切紙とは?

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きり‐かみ【切(り)紙】

《「きりがみ」とも》

切った紙。

紙を切って種々の物の形を作りだすこと。

奉書紙鳥の子紙などを折り目どおり二つに切ったもの。また、それに書いた手紙

3書きつけ武芸などの免許状


きり‐かみ【切紙】

〔名〕 (「きりがみ」とも)

① 切った紙。かみきれまた、紙を切って細工をすること。

源平盛衰記14C前)二八薄き切紙(カミ)に細細(こまごま)と状を書きて、蟇目中に入れて、平家の陣へ射渡したり」

折り紙折り目から二つに切ったもの。また、それに書きつけ書簡文書

明月記寛喜二年(1230)正月二九日「一昨日法印申書令一見、北院御室御集昨今老筆返上了、三巻如切紙一行一句、早速之由有御気色

③ ②に書きつけた、芸能武芸などの免許状切紙伝授目録

実隆公記享祿二年(1529八月一八日「御霊祭以後参内。切紙〈三ケ以下〉持参

証文手形

多聞院日記天正一三年(1585)九月五日脇坂甚内法師玄斎とも、ひた十九預け置、今日取了。則切紙被返了」


切紙

読み方:キリガミ(kirigami)

(1)小さく切った紙。
(2)横に二つ裁断した紙、またこれに書いた手紙
(3)学芸などの諸道で、奥義箇条に記して伝授した紙。
(4)手形証文


切紙、目録(きりがみ、もくろく)

昔は段位がなくて、修行した技前によって階級をつけたが、その一番初歩ランクが切紙であり、これは紙の切れはしなど簡単なものに修行修得した技前が書いてあった。だから切紙と言ったのである。それから目録印可免許皆伝口決(こうけつ)(口伝)(くでん)と進んで行き最後口伝でこれがその流の極意剣の伝授である。

したがってこれは四方の襖を立て切り、周囲人払いをして深夜ひそかに師匠直接手をとってその秘術を授けたものである。
披剣中の秘剣を「書きもの」にせず口から直接伝授したのは他にもれることを恐れたものであり、師匠の口から直接伝えられたために口伝言われたのである

もちろん前述のようなランク流儀流派によって異なり千葉周作一刀流にあった五つランク初伝中伝奥伝三種に絞ったため却って入門者がふえ、入門希望者門前市をなしたと伝えられている。

切紙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 14:17 UTC 版)

切紙(きりがみ)とは、主に剣道階級 (他は紙切目録免許)の中の一つ[1]


  1. ^ 藤堂良明, 村田直樹「武道における段級の歴史と意義について」『武道学研究』第37巻第1号、日本武道学会、2004年、 1-9頁、 doi:10.11214/budo1968.37.1_1ISSN 0287-9700NAID 130004986776
  2. ^ 5番目は天然理心流の場合である


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