GTO / GOTT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 22:52 UTC 版)
「キディ・ガーランド」の記事における「GTO / GOTT」の解説
イヴェール(Hiver) 声 - 水橋かおり GTO本局局長の女性。ESメンバーを初め、GTO局員を取り仕切る。能力は任意の場所に空間を越えて移動できるインサイドであり、ランクはSクラス。基本的には優しい性格である。 正体は前作に登場したメルクルディ(ファイルスプリッツ)。時間凍結事件の後に姿と名を変えてイヴェールとなり、エクリプスの最期を看取って彼女の遺志を継ぎ、2代目局長に就いた。 ゾマ(Sommer) 声 - 瀧澤樹 イヴェールの秘書。イヴェールとは、公私共に深い仲でもある。様々なものを収納できるSクラス能力「ブラックボックス」を持っている。 正体は前作に登場したアームブラスト。時間凍結事件の際にエクレールを庇って重傷を負い、救出された後に姿と名を変えてゾマとなった。この負傷が元でアームブラストだった当時の記憶は欠落しており、時間凍結事件以降の25年間の記憶しか持っていない。 エクリプス(Eclipse) 声 - 土井美加 前作に引き続き登場。時間凍結事件の際にはGOTTの面々を率いて奮闘したが、エクレールとリュミエールの尽力で凍結していく惑星アズランティアを、悲痛な面持ちで見つめる結果となった。その後は疲弊状態にあったGOTTをGTOとして再編し、初代局長に就く。 エクレールとリュミエールを助け出すために、GEMINI計画と称して、Gクラスの能力「クヴァント(Quant)」でトリクシーやトロワジェインを含めた3組のESメンバーとク・フィーユを生み出していた。 クヴァントはエクリプス自身の生命を削る上に自身への適用もできないため、ク・フィーユを作った後にはそれまでの能力の酷使による無理も祟って自身の生命維持の限界を迎えており、彼女にパートナーを作ってあげられないことを悔やみながら、病院のベッドでイヴェールに看取られて生涯を閉じた。しかし、最後の力で自身の能力だけはディアへ移植していた。小説版では、ディアの夢の中で彼女に影響を及ぼし続けている。 トゥイードゥルディ(Tweedledee) 声 - 桑谷夏子 前作に引き続き登場。アスクールの先輩で、彼女を指導していたこともある。現在はGTOのESメンバーかつ警備の責任者を担っており、夜中に本局へ無断侵入してきたアスクールとク・フィーユに対し、上層部からの指令を皮肉る形で新型セキュリティシステムの実験台にしていた。電子を操るSクラスの能力「シュトローム」の持ち主であり、弟の能力とも合わせることも可能。また、能力の共鳴によって弟と意思を交換することもできる。 第18話以降は、弟と共にGTO解体の影響で左遷されてしまうが、第22話にて参戦。イヴェールの能力でエルデメテオール艦内へ出現し、サフィル達との交戦の後、自滅の危機にあったエルデメテオールを救うために尽力する。 トゥイードゥルダム(Tweedledum) 声 - 福山潤 前作に引き続き登場。トゥイードゥルディの弟で、彼女と同じくGTOのESメンバーであるが、姉への依存ぶりは相変わらず。能力は磁界を操るSクラスの能力「マグネートフェルト」。 第9話で、Gソサエティの襲撃をトゥイードゥルディと共に迎え撃った際に彼女を庇って瀕死の重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされる。その後、第13話の時点で復帰したことが明らかとなった。 アンオウ(吽王) 声 - 石田彰 前作に引き続き登場。 GTOのESメンバー。能力はSクラスの「アメイジング」で、どのような小さい音でも聞き分けることが可能。また、能力の共鳴によってエイオウの能力と組み合わせることもできる。 第9話で、Gソサエティの襲撃をエイオウと共に迎え撃った際に瀕死の重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされる。その後、第13話の時点で復帰したことが明らかとなった。第18話以降は、GTO解体の影響でエイオウと共に他組織へ異動させられてしまうが、第22話で参戦。イヴェールの能力でエルデメテオール艦内へ出現し、アスクール達の危機を救う。 エイオウ(阿王) 声 - 稲田徹 GTOのESメンバー。前作に引き続き登場。「アンプリファイア」という千里眼の能力を持っている。ランクはSクラス。沈着冷静な面や甘い物好きは相変わらずだが、肉弾戦を行う場面はほとんど無い。 トリクシー(Trixie) 声 - 松岡由貴 アスクールとク・フィーユの先輩ESメンバーで、階級はGランク。パートナーはトロワジェイン。 陽気な性格であるが、トロワジェインの趣味には若干呆れ気味。 第9話で、Gソサエティの襲撃をトロワジェインと共に迎え撃った際にGクラス能力の尽きた隙を突かれ、ガクトエルに殺害された。 惑星アズランティアからエクレールとリュミエールを救出するための鍵となる存在であり、ク・フィーユと同じくESメンバーとなるべくエクリプスに作られた存在であった。「トリクシー」という名前も、最初の者から数えて3人目に当たることにちなんでいる。第10話での墓碑には、"Our third hope girl Trixie III Eclair"と刻まれていた。パワーズ(Power-S) 空間干渉能力である。円盤状の重力帯であらゆるものを切断する「ディストーション・チャクラム」という技を使う。 トロワジェイン(Troisienne) 声 - ゆかな トリクシーのパートナーであり、彼女と同じくアスクールとク・フィーユの先輩ESメンバー。階級はGランク。 アスクールの憧れの存在であるが、ク・フィーユと同じ趣味を持っており、その夢中ぶりは彼女以上。実際には子供である自身を、子供として頑張るさくらちゃんの姿に重ねているため、ク・フィーユが作品を好きになるように誘導し、仲良くなるきっかけを作るために喫茶室にグッズをわざと忘れていった。 第9話で、Gソサエティの襲撃をトリクシーと共に迎え撃った際にGクラス能力の尽きた隙を突かれ、ガクトエルに殺害された。 トリクシーと同じく惑星アズランティアからエクレールとリュミエールを救出するための鍵となる存在であり、「トロワジェイン」という名前も、最初の者から数えて3人目に当たることにちなんでいる。第10話での墓碑には、"Our third shinning girl Troisienne III Lumiere"と刻まれていた。パーティクレット(Particle-T) 時間干渉能力である。両手から放つミストで包んだ相手の身動きを止める「ペルセウス・イージス」という技を使う ヴァイオラ(Viola)、シザーリオ(Cesario)、デクステラ(Dextera)、シニストラ(Sinistra) 声 - 徳永愛(ヴァイオラのみ) 前作に引き続き登場。時間凍結事件の際にエルデメテオールへ交渉に赴いて行方不明となっていたが(GTOの観測結果ではワープゲイトが作り出した閉鎖空間に囚われていたと見られるという結果が出ていた)、第24話にてトゥイードゥルディがエルデメテオールのワープゲイトのパスワード解除に成功したことで、時間凍結事件以来ワープゲイトの出口の無い亜空間に捕らわれていたヴァイオラ&シザーリオ、デクステラ&シニストラの乗艦、数艦で構成されるGOTT艦隊は皆一斉に救出され、復活。ヴァイオラは出番が少ないことに愚痴をこぼしながらも、事件解決に協力する。 ミ・ヌゥルーズ(Mi nourose) 声 - 白石稔 「Touch&Go」の室長であり、女子寮の寮長も兼任する。フルネームはミ・ヌゥルーズ・ホワイト・ロック。 筋骨隆々で乙女の心を持ち、オカマであるとWebラジオで白石本人が説明しているが、公式サイトなどでは公表されておらず、DVD4巻のブックレットでも「少なくとも書類上では女性では?」と濁されていた。 その正体は前作の漫画版『リバース』で登場した、筋骨隆々の男性ESメンバー・ダインである。能力はCクラスの自身の身体をアンプ代わりにして発するパワー。エクリプスに請われ、トゥインクル達と共にGOTTやGTOの伏兵として地球人事件や薔薇戦争事件などに参加。トゥインクル・ゼロの寿命が尽きる際に結んだ約束を守ってミ・ヌゥルーズと名乗り、時間凍結事件に参加した。最終話では、女装を解いた本来の姿で駆け付け、アスクール達を救出した。喫茶店業務の責任者だけではなく、新人ESメンバーを育成する教官としての役割を長年負っていたことが、小説版によって明らかになっている。 アリサ(Alisa) 声 - 相沢舞 GTO本局の受付嬢。本名はアレクシア・コールで前作に登場したリキッド・コールの血を引くコール財閥の令嬢である。無類のボーイズラブ好きかつ明け透けな性格をしており、受付カウンター下にもその手の本を平然と持ち込むほど。本人曰く「肩が凝る」ほどの巨乳であり、ミ・ヌゥルーズには「ホルスタイン」とまで称されている。 ベル(Belle) 声 - 堀川千華 GTO本局の受付嬢。本名はベルエール。アリサとペアを組んでいる。アリサに比べると冷静な性格をしており、いわゆるツッコミ役。バストサイズはそこそこあるものの、アリサには遠く及ばないため、水泳や入浴の際には見せびらかす彼女に苛立つこともある。 エクレール(Eclair)、リュミエール(Lumiere) 声 - 永田亮子(エクレール)、平野綾(リュミエール) 前作の主人公かつGOTTのGクラスESメンバー。時間凍結事件の際は、エクレールが空間を操る能力、リュミエールが時間を操る能力を用いて、自身達ごと惑星アズランティアとその宙域の時間を凍結させた。 最終話ではGTOに所属して受付嬢を務めながら、ESメンバーとして活動している。
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