シャイターン
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シャイターン (アラビア語:شيطان, shayṭān ないしは shaiṭān、複数形:شياطين, shayāṭīn, シャヤーティーン)
- アラビア語においてサタンに対応する男性名詞・名称で「悪魔」を意味[1]する。アラブ世界以外でもイスラム教用語として知られている。このうち頂点に立つ統率者はイブリースという名前を持つ[2]。なおこの女性形で「女悪魔」を意味するアラビア語名詞としてシャイターナ (アラビア語:شيطانة, shayṭāna ないしは shaiṭāna)がある[3]。
- テレビアニメ『機動戦士Vガンダム』に登場するモビルスーツ。ザンスカール帝国の機動兵器#シャイターンを参照。
脚注
- ^ “Alladin - شيطان”. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “Alladin - إبليس”. 2024年11月24日閲覧。
- ^ “Alladin - شيطانة”. 2024年11月24日閲覧。
シャイターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:50 UTC 版)
「ザンスカール帝国の機動兵器」の記事における「シャイターン」の解説
ベスパが開発した拠点防衛用MS。戦略的に、首都防衛の必要が想定されたために開発された機体である。 開発系譜図ではゴッゾーラの武装強化型に位置するが、機体の外観にゴッゾーラの名残はなく重い鎧を着込んだようなデザインとなっている。頭部のイメージセンサーも一般的なザンスカール製MSのような複合複眼式マルチセンサーではなく、一体型・非開閉式のセンサーを搭載している。基本的に迎撃を目的としているために、内蔵ビーム砲だけで8門という重武装が施されている。機体サイズはこの時代としては大型の部類に入り、これは運動性によって敵機と近接戦闘を行うことを目的としておらず、航続距離を犠牲にしているためである。一方でスラスターやアポジモーターによって高い機動力は誇る。移動砲台として機能し、破格の防御力と戦艦に匹敵する火力を持つ。あくまで拠点防衛用の機体であるため長距離の戦闘には向かず、学徒練成に使用されたためその性能は発揮できなかった。 武装・装備 ビーム・キャノン 「ショルダービームキャノン」と「足部ビームキャノン」をそれぞれ二基ずつ装備する。 ビーム・ガン 「胸部ビームガン」と「脚部ビームガン」をそれぞれ二基ずつ装備。ビームキャノンと合わせて大小8基のビーム砲によって死角のない攻撃が可能で、全放射による対空防御攻撃の際は複数の敵機を同時に撃破可能とする。 ビーム・シールド 腕部に装備。 ビーム・ライフル 銃剣型ビームサーベルを搭載したもの。 劇中での活躍 学徒兵であるニコライとパトリックが搭乗し、ザンスカール本国付近の哨戒にあたっていたが、本国アメリアコロニーに潜入しようとしていたウッソらと遭遇し交戦状態となる。素人同然の操縦では太刀打ちできず、機体の特性を生かすことなくVガンダムに拿捕され、機体を放棄させられた。その後、劇中では登場していない。 漫画版『Vガンダム』では「ギギム」という名で登場しており、“MS格闘王”という二つ名を持つギンザエフ大尉の乗機として、アニメ版の機体設定とは正反対の関節技などの格闘戦を得意技とし、ウッソのVガンダムといわゆる「対戦格闘ゲーム」を彷彿とさせる必殺技の応酬の末に敗北している。
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