21世紀に入りメロディー式は減少
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:43 UTC 版)
「日本の音響装置付信号機」の記事における「21世紀に入りメロディー式は減少」の解説
警察庁は、2002年の実証実験で視覚が不自由な人の半数以上が「従来のものより横断方向の音が取りやすい」と応えたことから、2003年(平成15年)10月に今後の視覚障がい者用付加装置については、擬音式の異種鳴き交わし方式により設置するように通達した。「異種鳴き交わし方式」は2016年3月末時点で19219基ある音響装置付信号機の45パーセント (%) 超である。メロディ式、同種同時方式、同種鳴き交わし方式は機器更新の際に置き換えが進み、2003年に全国で2000基以上設置されていたメロディ式は、中国地方で島根県に2基と鳥取県に1基ずつ残るが、2003年度に781基あった大阪府、四国地方、近畿地方、神奈川県ではそれぞれ消滅した。2021年3月現在では13都道県で323基が残る。
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