魔道書図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 14:06 UTC 版)
「インデックス (とある魔術の禁書目録)」の記事における「魔道書図書館」の解説
前述の完全記憶能力によって10万3000冊の魔道書を記憶している「魔道書図書館」を担っている。それらは常人が一目見たら発狂するほど危険な「原典」である一方で、手に入れた者を「魔神」にするほどの価値があり、それゆえにその身を魔術師に狙われることも多い。なお、レイヴィニアによると彼女が魔道書の汚染の影響を受けない理由は、一歩間違えば人間としての基本性能すら失うレベルの精神調整を何十回も繰り返し、大量の防御機構(宗教防壁)を格納しているためらしい。また、生命力を練って魔力を作る力がないため、自分の記憶を手繰って原典の写本を書いても「自動制御の魔法陣」を生み出すことにはならない。 世界中のあらゆる魔術の知識が詰め込まれ、基本的にはどんな魔術でも構造や弱点を看破することができる。ただし、知識にない一部の特殊な魔術に対しては無防備な側面がある。様々な魔術師に対抗するために毒を以て毒を制す「必要悪の教会」の理念の下に作られた対魔術戦用の役割とされているが、インデックス自身は「ブリテン・ザ・ハロウィン」終盤の際に、「連合の意義」をサポートするのがもう一つの理由ではないかと推測している。 作中ではインデックスが記憶している魔道書として、「エイボンの書」、「ソロモンの小さな鍵(レメゲトン)」、「ネームレス」、「食人祭祀書」、「死者の書」、「死霊術書(ネクロノミコン)」、「金烏玉兎集」、「金枝篇」、「Mの書」、「ヘルメス文書」、「秘奥の教義」、「テトラビブロス」、「桃太郎」、「抱朴子」、「創造の書」、「法の書」などが語られている。また、新約19巻で「黒猫祭祀秘録」を記憶したことで、以降は10万3001冊と表記されるようになる。
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