主人公格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 19:15 UTC 版)
瀬部麟一郎(せべ りんいちろう) 柔道五段の達人であり、学業でも優秀な成績を収める法学専攻の学生。父親が国語教師であるため和漢の古典にも詳しい。ドイツ留学中に、クララに絡んでいた与太者を得意の柔道技で退治したことがきっかけで、彼女と恋仲になった。 未来世界からの円盤(タイムマシン)が墜落した時、たまたま水浴中であった彼は、UFO(ポーリーンの乗るタイムマシン)の墜落事故を目の当たりにしたクララが上げた悲鳴を聞きつけ、彼女を案じて裸で飛び出したため、そのまま事態にあたることになった。しかしそれが災いして、人に似た裸の存在=ヤプー、と刷り込まれていたポーリーンの猟犬ニューマ(ネアンデルタールハウンドというヤプー)にヤプーと誤認され、その毒の牙により全身麻痺状態に陥ってしまう。 その治療の名目でクララとともにEHSに向かうが、EHSの貴族社会に受け入れられていくクララに対し、彼はヤプーとして扱われ、皮膚強化や去勢(完全去勢)などの改造・調教を受け、クララの家畜として仕立て上げられていく。ついにはクララの犬となる心境に達し、クララの便器となる覚悟を持つに至る。 地球での3年間に相当するEHSでの3日間を経て、凄まじい苦痛と苦悩、葛藤の末に、自らクララに「無条件降伏」する。元の体に戻り、記憶を消して地球へ帰還するよりも、ヤプーとして彼女に仕えることを望む境地に到達した。 語りきれない未来の出来事として、後のEHS内乱での星間戦争における柔道の技を活かした大活躍や、意識転移装置の使用により様々な形でコトウィック夫妻に弄ばれることなどが明かされている。 クララ・フォン・コトヴィッツ 麟一郎の恋人で、ドイツの元伯爵家の令嬢。その美貌と才気で「大学の女王」と呼ばれる存在。麟一郎の麻痺を治療するため、彼に付き添ってEHSに渡航する。 両親を第二次世界大戦の混乱で失い、姉レナーテとも生き別れとなって天涯孤独の身である。麟一郎とは婚約中だが、結婚までは互いに身を慎もうと誓い合い、肉体関係は持っていなかった。 ポーリーンの入れ知恵で、”タイムマシンの故障により20世紀ドイツに漂着し、記憶喪失となったEHS貴族の遭難者”を装う。そのためポーリーンの親族たちから、気の毒な境遇にある同胞として最上級の扱いを受けることとなる。 日本人がヤプーとされ、徹底して「生きた器物」として扱われるEHSの生活文化に触れる中で、ヤプーの存在を認めざるを得なくなる。またソーマの影響も手伝って、次第に白人にしか同朋意識を感じなくなり、麟一郎の男らしさに惹かれていた心も次第に変化していった。やがて第三次世界大戦後の歴史を知り、ついには麟一郎をヤプーと認め、「リン」と呼び犬のように連れまわすことに何の疑いも持たなくなる。 イース世界に入ってほどなくウィリアムと恋仲となり、婚約。姓名を英語(EHSの公用語)風に「クララ・コトウィック」と改め、ジャンセン家とアンナ・テラスのバックアップを受けてEHS社交界にデビューする。 語りきれない未来の出来事として、女王に謁見して帰化を許され、EHS貴族コトウィック伯爵となること、後にEHSの内戦をうまく立ち回り、枢密院顧問・帝国宰相となることが明かされている。彼女の尿は王室に献上されて、黒奴酒の銘酒「コトブキ」となる。また、余談として、彼女が女王から与えられた特別休暇として古代日本を訪問し、その折の逸話が「竹取物語」となる(つまり彼女こそがかぐや姫である)ことが記されている。
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主人公格
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「ミュージックガンガン!」の記事における「主人公格」の解説
新しい人間キャラは現在のところ彼らのみ。容姿は前主人公格のたまやももほど幼くない。ペットは登場しないためか、トレーニングの解説も彼らがするようになっている。 シアン(声:神谷浩史) ミューズポリスの少年で、(たまがまさかの女の子ということもあり)シリーズ初の少年キャラでもある。ミューガンは2代目筺体1P側の実物と同じ。性格はクールであり、デモ解説では命令口調で話している。また選曲に時間がかかると「早くしろ」と言ってくることがある。射撃の腕前はかなりのものらしい。 マゼンタ(声:今井麻美) ミューズポリスの少女。ミューガンは2代目筺体2P側の実物と同じ。シアンとは双子の兄妹。気が強く少々わがままな性格らしい。
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