ギルド「……してあげてもよくってよ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 15:59 UTC 版)
「アリアンロッド・サガ」の記事における「ギルド「……してあげてもよくってよ」」の解説
ギルドマスターはユファ。もともとはシェルドニアン学園の新入生歓迎行事のために作られた。「その時点での行動目的」+「してあげてもよくってよ」(ユファの口癖)がそのままギルド名になる。そのためギルド名は1セッション(リプレイ1話分)中であっても頻繁に変わる。 ユファ・プリムナード・コネリー (大竹みゆ / -) ヒューリンのメイジ/アコライト。 アヴェルシア出身。『サガ無印』で登場するタスラム・コネリーの孫。一見高飛車だが、実は人付き合いが苦手で、思っていることとは反対に強気な言葉を口にしてしまう。お化けが苦手。 ある時迷子になってしまった自分を助けてくれた少年に憧れ、彼と再会すべくシェルドニアン学園に入学、学園一を目指している。祖父直伝の教えに従って戦うが、その教えは「まず神官から狙え」「やられる前にやれ」「確実に当てて落とせ」と過激。 本来は高位の魔術師のスキルである「フロストプリズム」を使うことができるが、コネリー家の秘伝とあってめったに行使することはない。ギルド内でただ一人コンボスキルを持っており、クラスの関係でその大半の攻撃を使用できる。しかし、他の3人が対応スキルを持っていないためひとりコンボ状態になっている。学園内では奉献活動部所属。 1巻2話「秘められた恋の行方」では憧れの少年と別れ際にプレゼント交換をしたことが明らかになっている。ユファがあげたのはペンダントで、先端のロケット部分にメッセージが書かれている。が、現在の当人にとってはあまりにも恥ずかしくて人に言えないような事らしく、現在でも不明(久保田曰く「黒歴史扱い」)。クラスメイトのアレックスがそのペンダントと同じものを着けていたため、件の少年ではないかと考えてプリンセスを目指していた(オープニングの時点で違ったことが発覚したが、PCとしてはクライマックスまで知らないままだった)。 2巻4話「迫り来る謎の影」のプリプレイで一度プリーチャーにクラスチェンジしてまたアコライトに戻っている。これは主力のコンボスキル「セレスチャルシャワー」がアコライトでしか使えないため。エランド(プリーチャーがセフィロスから受ける使命)は「友達を作りなさい」だった。戦闘では多彩なコンボスキルと一発限定の「フロストプリズム」による魔法攻撃が主力。 ルーチェ・ルベド (久保田悠羅 / -) ネヴァーフのアコライト/ウォーリア。 ゴルフォード出身。高位の神官の家に生まれ、父のもとで修行を積んでいたが、神竜王セフィロスの神託を得てシェルドニアン学園に入学した。何かあると「これは神様の試練です!」と口にする癖がある。ネヴァーフらしく機械類に強い。見かけによらず怪力で、戦闘時には背丈の倍はあるハルバートを振るう。学園内では保健委員会所属。身長は80センチと、平均身長が低い種族であるネヴァーフの中でも小柄。 面倒見がよく、気のつく性格で、「秘められた恋の行方」ではアレックスに告白するためにプリンセスを目指したい、というフローラの相談に快く応じていた。が、アレックスにペンダントの真相を聞くため同じくプリンセスを目指すユファの手伝いもしなければならなくなったため、真相を言えないジレンマに悩む羽目になった。 戦闘では「ブランディッシュ」による範囲攻撃と「プロテクション」による防御を担当し、パーティの戦力の要となっている。「迫り来る謎の影」のクライマックスでは「プロテクション」の出目が爆発し、パーティ全滅を紙一重で防いで勝利の立役者となった。 基本的に面倒見がいい性格で、周りからも頼られることが多い。3話では、前巻で恋が成就したアレックスに対してなぜかいきなり「爆発しろーっ!!」と叫んでいた。 ユーキリス (田中信二 / -) ドラゴネット(レパータル)のシーフ/アルケミスト→バード。 考古学者の父親は家に不在がち(田中曰く「ラピュタを探している」)な上「帰ってこなければお前が探せ」という無茶な伝言を残しており、父親探しの一環も兼ねて考古学を学ぶためシェルドニアン学園に入学した。おっとりした性格で、趣味は料理。錬金術を随所に応用した「錬金料理」の研究をしている。常に複数のポーションを携帯しており、ヒーラー的役目を果たす。語尾は「○○ドラ」。自分の部屋が溜まり場にされがちのため、それを避けるべく学園内ではオカルト研究会に所属している。 決勝で戦ったギルドのメンバーであるゴンザレスに惚れこまれており、「ダーリン」と呼ばれて付きまとわれている。また、部屋によく人が来る関係から掃除が得意。 戦闘では「ポーションピッチ」を主体とした回復・支援を担当。 パル (鈴吹太郎 / -) ヴァーナ(アウリク)のウォーリア/シーフ。 暗殺者や傭兵の輸出で成り立っている小国の王族だったが、親に勘当されてしまい、学業を積んで世の中を救うという志を持ってシェルドニアン学園に入学した。群れることが嫌いな性格ゆえ学園内で孤立しかかっていたが、ユファの押しの強い勧誘に根負けしてギルドに加わった。アウリクであるためかユファからは「タマちゃん」と呼ばれている(ユファの飼っているネコの名前らしい)。実家を出る際、蔵から「アマルガムの輪環」という腕輪を持ち出しており、この効果によって高い回避能力を持つ。イメージは「なめ猫」で、長ラン、鉢巻き、学生帽に下駄とそのままな格好をしている。行動値が一番高いため、毎回いきなり突っ込んでは支援を受けられない、という不遇な目にあっている。学園内では風紀委員会所属。 「秘められた恋の行方」では優勝ギルドの一人ということで周囲から一目おかれており(当人曰く「番長」)、実際学年内では一番強い。ヨハンに対抗してプリンスを目指したが(当人は「男子の1番を決める」事だと思い込んでいた)、途中で方針転換してユファの手伝いに回っていた。 2巻でも相変わらずの回避力を発揮して前線を構築していたが、3話「恐るべき先輩の伝説」のクライマックスでは振ったダイスの出目が異様に低く、ピアニィの反撃を喰らってギルド初の戦闘不能者となってしまった。
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