ギルド「のっとぎるてぃ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/14 10:00 UTC 版)
「アリアンロッド・リプレイ」の記事における「ギルド「のっとぎるてぃ」」の解説
主人公エイジがギルドマスターを務めるギルド。名前は、エイジの父ガイアが重罪人であると言われていることに対して、「Not Guilty」つまり無罪であると訴えていることから付けられた。 エイジ(田中信二) 当シリーズの主人公格。ヒューリンのウォーリア/サムライ。 「堕ちた英雄」と呼ばれる父ガイアの汚名をそそぐために冒険の旅に出る。正義感が強いがお人好しで、困った人を見かけると助けずにはいられない性格。剣技で敵を一掃する。長年に渡る多人種との交配で薄まっているが、実は彼の一族はエルダの血を引いている。 長い戦いの末、大精霊の力を秘めた六つの鍵を手中にするが、その結果、自身の体内に「粛清装置」を起動させる「黄金の鍵」を生成させてしまう。世界が今のままであることを望んだエイジは「粛清」を拒否し、「粛清装置」が放つ光の中に姿を消した。 …と表向きはなっているが、実際「黄金の鍵」が魔族や悪意ある者の手に渡らないよう、仲間たちと別れ放浪の旅に出る。名誉は回復されたものの表向きはヴェンガルド渓谷の最終決戦で戦死した事になっており、彼の生存を知る者は、のっとぎるてぃのメンバーらごく少数である。 魔将から世界を救った『クラン=ベルの四英雄』に彼は数えられていない。後にベネットは『アリアンロッド・サガ・リプレイ』(以下『サガ無印』)にてメルトランド・レジスタンスを説得する際、名前こそ挙げなかったもののエイジの冒険を引き合いに出し、彼を「すべての名誉も、人生さえも捨て去って世界を救った男」と言い表している。 後に神喚者としてアヴァロンに移り、かつての仲間であるベネットとの再会を果たした。 アム(小浜智) ヒューリンのシーフ/アルケミスト。フルネームはアム=リッツァ。 エイジの幼なじみ(アムの両親は、エイジの父ガイアと同じパーティーを組んでいた仲間。既に故人)で、エイジが旅立つにあたって、面倒をみるために共に旅に出ることになる。なお、ガイアが犯罪人となったせいで家が没落しており、エイジからは冒険者としての稼ぎの9割(のちに8割になる)をもらうことになっている。 同じくメインクラスがシーフのベネットが加入後は、アルケミストとしての火力と支援力に磨きを掛け、フェルシアと並ぶ後方からの火力支援に加え、アコライトだが前線で壁となるシグに代わってギルドの回復役も勤めることとなる。カナンの街にいる三賢者の1人ロクサーヌとは知り合い。 アム自身も知らなかったことだが、その正体は火の魔将の素体候補だった。しかし邪悪化しかかったところで三賢者に保護され、難を逃れている。ロクサーヌと知り合いなのはこのためで、彼女が持つ予定だった火の鍵はエイジに渡っている。 長い付き合いからかエイジの本心を見抜いており、魔将戦争後、自身の死を装って旅に出るエイジを待ち構え、旅の連れ合いとなる。 シグ(矢野俊策) ドゥアン(セラトス)のアコライト/ウォーリア→モンク。 かつて傭兵をしていたが、膝を壊して引退(このため、レベルも初期状態の1にまで下がっている、という設定)。神官となり、本シリーズではクラン=ベル大神殿に奉職していた。ヴァンデルの命を受け父の墓参に来たエイジを迎えにきたことがきっかけで、のっとぎるでぃに加わる。 膝の怪我は治り切っておらず、都合が悪い事が起こる(セッション上は行為判定に失敗したりする)と「ぬうっ、膝が!?」等といって誤魔化す事がある。アコライトだが、戦闘ではどちらかといえば回復役というよりプロテクションを駆使した壁役として相手の攻撃を押さえ込む役割が多い。 被っているビレッタ(帽子)は、三妖精(後述)が住むために3つ穴が開いた特注品となっている。 魔将戦争後は”機械の街”カナンの大聖堂に奉職。シルヴァのよき相方となっている。のちのリプレイシリーズである『アリアンロッド・リプレイ・ルージュ』『アリアンロッド・リプレイ・レジェンド』にもNPCとして登場している。 フェルシア・ブリガンティアル(久保田悠羅) ヒューリン(ハーフエルダナーン)のメイジ/メイジ→サモナー。 かつてエイジの父ガイアやカナンの三賢者の1人ク・バルカンと同じギルドに所属し、共に冒険をしていたが、今はそのことを含め過去の記憶を失っている。猜疑心が強く慎重な性格。ときどき何かを知っているかのようなセリフを呟くが、詳細を聞かれると頭痛が起こる。特に火系の魔法を得意とする。 終盤、「粛清装置」の監視者だったことが明らかにされるが、システムに対して逆らう道を選び、以後は粛清装置の停止に携わることになる。その活動は『ルージュ』『サガ無印』でも描かれている。 元々は“永遠の街”アヴァロンの神座院院長であり、月の女神ブリガンティアのアバター。だが、エリンディルへ渡る際にアヴァロンや神喚者に関わる記憶と力を全て失い、ただ粛清装置の監視者として地上を旅していた。魔将戦争の後に記憶を取り戻し一度アヴァロンに帰還したが、その後も何度かエリンディルを訪れている。なお、その時の姿は基本的に小柄で頭からマントを被った老婆、通称「占いばばあ」となる。 「ルージュ」「シュヴァルツ」「にも「占いばばあ」に扮してノエルやシェフィルの前に現れているが、この姿になるといきなり饒舌になり、かつ年寄り口調のお調子者、という180度違う性格に豹変する。 フルネームは「アリアンロッド2E 超上級ルールブック」で判明。 ベネット(大畑顕) ヴァーナ(アウリク)のシーフ/レンジャー→ニンジャ。 クラン=ベルを追われたエイジたちがカナンへ向かう途中で出会った冒険者。 戦闘では回避に命を張る。武器を買うために初期の所持金を使い果たしたため、回避力があることもあって最終話まで防具を着けることはなかった。実は妖魔の血を引いており、その力を解放した時は瞳の色が金色に変わる。 元々は、『ドラゴンマガジン』に掲載する読み切りリプレイ「死者の花嫁」の収録時に、アムのプレイヤーの小浜智が参加できなかったため、その代わりのヒロイン役として登場した。だが、登場第一声が「あっしはベネットでやんす」だったことで、「光の速さでヒロインから転落」した。通称「三下狼少女」または「三下犬娘」。しかし、その三下振りが愛されてか、本編にも引き続いて参加を続けたのみならず、『ルージュ』シリーズでのNPCとしての登場を経て、短編リプレイ「ルネス殺人事件」(『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』収録)でプレイヤーキャラクターとして再登板を果たし、続投した『サガ無印』シリーズでは、ついには彼女の名前を冠した本まで登場している。 高い回避能力ゆえに「鎧を着ていない」ことがベネットの特徴(ネタ)となってしまい、後に所持金が増えても防具を付けないスタイルを『サガ無印』シリーズ中盤まで貫いた。 魔将戦争後は再び放浪の旅に出るが、本作中で二度にわたって命を救われた事からフェルシアには全く頭が上がらず、しばしばフェルシアに呼ばれてはその指示で活動している。『サガ無印』シリーズでアルディオン大陸に渡ったのも、もとはフェルシアに呼ばれて”聖都”ディアスロンドにやってきたため。
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『アリアンロッド・リプレイ』のPC達。9巻「妖精郷のピルグリム」に登場。
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