ししゃのしょ【死者の書】
読み方:ししゃのしょ
《The Book of the Dead》古代エジプトで副葬された宗教書。神への賛歌や、冥福・復活のための教訓・呪文をパピルスなどに書いたもの。新王国時代(前16世紀半ば〜前11世紀後半)に成立・発達。
折口信夫の中編小説。昭和14年(1939)「日本評論」誌に発表。大幅な書き換えを経て、昭和18年(1943)刊行。著者による古代研究の成果を小説により表現したもの。
人形美術家、川本喜八郎による人形アニメーション作品。平成17年(2005)制作。上映時間70分。
を原作とする。第9回文化庁メディア芸術祭優秀賞、中国国際アニメーションデジタルアーツフェスティバル長編部門グランプリなど多数の賞を受賞。
死者の書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/22 03:02 UTC 版)
『死者の書』(ししゃのしょ)と呼ばれる書には、古代エジプトのものと、チベットのものが知られている。
- 死者の書(英語綴りBook of the Dead)は古代エジプトで死者とともに埋葬されたパピルスの巻き物。おもに、絵とヒエログリフで構成。
- チベット死者の書はチベット仏教の教典。
- 死者の書 (川端康成) - 1928年に発表された川端康成の短編小説。
- 死者の書 (折口信夫) - 1939年に発表された釈迢空(折口信夫)による小説、およびそれを原作とした川本喜八郎の人形アニメーション。
- 寺山修司が1974年に出版した評論集のタイトル。
- 4をもとにした野田暉行の無伴奏混声合唱曲。
- ジョナサン・キャロルが1980年に発表した小説(The Land of Laughs)の日本語版タイトル(東京創元社。浅羽莢子訳)。
死者の書(ネクロノミコン)
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「シロクロネクロ」の記事における「死者の書(ネクロノミコン)」の解説
開祖に認められたネクロマンサーが受け継ぐことができる秘伝の書。
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