたず、ただ亜神たちの命令を聞くことに生きる喜びを感じている。第三世界の住人たちは女王や聖姫より下僕と呼ばれているが、彼らは下僕扱いされることを至上の喜びとし自らもそう称するため、差別的なニュアンスはあまり含まれない。 かつてこの世界は二人の守護者、月女王アンゼロットと陽女王イクスィムによって治められていたのだが、二人の女王が男性の守護者である星王神エルンシャをとりあって地上の統治を怠けたことから地神の怒りを買い、星王神エルンシャはばらばらに砕かれてカケラが地上へ廃棄された。そしてエルンシャのカケラは守護天使である「聖姫」に生まれ変わった。聖姫たちはエルンシャ復活を望むアンゼロットとイクスィムによって取り合いが行われ、地神の思惑に反して地上はより混乱を極め、下僕たちはアンゼロット派とイクスィム派に分かれて大戦争を行うことになったのだが(これを九姫戦争と呼ぶ)、戦争を利用して古代神エルヴィデンスが復活を目論んだことで、両陣営は和解。二人の女王と聖姫たち、そして下僕たちの活躍により多大な犠牲を出しながらもエルヴィデンスに勝利した。戦いの中でアンゼロットとイクスィムも死亡したが、 新しい守護者である超女王セフィスが誕生し、現在のエル=ネイシアの名目上の最高指導者となっている。 聖姫たちは戦いの後に人間に転生し、彼女らの力の元であったエルンシャのカケラは再び集められ星王神エルンシャは復活した。ただしエルンシャはセフィスと違い地上に直接的な干渉をすることは滅多にない。戦争の後、エルンシャは宰相のセルヴィの求めに従い、第一世界ラース=フェリアが撒き散らす害悪からエル=ネイシアを守るための守護天使として、自分の持つ力の一部を有能な下僕たちに分け与えた。これがこの世界の統治者たちでもある神姫(プリンセスまたはプリンス、しかし男性でもプリンセスと呼ばれることが多い)である。神姫たちはかつての聖姫には及ばないものの、下僕たちを導く存在としてコミュニティのリーダー的存在になっている。また、神姫の中には完全にかつての聖姫の力を継承しているものもごく少数だが存在する。なお、人間に転生した初代聖姫たちは、現在でも下僕たちのアイドルとして司祭のような地位にいる。 現在では世界の支配権は人間たちに解放されているが、住人の下僕体質は自立にはほど遠く、人間に転生した元守護者の女王セフィスを最高支配者に仰ぎその元で幸せな下僕生活を送っている。しかしセフィスはまだ幼く、また病気により政治の表舞台にはでていない。ゆえに実質的な最高指導者は宰相のセルヴィ・エンデとなっている、しかしセルヴィは実は古代神エルヴィデンスの転生体であり、完全な復活を果たすべくプラーナを狙って第一世界ラース=フェリアに戦争を仕掛けている。戦争の大義は「永遠の戦乱で混乱している第一世界はプラーナを無駄に消費している。それにこのまま冥魔などの悪の勢力の手に第一世界が落ちたら、そのプラーナが悪用されあらゆる世界に危機が訪れる。全ての世界の危機を未然に防ぐため、誇り高き第三世界の女王が第一世界を管理し、人々を下僕として支配すべきだ」というものである。セルヴィの正体を知らない下僕や神姫たちはわれ先にとラース=フェリアへ侵攻している。 第二次古代神戦争勃発後はエル=ネイシアも冥魔の軍勢に襲われるようになったが、セルヴィは正体を隠しながら下僕たちを巧みに支配し、冥魔への抵抗を内部から邪魔している。これに対抗するため、第八世界ファー・ジ・アースの守護者として転生していたアンゼロットがエル=ネイシアに帰還。超女王アンゼロットの復活を宣言し下僕たちを集めセルヴィ(名目上はセフィス)に反旗を翻している。二人の女王が激しく対立し、支持者を増やすため下僕人気の高い聖姫を取り合っている現在のエル=ネイシアは、かつての九姫戦争の再来ともいえるような状況になっている。
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