テレビ宮崎 事件・事故

テレビ宮崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/02 17:48 UTC 版)

事件・事故

放送事故

放送停止

2007年8月15日の15:47.20に、テレビアニメONE PIECE』の放送中に機器の不調により映像が停止し、数時間に及び番組に影響を及ぼした[80][81]。このことにより九州総合通信局(KBT、以下略称表記)から同年10月3日に行政指導を受けた[82]

『ONE PIECE』の放送中に映像が停止し、30分以上そのままの状態となった[注 24]。この後も事故は継続し、16時台のドラマ『セクシーボイスアンドロボ』は完全に視聴できない状態となった。放送自体は16時52分に復旧したもの、ローカルCMが放送できない状態は続いた。『UMKスーパーニュース』の全国パートである17時台は、CMの部分を「しばらくおまちください」の静止画の対応で済ませたものの、18時台の全国パートまでの番組中に幾度とCMの一部(静止画)[注 25]が挿入された。また、ローカルパート内にはCMは一切挿入されず、ステーションブレイク枠は全て公共広告機構(現:ACジャパン)のCMに差し替えられた。19時頃にバックアップ体制となり、最終的に22時52分[注 26]に全面復旧した。この放送事故に関するUMKへの問い合わせは電話だけでも約600件に上った。

テレビ宮崎は『UMKスーパーニュース』と『UMKニュース』内で幾度とキャスターによる謝罪[83] を行ったとともに、『セクシーボイスアンドロボ』については翌16日の同時刻に放送することなどを報告した。この時点では『ONE PIECE』の再放送日は未定であったが、同月17日にUMKの公式サイトなどに翌週(22日)の同時刻に改めて放送することを発表した。

同年9月28日付でUMKはKBTに放送事故に関する最終報告書を提出。これによると事故原因は「制御LANが1BUSリモコンの不調により異常をきたしたため」とされた。この対策として1BUSリモコンのソフトウェア改修や緊急用の迂回路の追加などの対策を施し、同年10月3日にKBTによる臨時検査が行われた。

放送中の事故

2008年6月14日、同局の自社制作番組『JAGAJAGA天国』の中で高千穂町の尻相撲大会に参加していた柳田哲志アナウンサー(現在はアナウンス部副部長)が生中継中に水田に頭から落ち、頸椎(けいつい)骨折や脊髄(せきずい)損傷で重傷を負った[84][85]大分県内の病院でリハビリを受けて現在は復帰している。

追徴課税問題

2017年5月26日の宮崎日日新聞報道によると、代表取締役社長渡邊道徳(当時)が熊本国税局税務調査で、2012年度〜2015年度の出張宿泊代が社内規定を約1000万円超過し、それが個人所得にあたるという指摘により600数十万円の追徴課税を受け、追徴課税分の約600万円を渡邊個人が納付したことが、同年5月25日に明らかとなった。追徴課税の納付は役員報酬の引き上げで賄われたものであり、渡邊の実質的な負担はなかった[86](渡邊も26日の記者会見でこれを認めている)。なお、UMKは追徴課税分を補填するため、渡邊の役員報酬を引き上げているが、今後、この役員報酬の引き上げが適正であったかどうか、社内の旅費規程や運用ルールに問題がないか、第三者弁護士公認会計士監査役)による精査で不適切と判断された場合、渡邊自ら返還するという[87][88]

放送障害

2021年4月26日13時42分頃から15時頃まで約1時間あまりに渡って、映像・音声の乱れにより県内全域で放送が正常に受信できないトラブルが発生した。送信所の機器の故障が原因とみられている[89]


注釈

  1. ^ テレビ宮崎の社史では一貫して「クロスネット局」または「3局クロスネット局」を用いている。
  2. ^ UMKの社史に基づく。『UMKテレビ宮崎の30年』発刊(2002年)時点では変更されていない。『UMKテレビ宮崎50年史』(2021年)ではネット比率変更の有無に言及していない。
  3. ^ アナログ放送では広島ホームテレビの親局がUMKと同じ35chを使用していた。
  4. ^ 雑誌『ラジオライフ』2021年12月号記事では、宮崎親局のうちUMKのみ常時受信が可能としている。これについて同記事の執筆者は、熊本朝日放送(KAB)の熊本アナログ親局がUMKのデジタル親局と同じ16chで、デジタル放送で熊本親局のエリア内で16chが使用されなかった結果、久留米でUMKのワンセグ受信が可能となったと推測している。
  5. ^ 元々フジテレビの番組編成だが、ローカルセールス枠のため、時差ネット番組に差し替え。ただし、フジテレビがこの時間にネットワークセールス枠にした場合は、UMKも同時ネットで放送。
  6. ^ 1989年・1990年・1992年・1995年・1996年・2005年・2006年・2008年・2009年・2010年。
  7. ^ 2012年以降、マラソン中継は北海道文化放送のローカル中継(2013年からはBSフジにも同時ネット)に変更された。
  8. ^ 但し、BSフジは、同日深夜のダイジェスト放送。
  9. ^ これはトンガの海底火山噴火に伴う津波注意報発令に関するニュースを伝えるため。
  10. ^ 2017年より往路復路両日とも同時ネットを開始した。2016年以前の対応は本項を参照。
  11. ^ 大下容子ワイド!スクランブル・第1部』の内包番組として放送し、番組途中の11:53頃からローカル差し替えを行う。『大下容子ワイド!スクランブル・第1部』は放送されるも『ANNニュース』を内包しない場合、テレビ朝日において『大下容子ワイド!スクランブル・第1部』の前座番組がスポーツ中継である場合などは臨時非ネットとなる。詳細は『ワイド!スクランブル』参照。
  12. ^ 過去には『NNNきょうの出来事』で一部曜日または全曜日の非スポンサードネット局が複数存在し、オープニング映像を差し替えた局もあった。
  13. ^ テレビ朝日の特番は直前のワイドショーから司会者が継続しているケースがしばしばで、2009年3月27日までは実質宮崎放送とのリレー放送のようになっていたことがある。これは当該日まで、宮崎放送がテレビ朝日のワイドショーであった当時の『スーパーモーニング』をネット受けしていたことによる。3月30日より本来の系列番組である当時の『はなまるマーケット』に切り替わった。
  14. ^ テレビ朝日系列でバラエティーおよびスポーツ中継の特番で火曜21時ドラマが休止となる場合は単発扱いの番組もしくは21時をまたぐフジテレビの特番を編成。
  15. ^ a b ミステリースペシャル」の場合はそれの遅れネットの場合がある。
  16. ^ a b 2017年4月から2022年9月までは同時間帯に「木曜ミステリー」を遅れネットで放送していた。
  17. ^ テレビ朝日系列でバラエティーおよびスポーツ中継の特番で木曜ドラマが休止となる場合は単発扱いの番組を編成。
  18. ^ 2022年10月期の「ファーストペンギン!」から2時間54分遅れの時差ネット。それ以前は不定期放送だった。
  19. ^ フジテレビで当該時間帯に放送されていた『ズバリ!当てましょう』が、スポンサーの都合で開局後も宮崎放送に残ったため、差し替え。
  20. ^ 正式には、「Coca-cola Predents SEAGAIA JAM NIGHT」のため、コカ・コーラが冠スポンサーとなっている。
  21. ^ 新型コロナウイルス感染症の影響で開催する予定すら無かった2020年も含む。
  22. ^ (UMKは制作協力扱い)
  23. ^ 初日・2日目はFOD(ライブ配信)、フジテレビONE、UMKで放送。
  24. ^ 具体的にはAパート(前半)の終了時。
  25. ^ 画像は任天堂ゲーム機Wiiであった。
  26. ^ 20時54分と21時54分の『UMKニュース』においてスポンサークレジットが表示されず、CMも不完全な放送であったため。

出典

  1. ^ 「50年目のUMK 本社/演奏所」『UMKテレビ宮崎50年史』p.20
  2. ^ a b c d e f g h i 会社基礎情報 - UMKテレビ宮崎
  3. ^ ごあいさつ - アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI
  4. ^ a b c d e f 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2022』コーケン出版、2022年11月30日、485頁。 
  5. ^ a b c d e f g h 『UMKテレビ宮崎50年史』p.52
  6. ^ 『有線放送による放送の再送信に関する研究会(第6回) - 中間とりまとめ(案)に関する意見募集結果等』 宮崎ケーブルテレビの第472番の意見による。
  7. ^ 『テレビ宮崎10年のあゆみ』pp.152-153
  8. ^ 出典:有価証券報告書-第165期〈平成29年4月1日 - 平成30年3月31日〉、89ページ、朝日新聞社。EDINET提出書類。
  9. ^ 『UMKテレビ宮崎の30年』巻末資料。『UMKテレビ宮崎50年史』にはデジタル放送・アナログ放送いずれのサービスエリア図も非収録となっている。
  10. ^ 『テレビ宮崎の20年』p.150
  11. ^ 「電波ハンターたちの地デジ遠距離受信報告2021」『ラジオライフ』2021年12月号、三才ブックス。
  12. ^ 『有線放送による放送の再送信に関する研究会(第6回) - 中間とりまとめ(案)に関する意見募集結果等』第70番の意見。
  13. ^ 「地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト)」(初版)の公表 (PDF) 総務省、2010年1月29日。同じクロスネットでも隣県であるテレビ大分は日本テレビ系列・フジテレビ系列両方に含まれている。福井放送は日本テレビ系列中心であるためかテレビ朝日系列からは外されている。
  14. ^ 地デジ難視対策衛星放送対象リスト(ホワイトリスト) 総務省、2011年4月27日。
  15. ^ テレビ宮崎日南通信部(日南市材木町/テレビ放送、放送業、放送業・放送局)(電話番号:0987-55-0322) - iタウンページ
  16. ^ 宮崎県 日南市 材木町の郵便番号 - 日本郵便
  17. ^ 宮崎県日南市材木町2-25 - Yahoo!地図
  18. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、476頁。 
  19. ^ 日本民間放送連盟 『日本放送年鑑'78』洋文社、1978年12月、333頁。 
  20. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、453頁。 
  21. ^ 日本民間放送連盟 『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、486頁。 
  22. ^ a b c d テレビ宮崎 非常勤取締役
  23. ^ テレビ宮崎 代表取締役社長
  24. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.50
  25. ^ a b c d e f 『UMKテレビ宮崎50年史』p.51
  26. ^ a b c 「送信所・中継局・マイクロ中継基地一覧」『UMKテレビ宮崎50年史』pp.150-151
  27. ^ a b c d e 『UMKテレビ宮崎50年史』p.53
  28. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.54
  29. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.55
  30. ^ 『テレビ宮崎10年のあゆみ』p.155
  31. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.57
  32. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.58
  33. ^ 『日本民間放送年鑑』1972年版(日本民間放送連盟)に出稿のNETテレビの広告には、既に『NETラインネットワーク』参加社としてUMKが記述されていた。
  34. ^ a b c 『UMKテレビ宮崎50年史』p.59
  35. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.61
  36. ^ 『テレビ宮崎10年のあゆみ』p.273
  37. ^ 『テレビ宮崎10年のあゆみ』pp.256-258
  38. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.64
  39. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.65
  40. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.66
  41. ^ 『テレビ宮崎50年史』p.171
  42. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.71
  43. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.72
  44. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.75
  45. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.79
  46. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.84
  47. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.176
  48. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.83
  49. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』pp.84-85
  50. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.86
  51. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.178
  52. ^ a b 『UMKテレビ宮崎50年史』p.89
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  54. ^ 『UMKテレビ宮崎50年史』p.90
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  73. ^ 関連施設 - UMKテレビ宮崎
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  82. ^ 放送システムの安全性・信頼性向上に係る放送事業者への要請 - 放送中断事故に関し株式会社テレビ宮崎を行政指導 - 九州総合通信局、2007年10月3日。
  83. ^ テレビ宮崎で放送が断続的に中断 日刊スポーツ、2007年8月16日報道。
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  88. ^ 一連の新聞報道等について テレビ宮崎、2017年5月28日
  89. ^ “テレビ宮崎 放送機器に障害 1時間余り受信できない状態に”. NHK NEWS WEB 宮崎 NEWS WEB. (2021年4月26日). オリジナルの2021年4月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210426120257/https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20210426/5060009239.html 2021年4月27日閲覧。 






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