シャイターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 15:19 UTC 版)
シャイターン (شيطان Shayṭān, DMG方式: Šayṭān)
- 1 シャイターンとは
- 2 シャイターンの概要
シャイターン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:50 UTC 版)
「ザンスカール帝国の機動兵器」の記事における「シャイターン」の解説
ベスパが開発した拠点防衛用MS。戦略的に、首都防衛の必要が想定されたために開発された機体である。 開発系譜図ではゴッゾーラの武装強化型に位置するが、機体の外観にゴッゾーラの名残はなく重い鎧を着込んだようなデザインとなっている。頭部のイメージセンサーも一般的なザンスカール製MSのような複合複眼式マルチセンサーではなく、一体型・非開閉式のセンサーを搭載している。基本的に迎撃を目的としているために、内蔵ビーム砲だけで8門という重武装が施されている。機体サイズはこの時代としては大型の部類に入り、これは運動性によって敵機と近接戦闘を行うことを目的としておらず、航続距離を犠牲にしているためである。一方でスラスターやアポジモーターによって高い機動力は誇る。移動砲台として機能し、破格の防御力と戦艦に匹敵する火力を持つ。あくまで拠点防衛用の機体であるため長距離の戦闘には向かず、学徒練成に使用されたためその性能は発揮できなかった。 武装・装備 ビーム・キャノン 「ショルダービームキャノン」と「足部ビームキャノン」をそれぞれ二基ずつ装備する。 ビーム・ガン 「胸部ビームガン」と「脚部ビームガン」をそれぞれ二基ずつ装備。ビームキャノンと合わせて大小8基のビーム砲によって死角のない攻撃が可能で、全放射による対空防御攻撃の際は複数の敵機を同時に撃破可能とする。 ビーム・シールド 腕部に装備。 ビーム・ライフル 銃剣型ビームサーベルを搭載したもの。 劇中での活躍 学徒兵であるニコライとパトリックが搭乗し、ザンスカール本国付近の哨戒にあたっていたが、本国アメリアコロニーに潜入しようとしていたウッソらと遭遇し交戦状態となる。素人同然の操縦では太刀打ちできず、機体の特性を生かすことなくVガンダムに拿捕され、機体を放棄させられた。その後、劇中では登場していない。 漫画版『Vガンダム』では「ギギム」という名で登場しており、“MS格闘王”という二つ名を持つギンザエフ大尉の乗機として、アニメ版の機体設定とは正反対の関節技などの格闘戦を得意技とし、ウッソのVガンダムといわゆる「対戦格闘ゲーム」を彷彿とさせる必殺技の応酬の末に敗北している。
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シャイターン(近衛師団仕様)
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「ザンスカール帝国の機動兵器」の記事における「シャイターン(近衛師団仕様)」の解説
劇中未登場。『NEWモビルスーツバリエーション・ハンドブック第2集』が初出。儀礼用として外見的な威容を高めており、肩部のビーム・キャノンがそれぞれ2門に増やされ、胸部ビーム・ガンもロングバレルのものに換装されている。手持ち武器にはコロニー内での戦闘を考慮し、敵MSのエンジンを破壊しないためにロング・スピア・アックス(ハルバード)が選ばれ、その威容もあいまって女王の謁見式などの儀式に好んで用いられたとされる。そのため機体各所にエングレービングが施されていた。
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