魔族の幽霊(本名 ロズ・アルバ)
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「コーセルテルの竜術士」の記事における「魔族の幽霊(本名 ロズ・アルバ)」の解説
マシェル家の地下遺跡に住んでいる魔人の幽霊。その正体は三千年前にコーセルテルを襲った魔族軍の一兵士。竜都崩壊の際の崩落に巻き込まれて地下に閉じ込められ、幽霊となった後も竜に対する憎悪と恐怖から地下をさ迷っていた。地下に入ってきたマシェル達を見て最初は怯え逃げ惑うが、マシェルの子竜たちが七竜同時同調術で地下いっぱいに咲かせた花を見て、かつての強力な竜術がすっかり様変わりしていることに驚く。さらにウィルフから現代の魔人たちからの手紙を受け取ったことで、荒れていた心は救いを見出す事ができた。今は地下墓地の一室でフェルリとのお喋りや、たまにやって来る子竜たちと遊ぶのを楽しみにしている。皆からは長い間「魔族の幽霊さん」と呼ばれていたが、精霊になったことが判明して以来「ロズおじさん」に変わった。月の精霊の事件の時にコーセルテルの寝言に怯え、気がついたら貰っている手紙の中に隠れられた。このことにより、手紙のやりとりのお陰で哀しみが薄れて自身が幽霊ではなく精霊になったことが分かり(司る地というのが手紙の束になる)手紙の束を移動させれば移動も出来るようになったために魔族の村へと帰ることとなった。
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