魔族(アスラ)サイド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/25 18:38 UTC 版)
「ポップコーンアバター」の記事における「魔族(アスラ)サイド」の解説
魔族は淘汰を司り、魔族が神族に勝利した場合、地球が再編され、今の世界は終わる。以前は劣勢だったが、ヴリトラを創造し今は勢力が拮抗している。現在、ヴリトラ、ラーヴァナの二つの勢力がある。神族に比べ、圧倒的に数が少ない。種類にもよるが、基本的に生物を模した能力が多い。 龍堂 大河(りゅうどう たいが) 京香のアバターであり弟。国内トップシェアを誇る製薬会社「龍堂製薬」の会長の隠し子。17歳の若さにして、会社の特別顧問。その目的は、病に蝕まれたこの世界を、魔族の勝利により治療し再構築することだと言っていたが、実はシバァを復活させることで完全な無を呼ぶことだった。”不死(アムリタ)”の能力だけでなく、両手を刀に変形させ、巨大な蛇・ヴァーキスを操ることができる。ヴァーキスはアシューラムの空間をゆがめることで自在に行動することができ、腹中は脱出できない無限地獄になっている。 2度目の蔵人との戦いに敗れたが、蔵人がジャガンナートに「友達とのケンカだから」といったため、勝敗が無効化された。 龍堂 京香(りゅうどう きょうか) 厄災の源、不死の能力を持つ魔族・ヴリトラの現代における姿。大河の姉。大河と同じく、龍堂製薬会長の隠し子。不治の病を抱え、余命いくばくもない。 倉持 かなえ(くらもち‐) 魔族。アバターとともに、ヴリトラによって神族との接触と、ヴリトラの名前を伝えるためにパシリにされ、カイ・天乃と戦う。アバターは乱入した蔵人に倒されたが、これがルール違反だったため消滅を免れた。元々アバターに暴力を振るわれていたため、かえってスッキリしている。これからは、自分を殴らない男をつかまえて、ちゃんとした恋をしたいと思っている。 暮葉(くれは) ヤクザ・芳神会の幹部だったが、破門されている。マヒシャのアバター。牛を模した姿に変身する。防御力が高く、動きも早い。蔵人たちを解体中のビルにおびき寄せ、有利に戦うも、蔵人とカイのコンビネーションの前に敗れる。 マヒシャ 魔族。暮葉のことを「パパ」と呼ぶ。アバターとの関係は良好だったようだ。暮葉が敗れたため、消滅した。 七瀬 元春(ななせ もとはる) 警視庁公安部部長。龍堂姉弟の計画に手を貸し、危険人物注視リストの中から、世界再構築のための捨て駒のアバターの供給をしている。ラーヴァナにも神族側の情報を流した。 ラーヴァナに協力していたのは失った息子をよみがえらせることができると騙されていたからだった。 美月 弥生(みづき やよい) 魔族・ラーヴァナの現代における姿。リサを超える巨乳。オピニオンリーダー的女子高生、流浪の美人占い師と様々な顔を持ち、七瀬の手引きで蔵人たちのクラス・1年1組の副担任として赴任したこともある。 甘い言葉で人間を騙し、アバターにしては使い捨てるといった行為を繰り返している。かなり性格が悪く、神族と戦う際も、相手の知人をアバターにして戦わせ、それを楽しんでいる。アバターは蛇を模した姿になる。 七瀬を唆し、真冬と京香を誘拐させ蔵人と大河を戦わせる。しかし、リョウの復活などで自分の思い通りにいかなくなったため、アバターを通さず魔族の能力を発揮し、カイや早苗らによって倒される。 井端 譲(いばた ゆずる) 蔵人たちのクラスメイト。小学校からリサと同じ学校。小・中とサッカー部だったが、高校ではサッカー部に入らなかった。 小学校のころからリサのことが好きで、それに付け込んだ弥生にアバターにされてしまい、蔵人と戦う。ラーヴァナの能力で、フードコブラ属のような姿になり、頸部から溶解液を出す。弥生の今までのアバターの中で、能力を一番使いこなしていたが、蔵人の前に敗れる。
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