ギルド「エーデルワイス」
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「アリアンロッド2E・リプレイ・ヴァイス/シュヴァルツ」の記事における「ギルド「エーデルワイス」」の解説
「シュヴァルツ」のPC達。ギルドマスターはシェフィル。結成時点では3人であり、イリスは後からの加入。 シェフィル・グラニー(小暮英麻) ヒューリンのウォーリア⇒ウォーロード/レンジャー。15歳。辺境の村ブリギットの出身で、超一流の弓の腕を誇る。 祖父・グランジに仲間共々厳しく鍛えられており、並の妖魔やそこらの冒険者では歯が立たないほど強い。 弓による射撃を基本とした攻撃役であり、火力はパーティ1。 快活で明朗な性格だが、流されやすくおだてに弱いのが玉に瑕。2巻では若干俗物的だったり、間の抜けた言動が目立ち、「1巻より頭が悪くなってないか」とダメ出しを喰らっている。また、3巻ではクロヴィスと一緒になってゾハール教団のエージェントを片っ端から襲撃するという手段に出ている。また、3巻ではミラを案じるあまりに行動を起こさず彼女の側に張り付こうとしたため、一時セッションがストップするアクシデントが発生した。 「黒の薔薇の刻印」を刻まれた「薔薇の巫女」の一人。かつてイリスが守護していた巫女の面影を宿している。元はグランジのもとに引き取られていた戦災孤児で、ヴァンスターが“薔薇の災厄”の時点で進めていた「“薔薇の巫女”量産化計画」の被検体の最後の一人。この計画は、人造の“薔薇の刻印”をインストールして無敵の兵士として使用するために立案されていた。 しかし、実験は難航を極め、唯一成功し、人造の刻印を刻まれたフェブラリィはゾハール覚醒時に死亡、残る検体も全て破棄された。この時、当時帝国騎士だったグランジがシェフィルを連れだしており、ブリギットにあらためて引き取って孫として育てていた、という経緯がある。このため実の両親については不明(クロヴィスは「グランジが両親を殺害してシェフィルを連れ出した=両親は敵だったのではないか」と推察している)。 決戦後にオフェーリアに“黒の刻印”を移植し、“巫女”ではなくなっている。 イリス(荻原秀樹) ドゥアン(オルニス)のアコライト⇒パラディン/ウォーリア。18歳。 「黒の薔薇の刻印」を持つ巫女の守護騎士であった青年で、槍と盾を武器に戦う。 800年前に自らの仕える巫女を殺され、自身も石化した状態で封印されていた。時が流れたブリギット外れの洞窟にて、ミラを治すため月夜花を取りに来た「エーデルワイス」によって解放され、流れで一員に加わった。 守護の契約のため不老であり、解放から時が過ぎた現在でも全く外見が変わっていない。 「巫女」となったシェフィルを守るべき対象と定め付き従っているが、肝心のシェフィルからは土壇場で「関係ないよ?」と言われてしまうなど騎士としての立場は微妙。一方で“巫女”の自覚が薄い彼女からは家族の一員として認識されている。 800年前の争いでは誰も傷つけず、殺さずを通したため巫女を殺されてしまっている。 カナデ(久保田悠羅) ヒューリン(ハーフフィルボル)のメイジ⇒ウィザード/バード。「エーデルワイス」の参謀的存在。16歳。 どこかの国の貴族とダイワ出身の楽師であった母の間に生まれたが、両親が別れた後母についてブリギットに流れて来た経緯を持つ。母の影響で、バイオリンによる呪歌と水系の魔法を得意としている。 村についてしばらく後に母が病死したため、その後はグランジに引き取られている。 ギルドのまとめ役であり、頭が切れるが腹黒な面もたまに見せる他、一度暴走するとクロヴィスすらツッコミに回すほど無茶な言動を取る。その一方ミーハーな一面があり、村を訪れたクリスとゼロにサインを求めていた。 一人称は名前そのままの「カナデ」。 クロヴィス(田中天) ヴァーナ(アウリル)のシーフ⇒エクスプローラー/シャーマン。 グランジの薫陶を受けた一人で、シーフとしての実力は高い。右腕は錬金術で機械化しており、金属糸を束ねた義手を装着している。これは、イリスと出会った後のあるダンジョン攻略中、トラップにかかって右腕を潰された代用として作り上げたもの。主な武器はこの義手とそこから伸びる金属糸、そして独学で学んだ呪術。 敵と見るとすぐに突っ込む猪突猛進型で、名誉を重んじる性格。そのため命より名誉を大事にしており、ギルド内での役職は「鉄砲玉」。考案したのはシェフィルだが、クロヴィス本人は「オレも死ぬけど相手も死ぬ、それってカッコいい」と快諾して未だに使用している。 単なるお調子者に見えるが、実は仲間意識が強く義理堅い。また、シェフィルの背負う刻印の呪いに関しても、いざとなれば単独で他の巫女を殺しに行くことも考慮するなど、大局的な視点も持ち合わせている。 その反面仲間や友人のためとなると手段を選ばなくなる傾向も強く、3巻ではミラを救う方法を探す一環として、シェフィルと一緒になってゾハール教団のエージェントを片っ端から襲撃・惨殺するという無茶苦茶な手段に出ている(しかもただのプレイヤー発言では終わらず、菊池がその演出を拾った結果、ゾハール教団員からはエーデルワイスが「我々の仲間を片っ端から惨殺して回ったギルド」として認識されている)。
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