21世紀に発生すると設定
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「第三次世界大戦」の記事における「21世紀に発生すると設定」の解説
亜細亜大戦2001 2001年、ロシアにて旧ソ連体制への回帰を目的としたクーデターが勃発。これを発端として世界中で核兵器を使用した民族紛争が激化。米中間での大陸間弾道弾が使用されるところで物語は終わっている。 猿の惑星シリーズ 2003年、人類と知能を得た猿類との間の争いが核戦争に発展する。猿類が勝利し、僅かな人類もミュータントとなって、コバルト爆弾を信仰するコミュニティのみとなる。そこに恒星間探索に赴いていた探査船が不時着し、「人と猿が逆転した世界」へ投げ出される。 永劫(英語版) 1993年に西ヨーロッパを中心に勃発した東西陣営間による偶発的な限定核戦争「小破滅」を経て、2005年に東西陣営間の全面核戦争「大破滅」が勃発。ペルシア湾などで発生した大規模海戦に始まり、世界各地での核兵器の応酬がそれに続いた。犠牲者は25億人以上に達し、戦闘による被害と戦後の「長い冬」によって文明も大打撃を受けたが、無政府状態にまでは至っていない。 火星年代記 2005年11月(改訂版では2036年11月)、地球で全面戦争が勃発。核爆発によってオーストラリア大陸は粉砕された。その後、地球環境は荒廃したようだが、2026年(改訂版では2057年)時点でも戦闘は未だに続いている。 未来少年コナン 2008年7月、第三次世界大戦「大変動」が勃発。核兵器を遥かに上回る威力を持つ「超磁力兵器」の投入により、人類の大半が死滅。地球の五大陸のほぼ全域が海中へ水没し、文明が崩壊した。原作小説の『残された人々』は冷戦をモチーフにしているが、子供向けアニメとして制作された事情から設定に差異が多い。 トップをねらえ! 前年の「バニシング事件」によって日米関係が冷え込む中、米軍による日本国ハワイ県真珠湾への奇襲攻撃を発端として、2008年に「第二次日米戦争」が勃発し、同時に世界各地で局地戦が発生。マシーン兵器の投入によって第二次日米戦争は2012年に日本の勝利に終わり、翌2013年に日本主導の地球帝国が建国されたことにより、戦乱は終結する。 妖獣戦記 2008年に世界核戦争「The Third」が勃発。これにより人類社会は壊滅するが、参戦国などの詳細は語られていない。戦後、戦時中に開発が進められていた人工兵士の遺伝子が残留放射能によって変異し、人類に敵対的な「妖獣」を生み出すことになる。 最後から二番目の真実(英語版) 2010年、大衆による扇動を原因として西部民主圏と太平洋人民圏の間で第三次世界大戦が勃発。戦端は植民が行われていた火星で開かれ、戦火が地球に達するまでの1年の間に両陣営の全大衆が地下共同生活タンクへと避難させられる。数年後、両陣営が用いる思考力を持つ兵器「レディ」が双方の最高司令官の協力を受けつつ実際の戦闘を停止させ、地下の大衆には戦争が続いていると偽装しつつ一部のエリート「ヤンスマン」のみが地上で生活するようになる。 ビッグ・ウォーズ 2011年初頭、南北問題を原因として、核軍縮会議でのトラブルをきっかけにアメリカ、ソ連、ヨーロッパ連邦からなる枢軸国と、全アフリカ連邦を中心とする南半球諸国の間で第三次世界大戦が勃発。永久平和宣言を発していたインドは参戦せず、中国、日本もそれに同調した。2012年にスーパー・オズマ計画によって地球外知的生命体からの信号を受信したことを受け、これの来訪に備えるため2013年のボンベイ講和会議により戦闘は終結する。 超生命ヴァイトン 2012年6月、ヴァイトンの影響下に置かれたアジア連合が、アメリカへの爆撃とフィリピン侵攻を行ったことで全世界規模の戦争が勃発する。9月までにアメリカ西海岸に拠点を築いたアジア連合軍は、続いてインドを経て中東への西進を開始し、その後ヨーロッパも戦闘に参加。核兵器の使用は限定的なものに止まる。これと平行して対ヴァイトン戦を行っていたアメリカが偏光波発射装置でヴァイトンを撃退し始めたことで、戦闘は終結に向かう。 斉木楠雄のΨ難 2012年、主人公・斉木楠雄の兄・斉木空助が発明したタイムマシンを巡り勃発。2年後の2014年には世界は壊滅状態となっている。ただしこれは平行世界での出来事なため、本編では直接的な関係性はない。 メトロ2033 2013年に「最終戦争」と呼ばれる核戦争が勃発。これによって地上は放射能で汚染され、戦後には「黒き者(チョルヌイ)」を始めとするモンスターが発生する。参戦国の1つであるロシアでは戦略施設に隣接する地域が「敵」の核攻撃を受け、モスクワにおいては一部の市民がモスクワ地下鉄のメトロ網に逃げ込み、やがて各駅が自治政府を持つ生活の場所となる。 ガングリフォン 2015年2月、世界的な食料危機やエネルギー危機などを原因として、アジア太平洋共同体(APC)と汎ヨーロッパ連合(PEU)の間で第三次世界大戦が勃発。戦火は北アフリカからウクライナ、ユーラシア大陸東部、オーストラリアへと拡大するが、アメリカ自由貿易地域(AFTA)の軍事介入を受け、APC、PEUはともにAFTAに全面降伏。その後、PEU軍内の過激派がウラル山脈の旧戦略ミサイル基地を占領し、世界各地のAFTA占領地を解放するよう要求するが、各国のエースパイロットからなる部隊によって鎮圧され、2015年10月12日に大戦は終結する。 ジョン・タイターの予言 2015年、ロシアがアメリカ連邦帝国・中国・ヨーロッパの各国に行った核攻撃を発端として第三次世界大戦が勃発。その後アメリカ・ヨーロッパ諸国・オーストラリアとロシア、更には日本を含む周辺諸国を吸収した中国による三つ巴の戦いが繰り広げられ、最終的には2017年にロシアの勝利によって戦争は終結する。なお、厳密には「フィクション」とは性質が異なるが、便宜上ここに記載する エンド ウォー 2016年、中東での核兵器テロを受けてそれまでのミサイル防衛技術が極度に発展し、大陸間弾道ミサイルによる核兵器の脅威が消え去った時代が訪れる。しかし、アメリカが衛星軌道上に軍事基地を設置した事により、軍事バランスが崩れ開戦に至る。 コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 2016年、超国家主義派によるロシアの空港テロにCIA工作員が参加していたことにより、アメリカによるテロへの報復戦争という名分のもとロシアがアメリカ各地に奇襲を行い第三次世界大戦が勃発。続編『モダン・ウォーフェア3』ではヨーロッパ各地にまで戦火が拡大する。 アイアン・スカイ 2018年、多国籍宇宙連合軍の攻撃によって破壊された月面ナチスの基地から発見されたヘリウム3の所有権を巡り、全世界規模の全面核戦争が勃発。各国が放ったICBMによって地球人類は滅亡し、ナチス基地の生存者のみが生き残る。 虐殺器官 / ハーモニー 2019年、アメリカで英語による「虐殺文法」が使用されたことを発端として、英語圏を中心とする世界各地で多数の核弾頭の使用を伴う「大災禍(ザ・メイルストロム)」と呼ばれる無秩序な暴動・戦争が発生。戦後には大災禍の反動からの医療合意共同体「生府」による政治形態への移行と、放射能汚染やそれにより突然変異したウイルスに対応するための、恒常的体内監視システム「WatchMe」及び個人用医療薬精製システム「メディケア」の普及が行われる。 狂四郎2030 2019年、人口爆発や環境破壊などによる世界的な食糧危機がきっかけとなり、第三次世界大戦が勃発。この戦争で世界人口の約80%が死亡し、アメリカや中国も消滅した。2025年に終結。戦後の文明は大きく後退し、ディストピア的な体制国家が支配している。 断絶への航海 2021年、資源・経済的問題に起因しない各国家間の不和を主因として第三次世界大戦が勃発。戦闘によって北アメリカ大陸とヨーロッパ全域が荒廃した。その後、戦後10年の間に世界はアメリカ新秩序、大ヨーロッパ、東亜連邦の三大勢力によって平定される。 スタートレック 2026年から2053年にかけて、アメリカ合衆国とECON(東側連合)が、大規模な核攻撃を伴う第三次世界大戦を戦った。都市の大部分が破壊されて死者は6億人にのぼり、地球は事実上の無政府状態となる。ECONの詳細は不明だが、初期の稿ではアメリカ対中国(China)だったと脚本家ブラノン・ブラガが明かしている。なお、詳細な設定が決まったのは『ファーストコンタクト』(1996年)においてである。また、第1作では、1992年から1996年の間に「優生戦争」という世界規模の戦争があったという設定がある。 星間興亡史 2034年、エネルギー危機を受けて中国軍が中近東に進軍したことを原因として、日米ソなどからなる太平洋安全保障条約軍と、EUや中国などからなるユーラシア同盟の間で第三次世界大戦が勃発。中国の内部崩壊と参戦各国の疲弊によって2036年に終結する。核兵器の使用は中国とイスラエルの間での戦術核の応酬のみに止まった。 宇宙船∞号の冒険 2037年、中部ヨーロッパでの多国間紛争を発端として第三次世界大戦が勃発。2035年に核兵器が完全廃止され、核抑止力が失われたことを遠因としている。戦闘は主に通常兵器を用いるロボットによって行われ、8年間の戦いののちにロボット側が演出した人間社会全体の窮乏を要因として終結する。死者の数は全世界で2億人に達した。 クルーズチェイサー ブラスティー 2037年、東西共同のアルファ・ケンタウリ調査船団が消息を絶ったことを遠因として、東西大国およびその同盟国の間で第三次世界大戦「地球大戦」が勃発。2040年までの3年に渡る戦闘は全面核戦争の様相を呈し、地球の環境は荒廃。地球外の惑星でも混乱が生じた。戦後の2041年に復興のためとして設立された地球再整備機構が、後の監察庁に繋がる。 銀河英雄伝説 2039年、北方連合国家(NC)と三大陸合衆国(USE)の間で「一三日間戦争」と呼ばれる熱核戦争が勃発。無関係な他国をも巻き込んだ13日間の戦闘の末に両大国は壊滅したが、その後も90年に及ぶ戦乱が続き、地球統一政府の発足によって2129年に終結を迎えるまでに、人類の総人口は10億人にまで減少した。 僕たちのパラドクス 2039年に第三次世界大戦が勃発。当初は全面核戦争として始まったが、核兵器や航空機が消滅した2279年の時点でも手段を退行させつつ戦闘は継続されている。ただし、これは作中で複数登場する未来の1つでの出来事となっている。 サンダーバード ARE GO 2040年に「地球戦争」と呼ばれる全面戦争が勃発。詳細は不明だが衛星軌道を含む地球全域が戦場となり、この戦争の影響によって原子力技術は衰退した。 セイテン大戦フリーダーバグ 中東での紛争のために2035年に発生したエネルギー危機を発端として、2040年に欧米連合とアジア諸国連合の間で第三次世界大戦「斉天大戦」が勃発。中国大陸が戦場となる。 重鉄騎 2020年に発生した「シリコンカビ」による電子・コンピューター技術の崩壊を契機として、それらの技術への依存度が少ないアジアの超大国がアジア及び西ヨーロッパ各国への侵略戦争を開始し、第三次世界大戦が勃発。超大国は新兵器「鉄騎」を投入するも戦争は泥沼化し、2045年には超大国側からの提案によって停戦協定が締結される。その後、超大国を中心とする「国際連合」が新たに設立された。 未来からの遺書(英語版) 2044年7月4日に、第三次世界大戦「二〇四四年の大破局」が勃発。地球国家連合(CSE)が、同年までにCSEを脱退していたアメリカや中国などに対してリチウム核兵器による攻撃を行う形で戦端が開かれ、アメリカも健在だった潜水艦からリチウム核弾頭による報復攻撃を行い、この時点で参戦諸国の軍事指揮中枢がすべて壊滅。その後、一部指揮官の独断で行われた攻撃により戦闘は世界中に拡大し、大国の抑えを失った印パ間でも核戦争が勃発する。戦闘は8月初めに終息するが、ユーラシアと北アメリカ大陸の都市部はほぼ荒廃し、放射性降下物による汚染や疫病、短期間の気候変動などによって開戦11ヶ月後までに60億人以上の犠牲者が生じた。 真・女立喰師列伝 2044年、世界を二分する形で「三年戦争」(第二次統合戦争)と呼ばれる大規模戦争が勃発する。終戦は2047年。参戦国の詳細などは不明だが、最終段階で軌道周回国家・日本の地上遠征軍による介入が行われている。この戦争により地球上のあらゆる文明が滅亡した。 ドールズフロントライン 2030年の「北蘭島事件」によって全世界に拡散したコーラップス液による汚染を原因として、2045年4月15日に残された土地や食料を巡る第三次世界大戦が勃発。緒戦で核兵器が使用された後に陸戦を中心とする有視界戦闘に移行し、2051年6月29日に終結する。この大戦中に「戦術人形」が各国で実戦投入された。また、戦後に低下した国家の統治能力は民間軍事会社(PMC)によって補われることになる。 魔法科高校の劣等生 2030年ごろから始まった世界的な寒冷化の中、寒冷化と砂漠化が進んだ華北地域の住民によるロシア領内への不法入国を発端として、2045年にエネルギー資源を巡る第三次世界大戦が勃発。2065年まで続いたことから「二十年世界群発戦争」とも呼ばれる。魔法師の介入によって核兵器の使用は阻止されたが、世界人口は開戦前の1/3の30億人に減少。各陣営の勢力範囲も大きく変化した。 地球連邦の興亡 2047年1月、異星人ヲルラの襲来により第三次世界大戦「接触戦争」が勃発する。当初はヲルラ対地球人の戦争であったが、途中から地球側が日英米連合を中核・前身とする地球連邦と中国やインドなどを中心とする国際連合に分裂。ヲルラが地球連邦に対して降伏した後には、地球連邦によるヲルラの科学技術の独占を国連側が恐れたことから、地球人同士で反応兵器(核兵器)を撃ち合うことになる。地球連邦の勝利によって2049年末に終戦を迎えた。 すばらしい新世界 経済的な破局への直面を一因として、2049年(フォード紀元141年)に「九年戦争」と呼ばれる全世界規模の戦争が勃発。多種多様な化学兵器や細菌兵器、TNT火薬とイソシアン水銀からなる新型爆弾などが使用された。戦後、再度の戦争を防ぐため安定を最優先とした大量生産と大量消費を主軸とする社会体制が構築され、その過程で文化人や簡素生活主義者は虐殺の対象となり、過去の歴史資料はすべて抹消され、民主主義や自由主義は消滅した。なお、本作が発表されたのは第二次大戦前の1932年である。 創世の島(英語版) 2050年8月7日、中国が大気中の熱蓄積効果対策のための硫黄散布試験をアメリカ領空内で強行したことを発端として、アメリカと日中同盟の間で「最終戦争」が勃発。2052年末に戦闘に投入された伝染病菌によって、翌年までに地球上ほぼすべてが居住不可能になる。 星々の海をこえて(英語版) 2061年、地球に侵入した異星の宇宙船隊によって海中へと投下された生物「スウォーマー」への対処を巡る混乱の中、中国海岸沖で中国と米ソ、さらには日本とブラジルによる核兵器を用いた軍事衝突が発生する。戦闘は対スウォーマー戦と平行しつつ主要列強すべてを巻き込みながら拡大し、ついには四大国による全面核戦争へと発展。北アメリカ大陸は焦土と化し、アジア大陸も多数の核兵器による攻撃を受ける。 スターオーシャン4 -THE LAST HOPE- 2064年、世界共和国連邦と対立する諸国の情報戦が激化し、混乱による破壊兵器の誤射から第三次世界大戦が勃発する。わずか2週間で停戦協定が締結されるが、大量破壊兵器の使用による環境の悪化によって人口は大幅に減少する。 Fallout シリーズ 2077年、地球資源を巡った争いが続く中、中国軍がアラスカを侵略し、アメリカがカナダを併合したことに端を発し、10月23日に全ての核保有国が全面核戦争に突入。開戦から2時間で世界の文明は崩壊する。 ガルフォース 月面から発掘された異星人の宇宙船から回収されたプラズマ兵器のデータの奪い合いを発端として、2085年に東西陣営による第三次世界大戦が勃発し、同年中に終結。核兵器を越える威力を持つ「S.V.E.弾頭」や、宇宙船内のデータを基に作られた殺戮機械兵団「M.M.E」などが投入され、世界中の都市が壊滅した。戦後には生き残った人類と大戦中に反乱を起こしたM.M.Eの間で戦闘が始まったが、東西陣営間の軋轢もいまだ存在している。 重装機兵レイノス / 重装機兵ヴァルケン 2093年、石油および月面の「動力鉱石」の採掘権を巡り環太平洋合衆国と欧州アジア連邦の間で第三次世界大戦が勃発。初の宇宙空間での全面戦争となり、新兵器「アサルトスーツ」の投入なども行われたが、両国は宇宙戦闘にかかる莫大なコストを理由に2096年に和平協定を締結する。また、2101年には連邦軍による合衆国軍への誤射事件「グラハム号事件」を発端に第四次世界大戦が勃発。戦闘は第三次大戦のそれを上回るものとなり、最終的には合衆国側が勝利している。
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