魔族勢力とは? わかりやすく解説

魔族勢力

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 06:17 UTC 版)

蜘蛛ですが、なにか?」の記事における「魔族勢力」の解説

バルト・フィサロ(Balto Phthalo) 声 - 梅原裕一郎 魔族を動かす実務担当公爵に就き首都周辺統治するまた、先代魔王治世から魔族領政治の要として日々激務に耐えてきた。 第四軍団長兼任していたが、魔族全体を見るために、後にメラゾフィス団長の座を譲った魔王圧倒的かつ底知れない実力理解しており、彼女の采配によって魔族無意味に見え犠牲が出る現実に対して歯噛みしながら従っている。 アーグナー・ライセップ(Erguner Ricep) 声 - 桐本拓哉 第一軍団長人族領と直接対峙する領地治める「辺境伯」。 バルトをして魔王になると相応しいという実力風格兼ね揃えた古参軍団長で、軍事中心人物でもある。疲弊した魔族領エルフから引き出した援助まで密かに用いてある程度立て直し規格外強者アリエル相手面従腹背態度取っていながら尻尾掴ませない食わせ者だったが、白による分体利用した情報収集背任行為発覚魔王に従うしか選択肢がない立場理解する人魔大戦では人族側の最重要拠点「クソリオン砦」の攻略担当し互角戦力攻め手関わらず戦況拮抗させるが、主人公によって召喚されクイーンタラテクト(白の分体仕様)による無差別攻撃受けて軍は壊滅的な損害を受け、アーグナー自身勇者パーティ戦いで命を落とす。 サーナトリア・ピレヴィ(Thanatolia Pilevy) 声 - 大原さやか 第二軍団長。 サキュバス族血を引く噂され肉感的な美女。策を弄すのを得意とする暴君として振る舞う魔王アリエル打倒するためコゴウをはじめ他の軍団長と手を組もうとしているが、その動き当の魔王からは見透かされている。 人魔大戦ではアノグラッチの群れ人族けしかけ攻略担当したオークン砦」を自軍無血のまま壊滅させた。 コゴウ 声 - 藤井隼 第三軍団長。 たどたどしい喋り方が特徴的な巨漢で、見た目通りあまり頭の回る方ではない。犠牲を払う人族との戦争憂いているが、気弱な性格魔王脅し相手には意見引っ込めるしかなかった。 サーナトリアを介してポティマスと繋がり持っていた。 メラゾフィス(Merazophis) 第四軍団長吸血鬼詳細は、「#主人公サイド」の「メラゾフィス」の項を参照。 ダラド 声 - 橘龍丸 第五軍団長主人公は彼を見て歌舞伎役者のようなイメージ抱いた魔王忠誠を誓う武人彼の生家は元々魔王への忠義心が厚かったが、先代魔王雲隠れのため魔王不在時期長く居合わせることになった。そのためダラドにとっての「人魔大戦」は己の真価魔王相手見せられる晴れ舞台であった。そのため彼自身士気も非常に高く暑苦しいといえるほど血気盛んだった。 指揮官として硬軟組み合わせた攻城策を同時並行進めつつ、自身前線で刃を振るって血路を拓こうとするなど個人戦闘力武将として技量一般的な魔族基準照らし合わせればけして低くはなかった。ただし、「人魔大戦」の各戦線短期勝敗決する中、突出した要素持たない彼の軍では正攻法で砦を落としきれず、魔王による大戦終結聞き届けることになる。 ヒュウイ・ギデク(Huey Guidek) 第六軍団長見た目通り若齢ありながらこの地位上り詰めた魔法天才だった。 人魔大戦ではロナントによる攻勢晒され戦死した。 ブロウ・フィサロ(Blow Phthalo) 声 - 木村昴 第七軍団長バルトの弟。 理知的な兄とは正反対見た目言動粗野な人物だが、性根はまっすぐで公務にも真面目に当たっている。主人公一目惚れしているが、第一印象のままの蛮行働いたことから、当の本人からは内心チンピラ扱いされている。その手前、彼なりに不器用わかりやすい好意向けていても届いているとは言えない。 恐怖政治を敷く魔王相手にも突っかかっていく反骨心旺盛な性格だが、その態度あからさまにしていたことが災いし魔王派を纏めて押さえつける立場追い込まれる人魔大戦では勇者ユリウス一騎打ち挑み敗死した。 当初第四軍所属であり、忙しい兄に代わって軍団を動かす、実質的な第四軍指揮官となっていた。 ラース 第八軍団長。その正体は、魔物転生した転生者のひとり笹島京也。 詳細は、「#主人公サイド」の「ラース」の項を参照。 黒 第九軍団長。その正体は、管理者のひとりギュリエディストディエス。 詳細は、「#主人公サイド」の「ギュリエディストディエス」の項を参照白 声 - 悠木碧 第十軍団長色白な肌に純白ローブを纏った、すべてが真っ白な少女勇者ユリウス腐蝕攻撃殺害した張本人ソフィアからは「ご主人様」と呼ばれ、彼女が逆らえない対象正体は白織。 詳細は、「#主人公サイド」の「白織」の項を参照。 フェルミナ(Phelmina) 種族 - 魔族 第十軍副軍団長単純な戦闘力指揮能力のみならず渉外業務書類業務など多岐に渡る能力の高さや人柄良さ軍団長「白」からも高く評価されており、他の軍団員からも厚く信任されている。元は魔族名家である侯爵家令嬢であり、若輩ながら魔族未来を負って立とうとする誇り自負満ちた人物だった。 真面目な努力家タイプだったが、高慢手玉取りやすい婚約者ワルド性格見据えて手加減しながら彼の顔を立てるなど器用な人物でもあった。 しかし魔族高位貴族子弟たちが通う学園ソフィア無意識のうちに吸血鬼真祖としての魅了振りまき、将来魔族領担ってくだろう男子生徒たちが軒並み骨抜きにされていく。そのこと危険視し、当然の危惧から排除乗り出そうとするが、婚約者だったワルドをはじめ魔族上層部事前に察知されたことによって失敗してしまう。 結果として家名将来もすべてを失ったところを第十軍団長「白」拾われる。そこで彼女の手による地獄特訓経て、他の軍団員共々人類英雄とされる水準ステータス手に入れ自身世界最高峰暗殺者としてのスキル群を取得していった。その実力は他の普通の軍団長匹敵するか、もしくは凌駕する水準にある。 根無し草になってしまった自身のこと拾い上げてくれた軍団長に対して恩義感じており、彼女のことはご主人様と呼ぶほどである。ただし彼女からの指令で裏仕事重ね過程世界の裏側を知ってしまうなど、なにかと心痛重ね日々送ってくる苦労人でもある。 なお、自身転落人生を辿る原因となったソフィアに対してはしっかり遺恨保っており、同僚として認識しつつも互い性格が気に入らず微妙に嫌い合っている仲である。一方でソフィア性格を誰よりも理解するものの一人であり、暴走しがちな彼女の目付け役として戦場では行動共にすることが多い。 ワルド 種族 - 魔族吸血鬼 第十構成員。 元はフェルミナと同じく魔族名家出身公爵家の嫡男、彼自身身分似合った潜在能力を持つ人物だった。なおワルド自身外面はいいものの、内面は非常に気位高くひたすらに負けず嫌いな克己心旺盛な性格をしていた。 が、正体不明にも関わずあらゆる方面自分上回る才覚有するソフィア自分の通う学園現れ、彼女相手にはどんな努力重ねても歯が立たない。やがて現状認めた彼はソフィア崇拝し恋慕視線向けていくことになる。なお、彼がソフィア抱いていたのは恋心であると本人自覚していたが、それとは別にソフィア種族特性である魅了の力が働いていたことは確かである。 盲目な恋心任せた彼は婚約者だったフェルミナの追い落とし工作開始し、彼女の公的な身分剥奪されることになる。なお、ソフィア本人にとってこれら一連の騒動あずかり知らないところで起こっている体の認識であり、ワルドについてもほとんど眼中になかった。 一連の事態知った白織によってソフィア仕置きを受け、魅了解除されるもののワルド恋心翳りはなく、少しでも彼女に近いところにいたいという一心だけで学園卒業後は第十軍への配属志願した。 しかし、第十軍の水準極めて高く魔族エリートであるはずの彼ですら大きく穴を開けられていた。その上軍団員から尊敬されるフェルミナに無礼働いたワルドには軍団内に居場所がなかった。焦燥した彼はソフィア眷属としての吸血鬼にしてくれるよう懇願し受け入れられるものの、相変わらずソフィアワルドに向ける興味薄かった肝心ステータスも向上は見られたものの、軍団水準追いつけるレベルでもなく諦念が残る結末となった。ただし、ワルドはそれでも後悔はないのだという。

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