ギルド「ゲッタウェイ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 17:52 UTC 版)
「アリアンロッド・サガ・リプレイ・ゲッタウェイ」の記事における「ギルド「ゲッタウェイ」」の解説
ギルドマスターはヒルダ。メンバーは全員、何らかの理由でフェリタニア合衆国を追われる身になっている。 ヒルデガルド・ゴーダ (渋沢佳奈 / 日笠陽子) ヒューリンのウォーリア→ナイト/プリーチャー。 前グラスウェルズ王国軍師オスウィン・ゴーダ伯の養女。愛称はヒルダ。グラスウェルズの神殿で育てられていた。『ブレイク』3巻6話「白竜王国最後の日」で養父ゴーダ伯が暗殺された後にベルクシーレに戻り、そこでアザゼル(が化けた神官)の讒言により、後任の軍師となったアンソン・マンソン伯を仇と思い込み出奔した。だが、ビルベリに落ち着いた後、街を訪ねて来たロッシュとの会話でそれが誤解であったことが発覚。一時アイデンティティの危機に陥ったが、次々と襲い来る街の窮地に対応している内に乗り越えていた。 真面目で面倒見がいい性格。リージュからは「お姉様」と慕われている。 第3巻第5話において、ヴィクトリオの後任としてビルベリの領主の座を任されることになる。 戦闘での役割は並はずれた防御力による味方の護衛と前衛戦闘。 チコ・H・ワトソニー (緑谷明澄 / 小島めぐみ) フィルボルのメイジ→ソーサラー/フォーキャスター/プロフェッサー。 フルネームはチコ・ヘザー・ワトソニー。メルトランド出身。実の両親は処刑され、その後はワトソニー家に引き取られていた(このとき、本名の「ヘザー」をミドルネームとして残している)。そんなある時、『ブレイク』1巻2話「聖なる樹」で枯れ果てたデイスター城の聖樹から「偉大なるヒース」の芽を託され、結果自身の頭上にヒースの芽が生えてしまい、それがワトソニー家の人々に知られるのを恐れて出奔した。 一人称は「オイラ」で、語尾に「~っす」が付く。また、上記の理由により普段から帽子を被っている。 性格は小動物的で、人見知りする性質ではあるが一度心を許すとべったり甘える面もあり、ヒルダやリージュに懐いている。ただし、ギデオンにだけはやや辛辣めな言葉が多く、ついたあだ名が「毒(のある)三下軍師」。 パーティメンバーにもヒースのことを話さず秘密のままで旅を続けていたが、ビルベリの動乱を収めるために、ついに自らの秘密を明かした。そしてアガルタ公国主・ロッシュとの邂逅を経て、「平和の象徴・希望の大樹となる」ことを誓うようになる。 バウエストン滞在時にグレイの薫陶を受けており、彼が「メイビー」で使用する「『パーペチュアルチェック』で行動値を揃えて一斉に攻撃する」という戦法を伝授されている。そのためシーフのギデオンと行動値が同じ。 人類戦争後は見聞を広めるために単身でアルディオンを旅している。 リージュ・フェア・リース (大竹みゆ / 大竹みゆ) ヒューリンのアコライト→パラディン/ガンスリンガー/ハイランダー。 外見(とプレイヤー)がなぜかピアニィと同じである。 研究所の支援者(ヒューバード)に渡された魔導銃を所持しており、「ジョニー」「デップ」と名付けて大事にしている。また、ヒルダを「お姉様」と慕っている。 レイウォールにある世界平和研究所で育っていたためかなり世間知らずなのだが、積極的に戦闘に参加したがる一面を持ち、また戦闘センスそのものにも優れている。 2巻3話で研究所時代「お兄様」と慕っていた人物がヒューバートであることが判明し彼と再会した。 正体はヒューバードが作り上げたピアニィのクローン体「ピアニィズ」の一人。他の6人やグリンダと異なり、ヒューバードが本格的に動き出す直前まで研究所に取り残されていたが、理由は不明。 研究所を脱出する際に謎の竜輝石を手に入れ、以来常に所持している。4巻において判明したこの石の正体は、「真実の竜輝石」の予備体であり、ナヴァールの半身とも言うべき「もうひとつの石」であった。 理想家のピアニィとは対照的に自身の感情を起点にものを言うことが多く、物言いはかなりストレート。 回復役のアコライト枠にも拘わらずスキル構成はかなり攻撃的で、戦闘での役割はキャリバーを駆使した接近戦闘や対多数攻撃。またギデオンと並ぶパーティ内のアタッカーでもある。 人類戦争後には「結婚式を挙げたい」と言い出しており、初耳だったヒルダを狼狽させている。 ギデオン・ガバドン (菊池たけし / 荻原秀樹) ドラゴネットのシーフ→エクスプローラー/シーフ→ダンサー/ドラグーン。 ゴルフォードの著名な錬金術師の家に生まれたが、親と折り合いが悪くなり家出し、レイウォールで裏稼業を続けていた。そんなある時、テンタクルスという男にリージュを拉致するように依頼され、世界平和研究所に向かう。そこでヒルダ・チコ・リージュに出会い、直後ナヴァール率いる合衆国軍の襲撃を受け、命からがら逃亡した。 自堕落な性格で酒や旨いモノに目がない。「働きたくない」が口癖のいわゆるニートだが、ビルベリに落ち着いてからは住民たちと交流を重ねた結果かなり慕われている。また、基本的に怠け者だがシーフとしての技能や錬金術に関する知識、短剣二刀流による戦闘技術はかなり優れており、ギルド内においてはヒルダと並んでのツートップで前衛を担当。トラップへの対処や範囲攻撃は基本的に彼が受け持っている。 人類戦争後はビルベリの相談役として頼りにされており、普段はヤキソバの屋台を開いている。
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