発生した事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 01:54 UTC 版)
「n番部屋」 2019年2月には、加害者が被害者たちを「奴隷」と呼んで性的搾取の写真をアップし、個人情報まで共有するテレグラムのチャットルームがあるという事実がDCインサイドの野球ギャラリーと修学能力ギャラリー、日刊ベストストアなどのコミュニティに知られた。「ガッガッ」という人物は、「1番部屋」から「8番部屋」(俗に「n番部屋」)まで8つのチャットルームを作り、これに性搾取わいせつ物を載せ、その後「ケリー」というHNの人物に部屋を譲った。 また、「ウォッチメン」という人物は、「ゴッサム部屋」というテレグラムの部屋にリンクを載せてアクセスさせていた。しかし、n番部屋は2019年9月に消え、代わりに他の部屋ができた。 「博士の部屋」 生まれた部屋の中で「博士」というニックネームが運営した「博士の部屋」が最も有名だが、これは性搾取物をテレグラムチャットを通じて流通し、仮想通貨決済でのみチャットルームに入ることができる専門的なモデルを作ったからである。 2019年7月に登場した「博士」は、女性を脅迫個人情報を把握し、サディズムな写真と映像を撮影して掲載させた。報道が始まると、「博士」は記者の身の上情報を把握して流布した。また、仁川(インチョン)広域市にある高校生は、児童わいせつ物と麻薬取引リンクが共有されるいくつかのテレグラムチャットルームを運営し、警察の捜査に備える要領まで共有した。 模倣犯罪 最初から第2のソラネットを自任し、一種の模倣犯罪として始まった事件として、n番部屋はこれを再度模倣した博士部屋を生み、その他にも無数の模倣犯罪が2020年3月現在まで発生している。その規模も決して小さくないが、捜査が始まるとテレグラムからディスコードにプラットフォームを移したアカウントだけでも約30万人に達するという結果になった。
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