魔道用語とは? わかりやすく解説

魔道用語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 09:52 UTC 版)

トリニティセブン 7人の魔書使い」の記事における「魔道用語」の解説

専門術式 魔道士魔術行使する為のアプローチ系統分類・体系化したもので、魔道術式或いは単に魔道とも称される習得したテーマ魔力の質、後述才質タレント)等によって魔道士得手不得手千差万別である為、自らの求め研究合致する方向性専門術式を自らの魔道基盤定める事が、魔道士としての第一歩となる。 多く魔道士専門術式枠内で己の研究を行うが、中には自らに相性良い形へ基盤自体改良派生させる例も確認されており、後々まで続く魔道そのもの創作或いは源流”から派生させてのけた魔道士始祖魔道士呼称されている。現代であっても才能次第では新たな専門術式構築する自体不可能ではない。 魔道士血族ある程度適性似通う為、始祖魔道士末裔が同じ魔道に高い適性を示すと言った事例は多い模様中には特定の一族連なる魔道士にしか習得出来ない専門術式確認されている。基本的に各書毎に分類されているが、魔道士にとって優先されるものはテーマとその研究であり、専門術式その手段という側面が強い。そして、専門術式定めたからと言って他の魔道使えないという訳でも無いため、研究一環として別の書庫」の専門術式部分的に習得している魔道士一定存在している。 習得難易度についても幅があり、「錬金術」や「数秘術と言った専門術式基礎魔術称される一方で、「魔装術」の様に極めて習得難しいものは高位魔術位置付けられている。また、血統断絶等によって少数例外除き術者存在しなくなった専門術式存在し僅かな痕跡形式のみを残して解読解析不能となったこれらは超古代魔術(ハイ・エンシェント)とも呼称される。 専門術式一覧 傲慢(スペルビア) 黒皇術(アストラル・ルーラー)・映晶術(ゲヘナ・スコープ)・魔装術ウェポン・マスタリー)・剣灯術(イグニッション・ブレイド)・皇霊術(ゼニス・アクセス)・羅刹術(ブラッド・オウガ)・恒頂術(ジンクス・エスト)・七皇術(セブンス・アストラル) 嫉妬(インウィディア) 忍法術(シャーマニック・スペル)・竜操術(ドラゴン・オーブ)・光輝術(イルダーナハ)・光武術(サウィルダーナハ)・聖語術(イーハ・トーヴェ)・冥醒術(ヘル・テリオス)・切紙術(シャドウ・サーヴァント)・黒術(ダーク・ミスト) 憤怒イラ) 聖儀術(カオシック・ルーン)・金剛術(アダマンタイト)・言霊術(バベル・スクリプト)・殲鬼術(せんきじゅつ)・闇夜術(ロード・オブ・ナイトメア)・至元術(アトモスフィア・エフェクト)・詔術(ポラリス・オーダー) 怠惰(アケディア) 数秘術(ロゴス・アート)・呪水術(カース・ファウンテン)・屍霊術(アウター・ネクロマンシー)・魔陣術(フィールド・マスタリー)・迅雷術(スピード・クラッカー)・斥翼術(イカロス・ウィング) 強欲(アワリティア) 重唱術(アーク・シンフォニー)・帝術(じゅうていじゅつ)・天唱術(エンジェリック・フェザー)・掌陣術(フィフス・ディレクション)・覇炎術(イグニス・レイド)・監京術(キャピタル・プリズン) 暴食グラ真言術(マントラ・エンチャント)・飢食術(フューリー・バイト)・滅世術(アバドーン)・星辰術(サモン・アストロジー)・千眼術(アルファ・ビジョン)・弓悠術(アルテミス・フラッグ) 色欲(ルクスリア) 錬金術(アウター・アルケミック)・植霊術(ワンダー・フォレスト)・精霊術(エレメンタル・コンダクター)・機導術(ルーインズ・ワーカー)・奈落術(アビス・フォール)・傀儡術(クレイ・ビルディング)・錬成術(レイヤー・アルケミック) 虚飾(イリテュム) 聖象術(グラムデザイン) 才質タレント魔道士秘める各分野毎の専門性を表すパラメータであり、その魔道士向き不向き端的に数値化したもの五つ分野ごとに百分率示されるが、一般的な魔道士基準では非常に優れている分野でも3040程度で、50%以上あれば素質としては一流魔道士だとされている。およそ後天的変動するものではなく専門術式によっては複数才質バランス求められるものも存在する為、己の魔道選択する上で大きな指標一つとなっている模様。 以下に、具体的な内訳を記す。体術才質(フィジカル・タレント)…肉体的な活動優れ体力技術力などに繋がる才能解析才質(アナライズ・タレント)…魔力性質把握し物事性質解き明かす才能発動才質(インヴォーク・タレント)…安定性出力の向上に寄与し魔力世界実体化させる為の才能支援才質(エイド・タレント)…他者への支援や、場所・空間対す継続的な干渉を行う為の才能。 特殊才質(ユニーク・タレント)…その魔道士だけの特異な才能。これが高くない使えない術式存在するが、数値が高いことが強さ直結する訳ではない魔物 魔道士研究の末、魔力などが暴走してしまった際に生まれた残滓のようなもの。その魔道士意志なくなり、単に魔力求める「影」となってしまう。その強さ生前魔道士クラスから反映されるが、「暴走」した状態になるため、さらに強力になることもある。Dの幻魔コードD)の幻想種確認されており、暴走した魔力幻想種の「存在性」を得ることで、さらに強い魔物化したものとされている。また、魔道士がより強大な力や研究費やす永い時間求めて自ら人間肉体捨て去って魔物の体を手に入れ場合もあり、この場合魔族化(アップグレード)という表現使われる魔族化した魔道士は元の人間の姿と魔物の姿を自由に行き来することが可能となり、魔王因子有していた場合“人”からより“魔”へと傾くことで更に強大な力を引き出せるようになる魔道極法(ラスト・クレスト) 7種の魔道分類に「在る」と云われる概念世界構築究極魔道。「トリニティセブン」とは即ちこの魔道極法到達した者であり、そこまでたどり着くためには生まれ持つ才能と「テーマ」の詳しい研究が重要となる。かつて大魔道大戦の折に大魔王ディース対抗するべく7人の魔道王たちによって編み出され秘法であるが、彼らは何れも使用により絶命もしくは消滅したことになっており、その代償大きさ故に各書庫ごとにその魔術極めた一名にしか習得できないよう、魔道王自ら制限設けたトリニティセブンとは即ち、「魔道王の後継者」を意味している。時空裂界(バアル・ペオル) 「怠惰」の魔道極法開発者大魔公マスター・ピュータゴラース。超高速(むしろ亜光速)の世界展開し限りなく時間停止した状態にすることが可能であるうえ、発動し本人自分と任意の存在通常進行時間に戻すことが可能。停止状態の存在ダメージ進行しないため、一切攻撃が効かなくなる。代償は、展開した高速世界から脱出できなくなること。バリエーションとして、魔王因子用いて完全制御成功させた『連続性時空裂界(バアルペオル・イプシロンデルタ)』、極めて狭い空間のみを停止させる幾何的時空裂界(ユークリッド・バアルペオル)』が登場している。 混沌渦界リヴァイア・サン) 「嫉妬」の魔道極法本編では未だにその性質が完全には明かされていないが、逆に限定版登場頻度それなりに高い。作中使われたのは、殲滅力のみを台風の様な形で具現化した『外法混沌渦界(ぎしん・リヴァイア・サン)』と、レヴィが右目の「稀神天眼」を用いて行使した『稀神・混沌渦界(きしん・リヴァイア・サン)』の二種類前者はともかく、敵を混沌の渦飲み込んで消滅させる程の力を発揮する後者発動者の肉体直接多数ヒビが入るほどの負荷がかかる。 無限絶界(アエシュマ・デーヴァ) 「色欲」の魔道極法開発者大魔公マスター・ホーエンハイム。直接別の世界構築召喚しこの世界塗り替える世界構築魔術最大奥義とされる作中で完全に発動したのは、かつてリリスこの世界送り込まれた際に、その余波生じた崩壊現象抑え込むべくアナスタシアが行使した一度のみ。彼女の場合終焉世界への鍵となる「終焉」のテーマ有していた為、「指定した対象終焉図書館転生させて永遠に幽閉する」という形で発現させていた。代償として彼女は世界における存在失い終焉図書館転生することとなったが、リリス使用した際にどの様代償発生するのかは明確になっていない聖魔崩界(アル・シャイターン) 「憤怒」の魔道極法存在そのもの崩壊させる概念世界構築する魔術だが、作中登場したのは対象世界そのものから局地的なものへと狭めた限定版の『堕天聖魔崩界(ロスト・アル=シャイターン)』のみ。術者代償として肉体一部崩壊することが確認されているが、完全版行使どれ程負担がかかるのかは明らかにされていないまた、作中では「深闇の女神復活まで辿り着いてしまった世界で独り生き残った聖が、最適解探す為に時間ループする際にもこの術を完全版行使している事が確認されている。 夢幻限界ア・マイモン) 「強欲」の魔道極法現実世界夢の世界幻の世界の境界取り払ってしまう、世界構築究極一つ。夢の様でありながら確たる自己確立した者だけが使用できるとされており、実体幻体真実虚実思想空想全て唯一のものにしてしまうが、その負荷壮絶なものとなる。作中使用されたのは限定版の『夢遊奏・夢幻限界(パラソムニア・アマイモン)』だが、これだけでも相手何が夢なのかも定かではない無限の夢に幽閉することが出来る。作中限定版使用したユイには特に代償苦しんでいる様子見られないが、これは「天」というよりも「神」資質に近い彼女の才能ゆえとのこと聖天失界(ロスト・サマエル) 「虚飾」の魔道極法開発者大魔公セレスティア小説版第三巻登場したイレギュラーな魔道極法であり、その効果失われた次元へと回帰する世界構築。この術を行使する代償術者存在時間及び存在世界だけが完全消滅することだが、この際に「世界修正力」によって消え去った分の時間世界復元される。この代償によってセレスは「から目覚めてアラタ出会い」「ノルニルの巨人から彼らを救う為に魔道極法行使する」までの僅か一日という時間無限に繰り返す輪廻牢獄に自らを置き、その巻き戻し巻き込んだノルニルの巨人」を永遠に封じ続けていた。最終的にアラタたちの尽力によってこの無限ループ解消されている。 天帝極法(ゼニス・クレスト) 本編23巻で登場した正体不明概念世界構築魔術カテゴリー。その世界塗り替える破壊するといった形で発動する魔道極法とは似て非なる魔道であり、発動することで完全に隔絶され一つ世界具象化する性質有する模様本編では下記一種類し確認されていない為、その詳細殆んど分かっていない。黒帝焰界(レーヴァテイン) 「憤怒」の「天」属性分類される天帝極法化身となった魔道士は、春日聖。 対魔王兵器の究極形として、本編初期からマスター・リベル目指していた極地。現「世界樹巫女」である聖の魂と、九つの「邪神鍵」を贄とすることで完成至った作中では世界樹炎滅させるもの、という表現がされており、対天、対神、対魔王などの複数属性特攻有していることが伺えるが、その詳細不明。剣の形で具現化しているが、完全に外界隔絶され内部世界には永遠に世界を灼き続ける黒焰が満ちており、接続した者は孤独の中で永劫責め苦を味わうことになる。この焰こそが、化身となった聖の記憶そのものとのこと神話武装 神話・伝承語られている伝説の武器で、世界のどこかで封じられている。神話の持つ「伝承」をそのまま能力」として使用できる以外に、所持しているだけでも所持者の魔力身体能力向上させる効果もある。それぞれの武装には個々対応したテーマ存在し、それにちなん特殊能力保持している。これは必ずしも習得したテーマ一致している必要は無いが、武装によっては同一テーマを持つことが能力解放する条件となっているものもあり、その違いは様々。魔道士は大抵1つ神話武装使いこなすので精一杯とされるが、ルーグ魔王因子の力を使うことで3種神話武装駆使しトリニティ達した神話武装は「伝承のどの部分抽出しているか」で能力が決まる為、同名ながら違う能力備えた神話武装複数同時に存在することもあり得るとされるまた、一部のそれは特に強力で純粋に原典に近い能力再現しているとして始祖秘宝の名で呼ばれており、本編ではアルファベットで名称が表記される形で差別化される。 以下は、作中登場する中でも特に重要なものを記す。創造武装(パルタムアーム)「魔ゲイボルグ」 「憤怒」の神話武装一種で、使用者の聖儀術を強めると同時に身体能力武装達人クラスにまで達する。所持契約の際には「誓約」を必須とし、形態に関係なく「誓約」に違反した場合所持者の心臓貫かれる呪いかけられる一般魔道士が持つだけで、達人クラスまで能力引き上げるため、トリニティセブン級の魔道士がその持てばさまざまな敵対者屠る脅威となりうる。また、武装固有のスキルとして所有者やその仲間自動的に守る「完全防御」が備わっている戦神武装(オーディンアーム)「神王グングニル」 対魔王兵器の一種。魔ゲイボルグ封印を解くことで起動する真の姿あり、かつての大魔公オーディーン異名たる“戦神”の名を宿すことで更なる力が開示されているとされる「神」の名と特別な役割与えられ天の裁定者により地上へ齎された武装一つであり、このグングニル場合アリンと聖という、現「世界樹巫女」の為の専用武装となっている。 封印解放当初アリンが完全には「勝利」のテーマ制御出来ていなかったこともあり、ユイが「重唱術」及び「聖儀術」で補助している空間でのみ使用することが出来ていた。神曲門編でアリンマスター・リベル調整受けてからは、アリン単独での発動が可能となっている。 勇気武装(ヴァータスアーム)「光穿ブリューナク誠意武装(フェイスアーム)「光斬剣フラガラッハ解放武装(ソルヴォアーム)「光剣クラウソラスルーグ所有する神話武装で、元は天空図書館封じられていた物。この内フラガラッハ治癒不可能な形で相手攻撃反射する最高位カウンター絶対報復」の能力有していることが判明済みクラウソラス所有者飛行能力与える為、比較多く登場している。 禁忌武装「ムラサメ」 派生作品レヴィ忍伝」に登場する嫉妬神話武装であり、「死」を操り持ち主の命と魂を糧にあらゆる魔を斬るとも謳われる伝説級の高位武装当初から姿も見せないままに街を丸ごと一つ世界構築用意するという魔王クラス如き能力見せたが、実は他ならぬシャルムこそがムラサメ魔道融合した存在だったことが判明独自に魔王因子内蔵している事も併せて判明しレヴィ汚染して魔力奪って見せたその後、同じ「死」の使い手として竜姫を主に選ぶが、彼女が追い込まれるのに合わせて密かに協力関係築いていた竜貴に所有者を移す。竜貴とレヴィらの最終決戦では途中まで竜貴の武器として振るわれるものの、最後竜姫味方して影魔の里の人間の魂の力を彼女に貸すような素振り見せた。 その正体は、かつて竜貴の手によってムラサメシャルム魔道融合させられ存在であり、二人分自我共存していた。竜貴が元のムラサメ入手した経緯そのもの不明なままだが、己の主として最強嫉妬魔道士探したいムラサメレヴィ殺し方を探りたいシャルム、そしてレヴィから邪眼奪いたかった竜貴という三者思惑重なって当初一般生徒としてビブリア学園通っていたことが判明している。 始祖秘宝「Gleipnir(グレイプニール)」 派生作品「リーゼ・クロニクル」に登場する怠惰秘宝であり、所有者を全時空超越者とする程の絶大な時空操作能力持ったの縛鎖で、アーシャ終焉魔獣手懐ける為に使ったものとは別の武装経緯不明ながらかつてリーゼセリナ過ごしていた二人叔父夫婦屋敷地下封印されており、この神話武装存在彼女たち故郷壊滅する原因となった本編時空では魔物襲撃アリエス阻止して以降その在処不明なままだが、β時空ではこの武装確認し戻ってしまった事がセリナ死に繋がってしまった。彼女を生かす為にリーゼによって自覚させないまま魔道融合させられていたが、作中では遂に限界迎えてセリナテーマ意識僅かに残す神話武装へと戻ってしまう。 「リーゼ・クロニクル」終盤にて、暴走したクロノス時空崩壊計測し切る為に全ての時空リーゼ演算能力直結する」べく、β時空リーゼがその身を融合させた。全て修復されたβ時空においては純粋な神話武装の状態でこの時空の彼女に所有されている。 魔王兵真の魔王所持した時、世界崩壊が始まるとされる伝説の魔道書同様に存在しないものとされていたほどの武器神話武装一種ではあるが、魔王兵器の封印は「真の魔王」の資格者にしか解けず魔王因子所持していれば誰でも扱えるわけではない使用には3つ上の書庫取得する必要があり、不足している場合使用者魔力暴走させることで果てしない力を補おうとする。独自の思考持っており、魔王補佐が可能で、人間体に変化することも可能。現在派生作品含めて三振りが確認されており、その全てが「神曲」におけるコーキュートス由来する名称与えられている。 また、無数の時空の中でただ一人所有者明確に定められている一方で真の魔王化に達した魔王であれば能力次第ではある程度使いこなす事が出来るのも特徴一つ武装名に冠する固有の色彩についても、魔王兵器を所有可能な程の魔王の手渡った場合はその魔王色へ変化する事が示唆されている。支配武装(インペルアーム)「黒皇剣ジュデッカ」 声 - 伊藤静天空図書館2つ魔王兵器のうちの1つ所有者春日アラタ使用条件は「トリニティ達していること」、「支配テーマにしていること」、「魔王因子持っていること」。いずれの世界においても、原則としてアストラル・トリニティこと春日アラタにしか扱えないことを意味している。 回収した時点ではアラタトリニティ達していなかったため、ジュデッカ解析の際にエラー発生し暴走魔王化)へつながった使用者以外が触れた場合、その者の魔力吸収する。 『第四の門』を具現する魔王兵器であり、持ち主を『トリニティ超える者』にする力を秘めているとされる春日アラタ数秘術取得後無事に使用者として認められ、それにより魔力使い方の向上およびジュデッカ補佐により魔術複数同時使用可能になった。 人造魔王であるラスト・トリニティは、己の錬金術のみでこのジュデッカ参考にした自身専用魔王兵器の錬成成し遂げている。これは謂わば「白皇剣ジュデッカ」とでも言うべき武装であるが、下記のアンテノーラの場合と同じで、仮初顕現果たしたレプリカの様な扱いである模様虚無武装(ヴァニタスアーム)「赫皇剣カイーナ」 天空図書館2つある魔王兵器の1つ所有者はアビィス・トリニティ。 『魔王兵器』と呼ばれる魔王達した魔道士専用武具1つ所持および使用できるのは原則として『赫の魔王』でもある『アビィス・トリニティ』のみである。 元々はアビィス・トリニティの世界存在していたが、アビィスが自身世界滅ぼしたことで時空次元世界渡り天空図書館封印されることとなった。 『第一の門』を具現する魔王兵器であり、その持ち主を『世界超える者』にする力を秘めているとされる。元々はジュデッカ同様、所有者であるアビィスとは別個の自我有していたが、世界全て虚無沈んだ際にその人格をほぼ喪失しており、本編登場時点機能のみを残す状態だった模様消滅寸前のアビィスがスムーズに魔道融合出来た件にもこの辺りの事情絡み、彼が魔王兵器の化身化した時点で本来のカイーナの人格は完全に失われている。 「蒼皇剣アンテノーラ」 派生作品「リーゼ・クロニクル」及び「アナスタシア聖伝」に登場する魔王兵器。所有者はクロノス・トリニティ、魔王騎士パンドーラ、そしてアナスタシス・トリニティ初登場は「リーゼ・クロニクル」第3巻。β時空において、怠惰魔王として覚醒したアラタ数秘術によって「魔王兵器を手に入れ可能性」を計測し世界越えて呼び寄せた魔王兵器の一振り。彼が最初から怠惰魔王となる世界存在していたと思われるが、その詳細明らかになっていない。 『第二の門』を具現する魔王兵器だが、その具体的な能力不明作中では、これを入手したクロノス時空構築とその対消滅攻撃転用する程の演算能力見せている。 派生作品アナスタシア聖伝」では、「終焉」を訪れた現・色欲の裁定者によって仮初の形で用意されたものが魔王騎士パンドーラ預けられ、「偽蒼剣アンテノーラ」として具現化。本来一介魔王騎士には過ぎたであったが、パンドーラ自分以外の魔王因子干渉する固有能力持っていた為、行使代償ある程度他の魔王騎士肩代わりさせることで使役していた。自身を救う為に犠牲になろうとするパンドーラから制御を奪う形でアナスタシア入手し、それをトリガーとして魔王アナスタシス・トリニティ覚醒している。 派生モバイルゲームトリニティセブン -夢幻図書館と第7の太陽-」では、「偽紫剣アンテノーラ」として登場した魔道具 魔道書魔道器、神話武装類いではないが、確かに神秘秘めた道具総称作中では、派生作品「リーゼクロニクル」でアリエス所有していた翼型飛行ユニットなどが該当する顕現装束 魔王因子利用したメイガスモード高位変換であると同時に、その名前はそれぞれの書庫」に対応した悪魔の名称を冠する、その「書庫」の最高位魔道別称ともなっている。これを身に纏った者はその「書庫」の魔道根源達して極めたとして、対応「書庫」内に存在する様々な魔道行使することが可能になるとされる原則的に魔王因子持った魔王候補なければ身に纏うことは出来ない仕組みだが、小説版第三巻では「黄昏図書館」という特殊な環境下に封じられトリニティセブン面々長い時間内部世界で研究費やすことで、魔王因子持たないメンバー含めた全員七書全てのそれを纏うことに成功している。 「魔を極めた者」として、この領域辿り着いた魔道士は「魔人」とも称される理屈の上では女性魔道士専用形態という訳でもない為、性別ごとに別デザイン存在する模様また、同性・同「書庫」の魔人であってもリリスアナスタシアのように顕現装束デザインには個人差がある事が確認されている。セイタン憤怒」に対応した悪魔の名称にして、それを司る最高位魔道別称。セイタン・フォームを纏うことができ、装着者は「憤怒魔人(セイタンスレイヴ)」とも称される作中では聖のみが身に付けているが、小説版では聖と共にアリンもこれを身に纏うことに成功したアエーシャマ色欲」に対応した悪魔の名称にして、それを司る最高位魔道別称。アエーシャマ・フォームを纏うことができ、装着者は「色欲魔人(アエーシャマスレイヴ)」とも称される作中ではアビィス・トリニティが自身の力を取り戻すため、強制的にリリスに纏わせている。また、派生作品アナスタシア聖伝」では、魔王として覚醒したアナも身に纏っている。 ベルフェゴール怠惰」に対応した悪魔の名称にして、それを司る最高位魔道別称。ベルフェゴール・フォームを纏うことができ、装着者は「怠惰魔人(ベルフェゴールスレイヴ)」とも称される作中では神曲門編でリーゼ披露したが、後に派生作品「リーゼ・クロニクル」において、一番初めに彼女がこれを纏ったのはβ時空であったことが明かされている。 リュシフェル、レヴィアタン、ベールゼバル、マハザエル それぞれが「傲慢」、「嫉妬」、「暴食」、「強欲」に対応した悪魔の名称にして、それを司る最高位魔道別称本編では登場しておらず、小説版第三巻極めて例外的な環境でのみ、ミラ・レヴィ・アキオ・ユイが身に纏うことに成功している。 秘宝巫女スプリガン」と称される女性たちのこと。秘宝古代魔術遺産存在している遺跡守護する一族で、その封印破られないように守ることを使命とする。 元々、高い魔力を持つ一族で、あらゆる高位魔術駆使することでも有名である。アキオ家系代々真言術」を継承しており、彼女の母も腕が立つ実力持っていた。「神」呼ばれる存在から、その使命賜ったとも言われ秘宝巫女信仰心の強い者が多い。かつては世界中遺跡存在していたとされるが、今ではその数が急激に減少してしまった。 最後の鍵(ザ・ラストキー) 異世界とをつなぐ力を持っているとされる概念武装リリス場合自分生まれた世界異世界をつなぐ力を持っているが、彼女が生まれた世界はすでに魔王の手滅ぼされているため、仮につないだとしても異世界同士移動不可能。あらゆる伝説伝承にも記されており、理想郷桃源郷霊界にもつなげられるといわれている。真の最後の鍵」はあらゆる異世界への扉を開くとされ、その存在は「鍵」で「扉」にもなりえる世界との繋がりが深い為、「最後の鍵」が死亡する連鎖的にその世界自体崩壊する危険性存在している。 概念機構(イデアフレーム) あらゆる世界あらゆる次元根源たる「世界記録アカシック・レコード)」に存在するとされる、「あらゆるものの原型とされるもの。これに干渉する事であらゆる属性概念レベル書き換える事が可能で、例として作中では裁定者たるマリスが自らに「全ての魔術は己に影響与えない」という属性常時付与している。 自身概念改変する行為存在書き換え等しい為、多く場合はその変容に耐え切れず一瞬消滅してしまう。その為、概念機構対す直接干渉は、古代魔術中でも難関位置付けられているとされる

※この「魔道用語」の解説は、「トリニティセブン 7人の魔書使い」の解説の一部です。
「魔道用語」を含む「トリニティセブン 7人の魔書使い」の記事については、「トリニティセブン 7人の魔書使い」の概要を参照ください。

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