戦争・事件とは? わかりやすく解説

戦争・事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 15:59 UTC 版)

アリアンロッド・サガ」の記事における「戦争・事件」の解説

第四次ウィンフォード大戦 帝紀400年代後半起こったグラスウェルズ王国ゴルフォード王国戦い当時のグラスウェルズ王だった「不死王ユーグはこの戦いでゴルフォードを属国とするが、ゴルフォード王アドヘルムに抵抗され奪回され、統一帝にはなれなかった。なお、帝紀485年起こったエル川の戦い」で両国先鋒部隊が謎の全滅遂げている。これについては『ブレイク3巻5話見えざる影」で描かれている。 神託戦争 帝紀731年から800年まで、グラスウェルズ王国レイウォール王国との間で争われ戦争時のグラスウェルズ王「騎士王」エグベルトが王国守護者である純白アインから神託受けたとして開戦したことからこの名があるアヴェルシアの服属 アヴェルシア王国レイウォール王国属領になった事件。主に『アクロスシリーズ描かれ、『デスマーチ4巻、『ノベル・デスマーチ』1巻でも触れられている。 帝紀807年グラスウェルズ王国アヴェルシア王国侵攻。アヴェルシアは縁戚関係にあったレイウォール王国武力介入要請する王都フェリストルは陥落し当時のアヴェルシア王ケネス死亡王妃マリア行方不明となった王家不在となったアヴェルシアはケネス義弟にあたるレイウォール王オーギュスト申し出メルトランド王国調停によってレイウォールの属領となり、以後5年間、アヴェルシアの民はレイウォールの支配を受け続けてきた。この状況帝紀812年、ピアニィがフェリタニア建国宣言するまで続いた。 なお、公式には行方不明となっていたマリアについては、現在ノーデンス一人であるユンガー当時率いていた傭兵隊黄金」が彼女を保護してフェリストルを脱出しており、その後、レイウォール軍本陣抜けてラドフォード伯領へ移動公にならぬよう同地隠遁生活送っていたことが、竜輝石戦争終盤後見人委託されていたエルザ・ブルックス証言により明らかとなっている。 フェリタニア建国戦争 『アリアンロッド・サガ』シリーズ全体出発点となる武力紛争。『サガ無印1巻描かれる。公式の名称は確定しておらず、「フェリタニア建国戦争」は本記事執筆上の便宜的なのである帝紀812年8月、レイウォール王女ピアニィが国王謀殺嫌疑かけられ捕縛寸前逃亡、レイウォール属領アヴェルシア南西部都市バーランドで蜂起し母方血統連なるアヴェルシア王国復興同時に国号を「フェリタニア」とした)を宣言した事件。 ピアニィの蜂起対し、レイウォールはピアニィの姉ステラ率い竜炎騎士団をバーランドに派兵し鎮圧目論んだ失敗。ピアニィは自ら発掘した「アヴェルシアの王威竜輝石」をもってフェリタニア建国宣言以後、フェリタニアはメルトランド戦役通じて旧アヴェルシア領土回収進めていく。 メルトランド戦役 帝紀812年10月から12月まで、グラスウェルズ王国軍の侵攻発端メルトランド王国全土争われ戦争。『サガ無印2-4巻、『ブレイク1-2巻および『デスマーチ1巻描かれる。 メルトランド東部防衛拠点であったファリストル城(旧アヴェルシア王国王都とは無関係)の「陥落」を機に、グラスウェルズが侵攻。メルトランドの王都レスノールを陥落させるなど優勢であったが、中盤からレイウォール、フェリタニア両国介入最終的にはエストネル王エル・ウォーデン停戦命令を受け、グラスウェルズ、レイウォール両国軍のメルトランドからの撤退フェリタニア=メルトランド連合王国成立をもって終結した。この戦争影響でレイウォールはアヴェルシア全土失い、グラスウェルズでは国政混乱する結果となったクレスト諸島紛争 帝紀812年9月クレスト諸島発生したレイウォール王国グラスウェルズ王国武力紛争シナリオ集『ロスベルク島攻防記』で描かれる諸島最大の島ロスベルク島を東西分かつ非武装地帯でレイウォール軍の兵士殺害されたことをきっかけ両国軍は武力衝突一時はレイウォールが諸島全域制圧する勢いだったが、現地勢力旧領主クレスト侯爵家の子メアリ盟主に「クレスト諸島盟約者同盟」を組織結果両国軍の間で休戦成立したグラスウェルズ内戦 帝紀813年9月グラスウェルズ王国発生した内戦。『ブレイク3巻描かれる9月19日、グラスウェルズの王位継承権第1位を有する幻竜騎士団団長エダム公アンリ王子王都ベルクシーレにて、国王フィリップ退位要求してクーデター起こし前王国軍師オスウィン・ゴーダ伯爵王国軍代行エルミール・ブランドル伯爵殺害白竜騎士団団長エゼルバルド・バイゴット重臣逮捕した。これに対し襲撃直前タイミングゴーダ伯の命令受けていた幻竜騎士団特殊部隊ファントムレイダーズ」の元メンバー4名が鎮圧動きアンリをベルクシーレから放逐した。しかしアンリ白竜騎士団2/3シール川‐ジョール山脈以北領土掌握フィリップもエゼルバルドやコランドベリー公リシャール王子幻竜騎士団団長王位継承権第3位)ら軍の有力指導者支持を得、グラスウェルズは南北分裂した。これに対す諸国動き竜輝石戦争につながる。 竜輝石戦争 帝紀813年9月勃発した世界規模戦い。『サガ無印』5〜6巻、『ブレイク4巻、『デスマーチ3巻シナリオ集『ロスベルク島攻防記2』で描かれる連合王国-レイウォール グラスウェルズ内戦を受け、レイウォールは竜炎騎士団団長ベルフト王子司令官とする遠征軍(以下「ベルフト軍」)をグラスウェルズ北部派遣アンリ政権(以下「北部政権」)支持態度示した一方、グラスウェルズ南部フィリップ政権(以下「南部政権」)は、王国軍アンソン・マンソン伯爵発案で「王威竜輝石」を譲渡することを条件連合王国援軍要請した。これに対し連合王国要請受諾するも、ベルフトの存在重視し主力軍をレイウォール本土へ直接進攻させ、合わせて統一帝・レイウォール王オーギュスト説得することでベルフト軍に掣肘加え北部政権軍事的不利に追い込む方針決定10月1日連合王国主力1万の兵は西部国境を成すキール山脈超え、レイウォール領キャメルウォータ平原にて待ち受けた4のレイウォール軍を撃破した(キャメルウォータ会戦)。さらに10月10日連合王国王都ノルウィッチで待機していた連合王国女王ピアニィ直隷の1千人部隊海路からレイウォール王都ノルドグラムを急襲戦闘中事実上のレイウォール摂政であったヒューバード王子失踪するなどの不測事態にも見舞われたが、連合王国軍はノルドグラムを陥落させ、ピアニィは一年余り昏睡状態から覚醒した統一帝オーギュスト説得成功結果、ベルフト軍は北部政権軍との合流断念し、グラスウェルズ西海岸進行停止作戦成功に終わる。なおこの際、「レイウォールの王威竜輝石」の所在オーギュストにより明らかにされた。また、連合王国では、レイウォールへの宣戦方針決定した9月23日長老会議(ウィテナイェモート)において、フェリタニア側首脳部ファントムレイダーズ(この時点では解隊されていた)の元メンバーなどごく一部のみが存在把握していた秘密結社バルムンク」の存在明らかにされた。。 連合王国-ゴルフォード 一方連合王国東部国境へはメルトランド王国騎士団長オトガル・カルカーニ麾下の1千人部隊配備され、ベルフト軍や北部政権軍の進攻備えたが、この過程でゴルフォード軍の主力部隊錬金騎士団南部国境に近いハント大森林集結しているとの情報入手帯同していた連合王国軍師ナヴァール直属特命部隊「エンジェルファイヤー」が、南部国境に近いナドレスに急派された。しかし両国軍が戦火交えることはなく、ノルドグラム陥落同時期に錬金騎士団ハント大森林から撤退している。 グラスウェルズ南北政権間 ノルドグラム陥落から5日後の10月15日、グラスウェルズ南北政権両軍は、ベルクシーレ北東のソルトベリー平原にて会戦した。南部政権軍は数で劣る上、先々王エグベルトが建設進めながら、前王シャルル建設中止命じ放置されていた巨大要塞飛行機能も持つ)「エグベルト要塞」を擁し、さらにレイウォール本土からの帰還命令無視し再び合流向けて進軍開始したベルフト軍の存在もある北部政権軍が有利に見えたが、南部政権軍は情報戦仕掛けて北部政権軍を逆包囲し壊滅的な打撃与えた窮した北部政権軍はエグベルト要塞をベルクシーレに激突せんとしたが、再編成されファントムレイダーズによって未然防がれ要塞シーダ山脈中腹墜落戦い南部政権勝利終わり北部政権事実上崩壊した北部政権指揮官アンリ・グラスウェルズはこの戦いで生死不明となったが、実際逃亡しており、帝紀815年再起することとなる。 連合王国-ベルフト軍 グラスウェルズ北部政権崩壊行き場失ったかに見えたベルフト軍だったが、ベルフトの目的今や大陸の覇者にならんとする異母妹ピアニィにあった。グラスウェルズ本土にて北部政権軍と合流すべく行軍していた部隊や、クレスト諸島ロスベルク島への上陸(同島の港湾都市ヴェンシスは北部政権軍の制圧にあった)を目指していた部隊陽動過ぎず、ベルフト率い本隊はソルトベリー平原会戦の際に既に撤退していた。 10月20日ツナギ・オシミヤ率い本隊がノルドグラムに上陸し当地駐留する連合王国軍と交戦6日間亘る戦いの末連合王国軍はノルドグラムを死守したが、ベルフト直隷軍の動き連合王国予想超えていた。 10月21日、ベルフト直隷軍はメルトランド北岸上陸しノルウィッチを目指す。メルトランド東部国境のオトガル率い連合王国軍は急遽レスノールに移動しベルフト軍を迎撃したが撃破され、オトガルは戦死した南進したベルフト軍は10月25日にノルウィッチ城に到達1日亘る戦い陥落させ、メルトランド女王スリスと、同じくメルトランド王族のノルウィッチ伯イザベラ拘束。さらにフェリタニアに進攻し、11月4日にはバーランド北西ラドフォード伯領を激戦の末壊滅させ、ラドフォードウォーレン戦死追い込み、その娘でアヴェルシア廃王妃マリア拘束謀ったが、マリア一子ウィルフレッドが自ら申し出て人質となったその後もベルフト軍は進軍の足を止めず11月9日キール山脈超えてキャメルウォータ平原進入異母妹ステラ・ヴェレンガリア率い守備隊交戦状態に入った。 ノルドグラムのピアニィ直隷軍は10月26日にベルフト軍本隊撃破した後、11月15日ステラ部隊合流。ベルフト軍との合流図っていた別働隊奇襲、スリスら人質奪還成功するその後国境近く森林地帯にて両軍激突長い戦いの末、最後連合王国第一の騎士アル・イーズデイルがベルフトを下し戦い連合王国軍の勝利に終わる。 戦後処理 ステラナヴァールはベルフトの処刑要求したが、ピアニィはこれを却下し、ベルフトを辺境の城に拘禁する決定下す(この決定はのちに禍根を残す事になる。#アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ参照)。 一方国家間関係については、ピアニィが「アヴェルシアの継承国家たるフェリタニア王」「メルトランド王」「レイウォール王の王継承第1位」を合わせて有していることから、3国間の軋轢回避するため、ナヴァールにより、(1)フェリタニア王位はウィルフレッドに譲位する(これはウィルフレッドの祖父に当たるウォーレンと、その遺志受けて「アヴェルシアの王威竜輝石」を預かるエルザ意向でもあった)。併せてフェリタニアは国号旧来の「アヴェルシア」に復する、(2)メルトランド王位はスリスに返還する(3)レイウォール王の王継承第1位はステラ移譲する、(4)フェリタニア(アヴェルシア)とメルトランドは連合国家解消し改めてレイウォールを加え、他の旧七王国小国家の合流視野入れたフェリタニア合衆国」を構成する。その元首はピアニィとする―との提案なされた11月18日オーギュスト崩御したこともあり連合王国とレイウォールはこの提案合意。ピアニィはオーギュスト遺言従いステラ代理としてごく短期間レイウォール王に在位し、翌814年フェリタニア合衆国正式に発足した大崩壊(グレートディストラクション) 帝紀814年エストネル王国発生した事件。『サガ無印7・8巻で描かれる10月7日フェリタニア合衆国大統領ピアニィは、統一帝即位儀式四宝試み」を行うため、エストネル王国訪問儀式は無事成功したものの、翌8日、エル・ウルフリック・ミンスターを妖魔魔族大群急襲。これを予期していた国王エル・ウォーデンは、動員可能なセインノーデンス率いて迎撃当たった。 しかし、その中で突如発生した衝撃波が、エル・ウルフリック・ミンスターを中心とした一帯蹂躙。この結果戦闘参加していたセイン半数以上が斃れ、エル・ウォーデン混乱の中で落命事前に避難していた各国王族にも少なからず被害及んだ。 この事件により、エストネル王国王都エル・ウィン・フリット、中心点であったエル・ウルフリック・ミンスターが完全に壊滅。またこの事件以降統一帝ピアニィ・ルティナベール、護衛として同行していたアル・イーズデイルおよびナヴァール食客ベネットの4名が消息を絶ったままノルウィッチに帰還せず行方不明となったまた、この混乱の中で「王威竜輝石」が散逸し、メルトランド・ベルリールのものを除き所在不明となっている。このうち一つはメルトランド近郊都市ビルベリ」に存在していることが確認されている。 これにより、エストネル王国跡は妖魔魔族闊歩する無法地帯化し、また竜輝石とエストネルの管理による統一帝システム崩壊各国覇権求めて分裂軋轢発生している。 ビルベリ包囲戦 帝紀815年6月発生した事件。「ゲッタウェイ3巻描かれる事の発端は、グラスウェルズ前王国軍師オスウィン・ゴーダの養女ヒルデガルド筆頭とするギルド「ゲッタウェイ」放浪の末、ビルベリ居住したことにある。到着当時領主であるジェラルドは「王威竜輝石」の権威利用して暴政強いており、これに反発したゲッタウェイ面々は前領主ヴィクトリオの協力取り付けてジェラルド解任後任ヒルデガルド就いた。 この過程メンバーであるチコ・H・ワトソニーが「偉大なヒース」の宿していること、同じくメンバーであるリージュ・フェア・リースが前統一帝ピアニィと瓜二つ容姿持っていたことが明らかとなっており、さらにヒルデガルドが預かる竜輝石がグラスウェルズのものであったことが対外的知れる至りフェリタニア合衆国グラスウェルズ王国それぞれに軍を派兵ビルベリ包囲した結果として両軍ビルベリ挟んで睨みあう形となり、あわや会戦というところまで事態緊迫した。 この事態対しアガルタロッシュ自身の姉であるナーシア使者としてビルベリ派遣。彼女の交渉によりグラスウェルズ軍が動き鈍化させる中、ゲッタウェイ遺跡学者オズモッドK7とエクスマキナ・アンバーの助力により、ビルベリ地下アンバー本体である超巨大エクスマキナ埋まっていることを突き止め、これを起動させることで事態打開しようと決断結果起動したビルベリ両国軍勢飛び越えて爆走開始対象失った領国の軍は一先ず撤退した。 ピアニィ三分間の帰還 帝紀815年8月合衆国首都ノルウィッチを正体不明魔物集団襲撃する事件発生。この事件際し統一帝ピアニィ以下の4名が一時的に帰還事態収束後、ピアニィは統一帝および合衆国大統領位よりの退位宣言一連の事態背後に旧レイウォール皇子ヒューバード・アーネルの存在があることを示唆し、再びアルディオンより姿を消している。 アガルタ公国包囲戦 帝紀815年8月発生した事件。『デスマーチ』7巻、8巻描かれる8月アガルタ公国近辺停止していたビルベリにて遺跡学者オズモッドK7が行不明となり、さらにアンバー不調により再びビルベリ暴走開始。時同じくしてフェリタニア合衆国において焔硝爆弾奪われるという事件が発生した捜索命じられ特命部隊エンジェルファイヤーは、国を空けられない総司令アキナ王国軍マルセル残し将軍ドラン特殊工作員ギィの2名が出動することになった両名ギィ伝手オーレリー・カルマンから爆弾ビルベリ運び込まれたという情報入手し秘密裏潜入。この時、オズモッドK7捜索していたビルベリ領主ヒルデガルド一名遭遇した両名は、それぞれの情報繋ぎ合わせ事態の裏バルムンク・ノヴァ存在があることを知って協力体制取り事態収束させた。 一方合衆国において前統一帝ピアニィが突如として帰還合衆国体制異を唱える国々への誅罰戦争宣言。これに呼応してゴルフォード、レイウォールアライアンスレイウォール中央政権、メルトランド軍、神聖アンリ帝国それぞれに軍を派兵最初標的としてアガルタ公国包囲した一方、これら混成軍の指揮官となったアキナマルセル統一帝スリス・ロイドスとノルウィッチ伯イザベラ・クリード身柄抑えられ抵抗不能に陥っていた。使者からの通達によってこれを受けたギィ、ドランは、ヒルデガルド協力のもとビルベリ使用してノルウィッチに潜入、スリスとイザベラ救出成功するこの後、姿を現したピアニィは誅罰戦争宣言したのが己の偽物であったことを明かし改めてスリスへの統一帝譲位宣言、さらに合衆国ビルベリ協力体制締結した後再び表舞台から消えることになった。 これを受けたアキナ混成軍を解体しアガルタ公国講和使者としてゴルフォード軍指揮官ゲオルグ派遣戦争回避されたが、反逆者となったアベルがトレインゴーレムと焔硝爆弾によるノルウィッチおよびビルベリ殲滅画策。これに対し公国訪れていたチコ・H・ワトソニーギデオン・ガバドン協力体制取ったエンジェルファイヤーの両名はトレインゴーレムへ乗り込み水際特攻阻止成功した人類戦争 帝紀816年1月8日発生した事件『ゲッタウェイ』5巻、『デスマーチ10巻『無印』12巻エンディング描かれる。 この戦いに至るまでには、2つ発端存在する。その一つは、アガルタ公国包囲戦終結後にレイウォールで発生したバルムンク・ノヴァ計画である。レイウォール側の動き 815年11月当時、神喚者となって帰還していたピアニィは兄ヒューバード打倒したものの、彼の計画によるエリンからのアルディオン大陸剥離食い止めるべくエストネル王国跡に留まり、己の力を氷柱成して世界繋ぎ止めるとなっていた。これに対しヒューバード復仇彼の計画である「エリンからアルディオン切り離して神や魔の干渉退ける」を強行すべく、バルムンク・ノヴァ幹部である“仮面”のグリンダは、エストネルのピアニィを抹殺すべく“嘆き一撃”を修復改造焔硝爆弾各国大都市から集約した人々生命力エネルギーとした砲撃作戦鎮魂曲計画”を実行移していた。 使者としてエストネルから戻っていたベネットからの情報と、その後の調査でこれらの計画掴んだ特務部隊エンジェルファイヤーは同年11月24日計画阻止すべくキール山脈急行激戦の末グリンダ撃破砲撃阻止成功する。しかしこの直後、アベル・クリードによる事実上宣戦布告成された。 グラスウェルズ側の動き 同時期、ビルベリ領主一行であるギルドゲッタウェイ”は、「王威竜輝石」をグラスウェルズ国王フィリップ変換すべくベルクシーレを訪問この際何者かによって情報リークされた偽物一行による暗殺実行されたが、水際ゲッタウェイにより阻止された。そして、815年11月24日、イルシールにて住民邪悪化する事件発生ゲッタウェイによりこれも阻止されたものの、直後一連の事件に関わってきた預言者マーリンが、自らの正体を“始祖四人”の一人たる魔族“血の螺旋”であると暴露宣戦布告行い姿を消す。この直後、イルシールを訪問した合衆国軍ナヴァールにより、アルディオン剥離食い止めピアニィを解放するには、チコの頭に根付いている“偉大なヒース”をエストネルに植樹することが必要であると確認された。 開戦後の経過 同月27日アベルにより、神および魔族争いと、それに関する事実アルディオン指導者層が隠蔽していたことが公開される。これにより一時混乱発生したものの、バウエス公領軍師グレイ・ウォーデン記者会見開き当のアベル指導者層の一人だと批判述べたことにより混乱最小限留められた。12月初頭大陸分散していた魔族勢力がエストネルへ集結。これに先立ちフェリタニア合衆国発起人となり、魔族打倒するための連合軍編成。ゴルフォード、リディル・バウエス即位したレイウォール、フェリタニア、アガルタ公国の4国の軍を主力に、本命となるビルベリ軍はエクスマキナ・ビルベリを使用して一気中心部肉薄ヒース植樹する計画立てられた。 翌816年1月1日連合軍およびビルベリによる閲兵式が行われ、進軍開始8日開戦した。この戦いの中、ニャール・ラタン情報により、アベル各国の王暗殺、その命を生贄魔獣フィンブルヴェトルを召喚しようと目論んでいることが判明。これを受けたエンジェルファイヤーは戦場へ急行、王たちの暗殺を防ぐと共にアベル拠点たる万能戦艦トリシューラ突入アベル討伐、さらに呼び出されたフィンブルヴェトルの撃退にも成功した。同じ頃、エル・ウルフリック・ミンスター跡に突入したギルドゲッタウェイ”は、レイウォールの守護アイン・ソフ助力を受け、“血の螺旋”の撃滅ヒース植樹成功。これにより人類戦争人類側勝利終わり、エストネルよりピアニィも解放されることとなった終戦後 戦闘終結後、ピアニィ率いギルドアブソリュート”は、アルディオン戦乱元凶であった“邪神の御子”討伐すべく空中要塞突入激闘の末“御子”の魂を撃滅したものの、ピアニィの肉体封印された力は健在であった。これを解放し、再び戦乱時代が来ることを憂慮したピアニィは帰還断念し直属騎士アル・イーズデイル伴いアヴァロン移動。“御子”の力を消し去る術を模索することとなった。これを受けた軍師ナヴァール食客ベネットは、救出した前レイウォール女王ステラ伴い地上へ帰還合衆国現状態勢正式なものへと移行しナヴァールはネビスに隠遁ベネットエリンディル大陸へ帰還したセフィロス去ったことによる影響か、アイン・ソフこの後しばらくして行方不明となり、大陸守護竜は全て消えることとなった1月末、アヴェルシア宰相エルザ・ブルックス妖魔脅威憂慮しエリンディル大陸制度倣い冒険者ギルド制度設立した妖魔討伐作戦 帝紀816年4月行われた戦闘。 旧エストネルに設置されたニュービルベリ領主ヒルデガルド発起人となり、エストネルより妖魔掃討する作戦提案された。これに人類戦争参加した各国賛同し結果街道の安全が確保、エストネル地方より妖魔一掃されることとなったが、これに伴いラングエンドと旧七王国領域接触し情勢はいまだ緊張状態にある。 この時期終戦直後ということ結婚ブームとなり、その中でブルックス商会責任者エルゼリエが商会擁するブルックス娘子軍”の面々(実に10万人を超える)の配偶者求めお見合い会を開催。この結果娘子軍面々大陸各地散っていくことになったが、公私共に優秀な女達影響力はこの混乱の時代大きくくだろう考えられており、一部識者は「今後アルディオンはエルゼリエ体制によって動かされる」と評している。

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