フラガラッハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/02 06:51 UTC 版)
フラガラッハ(Fragarach)は、ケルト神話に登場する剣。
概要
マナナン・マクリルよりルーに与えられた。また、ルー自身が造ったという説もあるが明記されていない[1]。「回答者」「報復者」という意味を持ち、その一撃は鎧で止めることは不可能であるという[2]。さらに、どんな鎖も切り裂くことができるとされる。英語でアンサラー(Answerer)とも呼ばれることもある。和書にあっては応酬丸、応答丸、回答者などといった訳が見られる。
抜こうと思うだけでひとりでに鞘から抜け、ルーの手におさまる。敵に向かって投げれば、剣自らが敵を倒し、ルーの手元に戻ってくる。さらに、フラガラッハによってつけられた傷は治癒されないといった伝承が残されている。
脚注
- ^ 『伝説の「武器・防具」がよくわかる本』2007年、PHP文庫、ISBN 978-4-569-66918-2、p.42
- ^ グリーン 1997, p. 26.
参考文献
- グリーン, ミランダ・J 著、市川裕見子 訳『ケルトの神話』丸善株式会社、1997年。ISBN 4-621-06062-7。
関連項目
フラガラッハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/09 08:36 UTC 版)
空中から、下方に向けて放つ回転蹴り。中段属性のため、しゃがみガード不可。低空で出せば、相手の防御を崩すことができる。A・B・Cによって軌道が変化し、Cはより高い軌道を描いて技を発動させる。空中での連係技として使い勝手が良い。
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