21世紀に再認識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/05 14:54 UTC 版)
「ワシリー・オシェプコフ」の記事における「21世紀に再認識」の解説
21世紀になって、プーチン大統領が柔道家でもあるせいもあり、オシェプコフの役割がロシアでも日本でも再認識されている。 2012年9月9日に「オシェプコフ生誕120周年記念式典」がウラジオストク市スポーツ・センター「オリンピエツ」で開催されて、日本からも柔道家が出席している。 2014年「世界サンボ選手権」が、オシェプコフが柔道を学んだ日本で開かれている。 2016年9月にウラジオストクで開催された「東方経済フォーラム」に出席した安倍首相もそのスピーチで「プーチン大統領ならよくご存じの、ロシアに初めて講道館柔道をもたらしたワシリー・オシェプコフは、コラベリナヤ通り21番地というところで最初の道場を開いたそうです。その建物もまだ残っているのでしょうか。」と述べて日ロ友好を演出している。 日本で学んだ柔道をロシアに伝え「ロシア柔道の祖」として、ワシリー・オシェプコフの銅像がウラジオストクで最初の柔道場を開いた処に完成し、2016年9月24日に除幕式が行われた。像は講道館柔道の創始者である嘉納治五郎から黒帯を受け取るイメージになっている。
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