アリアンロッド・サガとは? わかりやすく解説

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アリアンロッド・サガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 15:59 UTC 版)

アリアンロッド・サガ』は、F.E.A.R.によるアリアンロッドRPGリプレイを中心とし、関連小説・漫画・ドラマCDなどを含むシリーズの総称。2008年より刊行開始。通称『サガ』シリーズ。




  1. ^ a b 例えば『アリアンロッド・サガ・リプレイ』3巻冒頭や『アリアンロッド・サガ・アクロス』3巻冒頭のシリーズ紹介、『アリアンロッド・サガ・リプレイ』7巻プリプレイでは『無印』の呼称が使用されている。一方『サガ無印』の呼称は、エリンディル西方世界を舞台とした短篇リプレイ集である『アンサンブル』の序文で使用されている。
  2. ^ 同時期に、ほぼ同じ形式を取る『セブン=フォートレス メビウス リプレイ シェローティアの空砦』がスタートしている。『シェローティアの空砦』と『アリアンロッド・サガ』との違いは、前者が「単独GM・複数パーティー」であるのに対し後者は「複数GM・複数パーティー」という点にある。
  3. ^ 東方世界については、『サガ』シリーズ開始時点では設定そのものが存在せず、2010年4月に発売された短編リプレイ集『アリアンロッド・リプレイ・アンサンブル』収録の「ベネットのうろ覚えエリンディル東方ガイド」を経て、2011年2月発売の『エリンディル東方ガイド』で設定が確定した。
  4. ^ もっともその後、『エリンディル東方ガイド』において、アルディオン大陸の地域クラスであるフォーキャスターをセーリア大帝国の地域クラスとして扱うことを可能にしたり(『エリンディル東方ガイド』p114)、『アンサンブル』には記述がなかった「タルタル・ハン国の西進政策」という設定を追加して『サガ・タクティクスガイド』収録の大規模戦闘ルールを導入したシナリオの可能性を示す(『エリンディル東方ガイド』p119)など、ユーザーに「エリンディル東西文化圏が絡む『世界規模の戦乱と国家の興亡』」も許容する姿勢に転換している。
  5. ^ 『イフ』までの全作品の関係者が出演
  6. ^ 「失われた勝利の証」が掲載された『演義』もローマ字で表記すると「E」で始まるが、これを意識してつけたかどうかは不明。
  7. ^ 『サガ・タクティクスガイド』p139。
  8. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p22、『サガ・トラベルガイド』p16。
  9. ^ 『デスマーチ』4巻p327-328。
  10. ^ 『サガ・トラベルガイド』p114。
  11. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p35。
  12. ^ ピアニィ統治期は「パーティ・パー・シニスターのスイス式エスカッシャンを支える神竜王セフィロスと真紅竜アイン・ソフのサポーターとコンパートメント」であった。『アルディオン大陸ガイド』p33。
  13. ^ 『アリアンロッド・サガ・ノベル・デスマーチ』1巻p73。なお『サガ』2巻p42では「アヴェルシアの服属」に関する会議はフェリストル王城で行なわれたとされており、矛盾がある。
  14. ^ 表向きは自決したことになっているが、実際にはグラハム・ハミルトン率いるレイウォールの部隊による暗殺だった。『アクロス』2巻p66-67・p174-175、『デスマーチ』4巻p164-167。
  15. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p34。
  16. ^ 『サガ無印』2巻p49にスリスの母にあたる前王カーサが登場している。
  17. ^ 『サガ無印』5巻p60、『サガ・タクティクスガイド』p15。
  18. ^ 『アリアンロッド・サガ・ノベル・デスマーチ』1巻p68-p70。
  19. ^ 『サガ無印』1巻p368。
  20. ^ 『サガ無印』5巻p60。もっとも王への助言機関である長老会議は再興後直ちに再建された。『アルディオン大陸ガイド』p32。
  21. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p54。
  22. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p53。
  23. ^ 以上『サガ・タクティクスガイド』p127。
  24. ^ 『サガ・タクティクスガイド』p127。
  25. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p52。
  26. ^ リアノンがメルトランドを去った理由は、「聖なるヒース」から自身の近い将来の死を予言されたためである。『Heartbreak Memory』p24。
  27. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p37。
  28. ^ a b ベルリール滅亡時期の設定は2度変更されている。『アルディオン大陸ガイド』(p29)『ベネット見聞録』(p30)では帝紀673年の出来事とされ、その後に出た『タクティクスガイド』では673年(p52)、723年(p47「アンスラ・アルシオネ」の項)、731年(p110)と記述が錯綜していたが、『ベルリールの竜輝石』刊行に伴い723年(『ベルリールの竜輝石』p8、『サガ無印』7巻p171)に正式に変更された。
  29. ^ 『アルディオン大陸ガイド』における王都ベルリールの位置から、東部国境はキール山脈を介してアヴェルシアとエストネルに接していたようである。
  30. ^ a b 『ベルリールの竜輝石』の結果による。そのため「アンスラに協力した冒険者たち」の正体はプレイヤーに完全に委ねられるし、またシナリオの如何によってはこの流れ以外の結末を迎えることも考えられる。なお、アンスラがベルリール王として登場する「共に幸せな未来を」は『ベルリールの竜輝石』製作前に収録されているため、上記の結果が採用されている。
  31. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p41。
  32. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p45。
  33. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p28。
  34. ^ この時点ではピアニィはもとより、発掘を勧めたナイジェルもそうであると思い込んでいた。しかし実際には「アヴェルシアの王威の竜輝石」はエルザがマリアから預かっており、ピアニィの竜輝石は「真実の竜輝石」であることが「メルトランド戦役(後編)」で明らかになる。
  35. ^ 当時、部隊としては解散していた。
  36. ^ この作戦を扱った「世界が変わる日」のシナリオは「南部政権軍と合流する場合」と「レイウォール本土へ直接進攻しベルフト軍を孤立させる場合」の2種類が用意されていた。GMの菊池は「白竜王国最後の日」をもとに各国軍の兵力を設定し、制作進行担当の田中信二も交えたシミュレーションの結果「レイウォール直接進攻の方が連合王国に有利」との結論に達し、「プレイヤーが自分と同じ結論に至った場合」という前提条件でレイウォールルートのシナリオを追加した。『サガ無印』5巻p10-15、p135-141。
  37. ^ 『サガ無印』5巻p160。
  38. ^ この時、ノルウィッチ城は巨大ゴーレムに変形してベルフト軍に応戦した。当初はイザベラの趣味でゴーレムに改造されたと思われていたが、翌814年10月8日(ピアニィが『四宝の試み』を行い、正式に統一帝に就いた翌日。『サガ無印』7巻p192、『デスマーチ』5巻p308-311)にノルウィッチで起きた事件の過程で、ノルウィッチ自体が遺跡となっていたゴーレムの上に立てられた都市であること、同型機がノルドグラム、ベルクシーレ、ウォリックフォードに存在していることが明らかになった。『サガ無印』6巻p144-147、『デスマーチ』5巻p208。
  39. ^ なお、合衆国首脳部はこの決定を支持。決め手はベルフトの処遇を決定する会議において、意見を求められたマルセルが「法の公正を保つためにも処刑すべき」と発言したことであり、これを受けたナヴァールは処刑を行わないことを決定。首脳部もそれを支持した。『ゲッタウェイ』1巻p272〜p273。
  40. ^ 『タクティクスガイド』p137。
  41. ^ 『タクティクスガイド』p52。
  42. ^ 『アルディオン大陸ガイド』29pの記述によれば、ウルフリックの後帝紀812年までの間に、統一帝はゴルフォード→アヴェルシア→メルトランド→アヴェルシア→ベルリール→レイウォールの順で移動している。「見えざる影」によれば、この間グラスウェルズは3度統一帝位を請求したが、いずれも認められなかった。グラスウェルズ王に統一帝位が渡らなかった理由については#アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイクの「オスウィン・ゴーダ」および#竜の「純白竜アイン」の項も参照。
  43. ^ 「白竜王国の光と影」では、この事実を知らなかったピアニィ(のプレイヤーの大竹みゆ)は、ナーシアの信頼を得ようと彼女に首飾りをあげようとしており、『サガ無印』GMの菊池たけしは、この行動によるサガシリーズ全体への影響を憂慮したのか、『ゲッタウェイ』ではリージュ(PLはピアニィと同じ大竹)が竜輝石を入手したときは、自身のPCであるギデオンを通じて、竜輝石を他人にあげたりしないように注意している。
  44. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p54-55、『サガ・トラベルガイド』p137。
  45. ^ 『サガ無印』2巻p201。
  46. ^ ただし、第6話「ファントムレイダーズ」は菊池たけし、鈴吹太郎、田中信二(勝負審判を兼ねる)の3人GM制、第8話「白竜王国の光と影」は鈴吹太郎(菊池はプレイヤーとして参加)、ファンブック収録の「母からのメッセージ」は関根博寿(リプレイ執筆は大畑顕)。
  47. ^ 4巻では「キャラクター原案」としてクレジットされている。
  48. ^ ただし「時を駆けちゃったベネット」は菊池たけしと関根博寿の共同GM(リプレイ執筆は菊池と大畑顕の共筆)。
  49. ^ 3巻のモノクロイラストのみ猫猫猫。
  50. ^ このため、1巻には巻数を示すナンバリングやサブタイトルが存在しない。
  51. ^ アルディオン・レジェンドデータは『タクティクスガイド』に先行して公刊された「アリアンロッド・サガ演義」に一部が掲載されており、PCは全員「演義」掲載のレジェンドデータを取得している。
  52. ^ ストーリー上では「何か起こると結成→解決したら解散→事件に対応して同一メンバーで再結成」という流れの繰り返しとなっている。このため「迫り来る謎の影」ではミドルフェイズ冒頭で結成即解散という珍事が生じている(ルール面ではギルドは無名のまま次の行動に移っているので、事件解決によって設定としてもルール的にも完全に解散した「明星連也降魔剣」の「暁の騎士団」とは事情が異なる)。なお、ルール上のギルドとしての結成時の名称は「優勝してあげてもよくってよ」である。
  53. ^ キャラクターメイキング時にレジェンドデータ「ポテンシャルアーツ」を獲得したため。この効果によりユファは1シナリオに1回フロストプリズムを使用できる。
  54. ^ キャラクターメイキング時にレジェンドデータ「ギガントウェポン」を獲得したため。このハルバートは普段は折りたたまれて収納されている。
  55. ^ キャラクターメイキング時にレジェンドデータ「フィナンシャルパワー」を獲得したため。
  56. ^ 出身部族の方言という設定。
  57. ^ キャラクターメイキング時に同名のレジェンドデータを獲得したため。アマルガムの輪環は『アルディオン大陸ガイド』に記述されている伝説の武具「エオフリ」の一つ。
  58. ^ 『サガ無印』で多用している《アヴェンジ》(『2E』では《アベンジ》に表記変更)の再現。データとしてはセットアップで行動済みになり、タッチを試みたキャラクターに《フロストプリズム》で攻撃し、それに対してリアクションが成功すれば勝利、というもの。
  59. ^ この際のイラストは渋沢佳奈。なお、ルールも第一版準拠だった。
  60. ^ ルール第一版でのサポートクラス上級職に当たる。
  61. ^ もともとはプレイヤーの藤井の口癖。
  62. ^ F.E.A.R.製のTRPGで使われる用語。数人のキャラクターを組とし、それを一つのデータで管理する方法。
  63. ^ 実際、イムイムの家業は運送業であった。アリアンロッド・サガ・リプレイ・デスマーチの項を参照。
  64. ^ 『ゲッタウェイ』1巻の後書きによれば、「潜入☆リリシズム」でギデオンが説得した場合、彼の部下になっていたという。
  65. ^ 『イェーガー』p9。
  66. ^ 『イェーガー』p412。
  67. ^ なお、この名前は事前にエメロードのプレイヤーである緑谷に考案してもらったもの。
  68. ^ スキル《ヒール》の反映。『イェーガー』p32。
  69. ^ 『イェーガー』p30-33。
  70. ^ ルール上、PCとして使えるエクスマキナは「人間型」のみだが、GMは「チャイの浮遊移動は『飛行』ではなく『徒歩の演出』である」との大竹の説明を受け、人間型とみなしている。『イェーガー』p40。
  71. ^ 『ブレイク』1巻で確認できる。
  72. ^ 単行本1巻p.60~64。
  73. ^ 実際には帝紀100年代の時点でアルディオン大陸に渡っており、セフィロスと彼に導かれた戦士たちとの間で戦争となり痛み分けている。しかしこの事実は社会不安を懸念したエル=ウォーデンによって秘匿され、一般には知られていない。『サガ無印』7巻p210によれば、バルムンクの存在を公にするか否かについてはセインの間で意見が分かれたという。
  74. ^ 元来「バルムンク」という名は剣の一種の名である。
  75. ^ 当初は存在せず、「フェリタニア絶対防衛戦」においてGMの菊池が即興で作った設定が定着した。
  76. ^ 最後の一人はユーザーリプレイ用の空き枠である。
  77. ^ 『サガ無印』9巻で唐突に追加された設定である。
  78. ^ 召喚された魔獣「ナグルファル」については『アルディオン大陸ガイド』に記されている。
  79. ^ 特筆すべき展開もなかったらしく、戦闘場面が完璧に省略されてしまった。
  80. ^ 本物のアドルフィスは『アクロス』1巻の時点で既に殺害されている。
  81. ^ その後、ブルックス商会が作中で(主にエルザの営業活動で)アルディオン経済界に深く食い込もうとする様子に、菊池は「ゴルドレイなぞアルディオン経済界では一番の小物」なる旨の発言をしている。
  82. ^ 『サガ無印』GMの菊池は名前を含む素性をほとんど考えていなかった。「世界が変わる日」でベネットは「魔族のような生き物」と推測している。
  83. ^ このとき、同じ十二人衆であるはずのモンドーラに命令を下していたことから、かつてのレギンにあたる立場にあったと思われる。
  84. ^ 上記メンバーとの人数合計が合っていないが、ボリボスのような次世代十二人衆候補がいたりするため、GMの菊池にも「(残り人数が)わけわかんなくなってる」らしい。ただ、ボリボスは人数不足を補うための急場しのぎの任命のため、元からいたメンバーだけならこれで12人となる。
  85. ^ 小説版2巻『ルーズ・ソードマスター』で登場した石化の呪いを兵器転用するための実験物という設定がある。
  86. ^ 「メルトランドへ向かったピアニィ」はモンドーラが追っていた。
  87. ^ 「メルトランド戦役(後編)」でピアニィ一行を取り逃がしたレイウォール軍兵士がバルムンクによって怪物化したという設定がある。
  88. ^ 「思い出フロントライン」ではディーンから名前で呼ばれている。
  89. ^ 『デスマーチ』5巻表紙。
  90. ^ そもそもは「秘宝の守護者」においてパルネッタに変装した際、ロールプレイしたGMがうっかり「美人秘書です」と言ってしまったことが始まり。
  91. ^ 「地の粛清」に至る経緯は基本ルールブックp231-232、『エリンディル・レジェンドガイド』p108に記述がある。
  92. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p27と『トラベルガイド』p193のそれぞれの記述から、ウルフリックと神々が出会った地はのちのディアスロンドと考えられる。
  93. ^ 以上『サガ・タクティクスガイド』p124。
  94. ^ 『サガ・タクティクスガイド』p134。
  95. ^ 『サガ・タクティクスガイド』p124。
  96. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p27。
  97. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p28。
  98. ^ 『サガ・タクティクスガイド』p124。
  99. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p47。
  100. ^ a b 『サガ・タクティクスガイド』p124。
  101. ^ この時ピアニィはエル=ウォーデンより「母上によく似ておられる。よく務められよ」と、ティナに言及したとも考えられる言葉をかけている。『サガ無印』4巻p375。
  102. ^ 『アクロス』4巻の時点ではまだ詳細な設定が出来ていない。
  103. ^ 『アクロス』4巻p311。
  104. ^ 元々GMは老年の男性を想定していたが、「聖なる樹」での小暮のアドリブを受けてこのように設定を変更した。
  105. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p66。
  106. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p25。
  107. ^ 『アルディオン大陸ガイド』p25。
  108. ^ 『サガ無印』p209。




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