ギルド「RED海賊団」
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「アリアンロッド2E・リプレイ・キャプテンRED」の記事における「ギルド「RED海賊団」」の解説
ギルドマスターはRED。神殿より冒険者の認可を得ているが、航海にかかる費用の関係でトルバイン商会のスポンサードを受けており、RED海賊団とトルバイン商会やヴァンスター政府・軍とで利益相反が生じることがある。プレイヤーキャラクター(PC)の総合レベルは8から開始されている。 キャプテンRED(遠藤卓司) ヒューリンのシーフ⇒エクスプローラー/バイキング。28歳。神聖ヴァンスター帝国のフィンジアス島と大陸側領土を貫く海峡に位置する孤島の街ドゥルガーラを拠点とする商船団兼冒険者ギルド兼海賊「RED海賊団」のキャプテン(船長)。 「RED」とは本名を略した通称で、フルネームはリチャード・エリック・ダイアモンズ。もとは孤児だったが、8歳の時にルビィに拾われ、彼女の下で鍛えられた。やがて自立し、自身の船団を立てて冒険と戦闘を重ねる一方、海商としても実績を上げている。 伝承として伝えられている「禁断の島」への航路に関する情報をルビィから聞き出すべくセリィ島に向かったが、島の近海で謎の船影に船を撃沈され、皮肉にも目的地であるセリィ島に漂着、そこでラクレと運命の出会いを果たす。 ナイフ二刀流による接近戦を得手とする前衛型で、実戦では高い回避力を生かして敵陣に斬り込む。 非常に豪快かつ懐の広い性格で、目前の危機を笑い飛ばす度胸、見事に切り抜ける腕と運を併せ持つ好漢。 ラクレ(水野暁子) ヒューリンのメイジ⇒ソーサラー/サモナー⇒セージ。14歳。 伝説の女海賊キャプテン・ルビィの一人娘。ルビィが晩年を過ごしたセリィ島で育ったが、その出自故に村人からは疎外され、母が残した豪邸で一人暮らししつつ、海岸で拾った貝殻をアクセサリーに加工して売っていた(曰く「母の遺産は残しておきたいので」)。孤独に過ごしていた分本に没頭しており、そのためか4人の中では一番頭が切れる。 ルビィから莫大な財産を受け継いでおり、その一つがピジョンブラッドであった。 メイジ/サモナーのクラスを持つが、リプレイ上では純然たる一般人であり、彼女のスキルはピジョンブラッドの能力として演出されている。これはプレイヤーの水野の提案によるもの。 実戦においては《サモン・○○》系魔法による広範囲攻撃と範囲防御を担当。なお、キャラクターメイキング段階でセージからメイジに転職しており、1話で《ブレイクアトリビュート》、3話で《トリビアリスト》を取得している。 彼女の正体は、14年前に物質界に漂着したピジョンブラッド乗員の唯一の生き残りである。ポイズン及びミーヴァル号との戦いの後の時期にピジョンブラッドを発見したルビィは、死屍累々の船内で瀕死の赤子を見つけ、マジックアイテムを用いて自身の血と生命力を分け与え、「ラクレ」と名付けて自身の養女としたのだ。 被っている帽子は元々ルビィがREDに贈った物で、ラクレがRED海賊団加入時に服を新調した際にREDから譲られた。 ”大鴉”ネヴィン(しのとうこ) ドゥアン(オルニス)のウォーリア⇒ウォーロード/アルケミスト。25歳。RED海賊団の一員で狙撃手。 かつて半海賊半傭兵の一団を率いていたが、ある時REDと衝突して決闘となり敗北。部下は全て逃亡し、自身は「敗者が勝者の配下になる」との約定に従ってRED海賊団に加わった。寡黙で冷徹な性格と、狙撃手としての高い実力から「大鴉」の他「漆黒の死神」「隻眼の戦女神」など様々な二つ名を持つ。ヴァンスターの独立部隊「天空兵団」に属していたという噂もあるが定かではない。 過去の戦いの傷で全身の半分を機械化しており、攻防共に高い能力を持つ。また、とにかく強い敵と戦えればいい、という戦闘バカの一面があり、航海中にも「プライズより敵がいい」と言ってのけるほど。 戦闘では遠距離からの射撃攻撃を担当。単体への爆発力は随一であり、単純な攻撃力ならREDより上。 ゼニーナ・シュセンドルフ(中村やにお) ヴァーナ(アウリク)のアコライト⇒プリースト/シャーマン。18歳。RED海賊団の衛生兵兼経理係。 現在はヴァンスターの大陸側領土の一部になっている旧シュセンディーナ王国の第1王女。シュセンディーナがヴァンスターの侵攻で滅亡した後キルディア共和国に亡命し、シャーマンとなった。その力をもって悪党相手の賭場荒らしや詐欺などで金品を巻き上げては実家である旧王家に仕送りしていたが、巻き上げられた相手の追手の前に窮地に立たされたところをREDに救われ、以後行動を共にする。 戦闘では呪歌や呪力を用いての支援・回復を担当。 名前は、かつて中村や田中が参加し、矢野俊策(田中と共に『2E』基本ルールブック・上級ルールブックのディベロッパーを担当した)がGMを務めた『アリアンロッド』(ルール第一版)のプライベート・セッションに登場したNPCの名前から取られている。 精霊船ピジョンブラッド NPCであるが、便宜上本項で記述する。 キャプテン・ルビィが残した遺産の一つである帆船(ガレオン船)と魔術船のハイブリッド船。リプレイではラクレのスキルの演出として扱われる。 厳密にはガレオン船の一室に据えられている真紅の宝玉がピジョンブラッド本体である。その正体はルビィと契約を交わした精霊で、「禁断の島」を目指すルビィの水先案内人として活躍したが、ルビィが七海邪との戦いでそれまでの船を失った際に持ち出され、新造船に移し替えられてセリィ島の洞窟に隠されていた。 ルビィの娘であるラクレと精神的にリンクすることで、自律航行や攻撃を行う。従ってラクレに何らかのアクシデントが生じた場合、その能力は通常のガレオン船と同程度に落ちる。 正体は幽界に浮かぶ神喚者たちの島「アヴァロン」と物質界の行き来を行う「万能帆船」の一隻。 ドク NPCであるが、便宜上本項で記述する。 フィルボルの老人。RED海賊団の船医。GMの提案によりギルドサポート《薬剤師》をNPC化した。 セリィ島沖でRED海賊団の船が撃沈された後、命からがらドゥルガーラに帰還。大酒飲みで、ドゥルガーラに戻った後REDの死を吹聴してはただの地図を「秘宝の地図」と称して高値で売りつけようとするなどセコいところがあるが、医者としての腕は確か。
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