山王連合会/SANNOH HOODLUM SQUAD
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「HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜」の記事における「山王連合会/SANNOH HOODLUM SQUAD」の解説
S.W.O.R.D.の"S"にあたるチーム。通称"山王"。SWORD地区北東部に位置する山王地区の商店街「山王街」を本拠地にしている。ムゲンの解散から1年後にチームメンバーであったコブラやヤマトが、表向き山王街の治安維持の為に山王地区の若者が集まって結成されたトラブルシューターチーム。コブラたちがムゲンの流れを受け継いでいることから"山王街二代目喧嘩屋"の異名で恐れられている。一方でムゲンの残党が率いる集まりというイメージも持たれているため、ムゲンを嫌う者達からは根強く恨まれている。劇中では山王連合会結成の本当の目的が道を誤ったノボルが"帰ってこれる場所"として用意したことが判明した。ドラマではノボルが出した要求に反する形でコブラとヤマトが山王連合会解散を宣言するが、その後ノボルの復帰と仲間たちからの呼びかけで山王連合会は再結成する運びになる。 『LIVE』では、チンピラ勢を倒すべく抗争の場に乱入する。 『MOVIE2』では、九龍グループに対抗する意思を見せたコブラ・ヤマトを中心とする"徹底抗戦派"と都市開発により街の経済復興を期待するダン・テッツを中心とする"開発賛成派"にチームが分裂してしまい、黒白堂の戦いも抗争前に"開発賛成派"が離脱したため主要メンバーの大半が不在のまま戦力が半減化した状態で参戦する羽目になってしまう。 『MOVIE3』では、九龍グループに歯向かったことで山王街諸共チームは壊滅してしまうが、再びメンバー全員が再集結したことでチームは復活した。FINAL MISSIONでは、爆弾解除に帆走する。 『湯けむり純情篇』では、DTCの3人が初めてSWORD地区を出てバイク旅に出ることになる。 『WORST、EPISODE.O』・『WORST』では、時系列は湯けむり純情篇より前にあたる為、DTCの3人はまだ山王街にいる。 テーマソング - DOBERMAN INFINITY / 『Do or Die』 コブラ/緋野盾兵(ひの じゅんぺい)・本作の主要人物 演 - 岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)(ドラマ・映画本編)、真風涼帆(宝塚歌劇団キャスト) 山王連合会総長、ムゲンの元メンバー。 ファイトスタイルは打撃技とプロレス技を絡めていく。幼少期の喧嘩にてコブラツイストで相手を10人倒したことから「コブラ」と呼ばれるようになった。実家はガソリンスタンド「緋野石油」を営んでいる。 口数が少ないクールな性格だが面倒見がよく、山王街を守るという気持ちは誰よりも強い熱い男で、「この街は自分たちの生き様そのもの」と言い切るほど思い入れは強い。ムゲンに所属していた頃は感情表現豊かで血気盛んかつ饒舌であり、ヤマトと口喧嘩を繰り返して龍也に諌められることも多かった。ヤマト・ノボルとは幼馴染であり強い信頼を持っており、ノボルに対しては自分たちにはない希望を見出し、ある種尊敬の念を抱いている。一方でかなり酒癖が悪く、酔うと普段の無口な性格から打って変わり饒舌になり、悪絡みしてくる。トイレで用を足す時はプロレス雑誌を持って籠る癖がある。ムゲン時代の出来事やナオミの発言を教訓に、戦いでは憎しみの連鎖を絶つことを主軸として行動するようになる。全編を通して戦いでは必ず勝ち負け以外の決着を目指して動くようになり、次第に他のチームからも信頼を得るようになる。周囲の人間から反対されても「自分たちは間違ってない」と言い切り意見は曲げず、自分の信じた道とやると決めたことを最後まで貫き通す強い信念も持ち合わせている。リーダーの器はあるが、欠点は事件や争い事を引き起こさないように先を見据えて動く傾向が強く、現在の状況や仲間と敵の心中を読み切れず判断を誤ることである。さらに、(犠牲を避けるためではあるが)事態を早急に解決しようとしてヤマトなどの身内以外には相談せずに物事を決めたり、全て独力で済ませようとするなどの閉鎖的な考えのほか、予想外の事態にあうと冷静な判断が取れずに軌道修正が出来ず、右往左往してしまうことも多い。また、強敵には怯まず立ち向かう精神力を持つ一方で自身が(敵・味方を含めて)皮肉を言われたり過去の傷を抉られると怒りを見せたり激昂するなど精神的に未熟な面もあり、九龍グループなどの奸智に長けた勢力に出し抜かれやすい一因になっている。 『ドラマ・シーズン1』では、SWORDの均衡が崩れる事を恐れチハルを拒絶するが、ヤマトがチハルのために鬼邪高校に乗り込んだ話を聞いて動く決意を固める。その後もSWORD同士の抗争を止めることとノボルが戻ってくるために奔走する。 『MOVIE』では、自分達や山王街だけでなく、他のチームまでも襲撃に遭っている様子から死人が出てる可能性も捨てきれないかつてない大規模な抗争を予測していた。ムゲン解散後に行方不明となっていた琥珀に呼び出され、今回の主犯格であることに激昂したが返り討ちに遭う。ノボルや九十九からの話により琥珀の真意を知ったことで、ヤマトと共にムゲンの仲間として琥珀を止めるべく湾岸地区に乗り込む。琥珀に龍也からのメッセージを伝え、琥珀が自分達のところに帰ってくるのをずっと待っていると涙ながら必死に説得を試みる。 『RED RAIN』では、雨宮兄弟に協力を申し出た者とされており、コンテナ街の戦いで勝利に導いたとして借りを返すべくITOKANを貸し切りにし愛華を匿う。未公開シーンでは、雨宮兄弟がゼロレンジコンバットを駆使して戦う自分達山王連合会やかつてのムゲンとは一線を画した存在であることを告げるシーンがある。また、終盤で愛華を雨宮兄弟のもとへ連れて行ったのは彼であることも明らかになった。 『MOVIE2』では、"SWORD協定"を提案しつつ山王連合会内では"徹底抗戦派"に属し、SWORD協定を結ぶために奔走する。ダン達都市開発賛成派には九龍グループの支配を受け入れることになる有害性を危惧して「目先の利益に捉われてはいけない」「今はキツくても未来を見据えて動くべきだ」と懸命に説得する。しかし、状況は把握していたものの彼らだけに問題があるような態度で接して心情や苦悩を考えている様子は無く、ダンたちに対してもこれまでの努力が足りていないというような言い分で事あるごとに意見を跳ね返しており、USBから手を引くことや都市開発を受け入れてもいいという妥協案も全く聞き入れることなく九龍グループを打倒する方を優先して反発を招いてしまい、チームが分裂し始めた際も再開発が無くなったことを発端に対立が悪化し、ダンから前述の山王連合会がノボルのために創られたチームであることを引き合いに出されて攻められるほど一気に結束が冷え切ってしまう。街の方針に関してもテッツの銭湯を始め閉店する店が相次いでいる事態を聞かされても「何とかする」「俺を信じろ」など裏付けの無い発言の一点張りで結局打開策も見出せず、チハルの「何の為に山王連合会は戦っているのか」という質問にも答えられず自分のやり方を省みなかった為、とうとうダンやテッツ達からも愛想を尽かされてしまう。黒白堂駅の戦いにはヤマト・ノボルを含めた少数のメンバーと共に参戦し、ジェシーと対決する。SWORD協定を実現させてDOUBTを圧倒するも、ジェシーとMIGHTYWARRIORSの関係を知らなかったことが災いして形勢逆転を許してしまい、ジェシーやICEたちにも一方的に闘いを打ち切られ逃げられてしまう。 『MOVIE3』では、ノボルの情報を元にゲリラ戦を展開するもその最中現れた負傷したダンたちから激しい怒りをぶつけられた挙句完全に決別され、ダンの言葉により自暴自棄に落ち入り単身克也会を強襲するも返り討ちに遭い拷問を受けることになる。琥珀達の手で救出されるも、これまで信念として掲げていた"拳のケンカ"ではどうしようも出来ないことに絶望し、琥珀からもこれまでの判断を厳しく咎められて涙を流しながら自分の未熟さを痛感するが、離れていた仲間達が駆けつけてくれたことを機に再び立ち上がる。"FINAL MISSION"では、九龍グループの会長達の前に現れ勝利宣言する。 『WORST』や『EPISODE.O』では、直接登場していないが村山からの愚痴を電話で聞くなど交友は続いている模様。また、世間からは九龍グループに真っ向から喧嘩を吹っかけたとんでもない野郎と称されている。 ヤマト / 朝比奈大和(あさひな やまと) 演 - 鈴木伸之(劇団EXILE) 山王連合会のNO.2に位置するチームの中心メンバーで、ムゲンの元メンバー。普段は実家の板金工場「朝日奈整備」で働いている。屈強な体格を生かした重いパンチを得意とする。仲間想いで面倒見も良いが血の気も多い一面もあるため、コブラやナオミに注意されることもしばしばある。 『ドラマ・シーズン1』では、鬼邪高校のルールも知らずに揉め事を起こしてしまい自暴自棄になっているチハルをどうしても見捨てられず、大規模抗争が起きる危険を承知で彼を助ける為に帆走する。SDカードの一件では、レッドラム製造工場に出入りするチハルの話を聞き真偽を確かめるべくこちらも仲間たちには一切知らせず単身無名街に潜り込む。覗き目的でテッツの実家の銭湯の番頭のバイトを目論んだがテッツの手により男性客限定営業の日にシフトを入れられた。 雨宮兄弟に対しては今でも強い対抗心を抱いており、『RED RAIN』では穏やかに接したコブラと打って変わりかつての因縁が再燃したように敵対心を露わにしていた。 『MOVIE2』では、九龍グループがSWORD地区に関わってる限り街にも自分たちにも未来はないと考え"徹底抗戦派"に属する。一方でテッツ達の家業も救いたいと気にかけてノボルやナオミと共に何とか両者を取り持とうとしていたが、結局どっち付かずなままで曖昧な言葉しかかけられず、仲間割れを引き起こしてしまう。 『湯けむり純情篇』では端役で登場し、バイク旅に出る3人へのエールを込めてDTCのシンボルを各自のヘルメットに彫っている。 ノボル / 原田登(はらだ のぼる)・『ドラマ・シーズン1』のキーマン 演 - 町田啓太(劇団EXILE) コブラとヤマトの幼馴染で親友。かつては弁護士になることを目指して大学に進学するなど将来を嘱望されていた。山王連合会きっての頭脳派。 『ドラマ・シーズン1』開始前に大学に在学途中に恋人の美保が自殺未遂に追い込まれた後犯人達を襲撃し殺人未遂の前科で逮捕される。刑務所内で家村会の幹部である二階堂で出会っておりそこで家村会にスカウトされる。釈放後は構成員として極道の世界に入り、下積みを経験してIT関連の仕事を任せられるまでの地位に昇り詰める。その後SWORD統括として山王連合会の為にも穏健にことを進めるべくSWORD全チームに傘下に加わるよう交渉するも全て失敗に終わったことで、家村会から用済みと看做され自決用の拳銃を託されることになる。結果それを持ってSWORDが集まった抗争の場に乱入するもコブラ達の説得で思い留まり足を洗う決意を固める。 『ドラマ・シーズン2』の現代編では、騒動後に車に撥ねられて意識不明の重体となっており後に危篤状態に急変するも仲間達の呼びかけで復活する。退院後に美保が自責の念から自分の元を去った事を知るも無事に回復し、山王連合会に参加すると同時に情報収集面のサポートを行う事を決める。 『MOVIE』では、未だ骨折が完治しておらず杖をついて歩いている為コンテナ街の戦いには不参加。今回の一件には九龍グループが関係していることと琥珀に絡んでいるのが、九龍グループではない外部の裏社会勢力であることを感づいていた。 『RED RAIN』では、雨宮兄弟・愛華の協力者である古野の仕事仲間とされており、USBのハッキングと解析を共同で行なっていく。USBだけでなく、リトルアジア地区の監視カメラのハッキングを行い、尊龍が横流しの武器を手にしたことを告げる。 『MOVIE2』では、今こそ九龍グループを潰す千載一遇のチャンスだと発言し"徹底抗戦派"に属する。"自分たちが戦うことは間違ってない。それが街を救うことに繋がる"・"再開発が無くなっても俺たちや街は何とかなる"と、ダン達を不安がらせないように励ますものの、余計に怒りを煽る結果になってしまう。今作では怪我から無事に復帰したとされており、プリズンギャングのフォー相手に劣勢ながらも接戦を繰り広げている。 『MOVIE3』では壊滅した山王街の状況を見て、自分達が今までやってきた事全てが間違っていたのかと自問自答する。 ダン / 壇一八(だん かずや)・『湯けむり純情篇』の主人公 演 - 山下健二郎(三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE) 山王連合会の3人組「DTC」のD。 関西弁で喋るチームのムードメーカー。普段は実家である酒屋・コンビニの雰囲気を持つ何でも屋「壇商店」の店長として働いている。山王連合会の中では唯一の高卒のメンバーで、高校在学時は補欠ながら硬式野球部に所属していた。また、愛称の通り名前ではなく名字で呼ばれることがほとんどの為名前で呼ばれると照れ隠しする癖がある。 『ドラマ・シーズン1』では、直接的ではないがララに闇取引の運び屋として利用されてしまいWhite Rascalsと敵対する原因を作り出してしまう。また、万が一コブラ・ヤマトがいない際は代行として山王連合会に招集をかけている。覗き目的でテッツの実家の銭湯の番頭のバイトを目論んだがテッツの手により定休日のメンテナンス日にシフトを入れられた。 『MOVIE』では、コブラ・ヤマトが2人だけで湾岸地区に乗り込もうとするのを咎め、中町の為にも自分達も戦うと宣言する。 『DTC』では、雨宮兄弟へのリスペクトも込めて彼らのエンブレムに似せたTシャツを拵えている。 『MOVIE2』では、九龍グループに対する恐怖心と街が復興できる可能性の期待から"開発賛成派"に属する。また、本人なりに九龍に対抗する意思は見せていたものの、コブラの戦いやSWORD協定ばかり注力する姿には疑問を感じており、コンテナ街の戦いや機密情報のUSBの件から自分達がただ街を守るだけの為に喧嘩していただけに過ぎず、自分達の敵が九龍グループである事や自分達の周りで起きている話が考えている以上に大事になってきた事からこれ以上巻き込まれたくないという恐怖心を抱くようになる。戦いから手を引くことと都市開発も悪い話ではないことを訴えるもコブラたちには容赦無く一蹴され、"今をどうにかしなければ未来は無い"と反発を強めていく。山王連合会分裂時も街の現状を聞いてなおも決まった答えしか返さずヤマトとノボルの意見にしか耳を傾けないコブラに苛立ちが限界を迎え、"山王連合会はノボルの為に作られた組織だから何も知らずに加入した俺たちは関係ない"・"テッツのことは放っておいて協定を自分から断った奴を助けに行くのか?"などとやり場のない怒りや自暴自棄同然の発言でチームメイトと敵対する。黒白堂駅の戦いもコブラのテッツに対しての発言を聞いて失望と怒りを露わにしながら向かうことを拒否した。 『MOVIE3』では、九龍グループの猛攻から命からがら逃げ出してコブラ達と合流して山王街ごと山王連合会が全滅したことを告げ、「お前が間違っていても、お前を信じて着いていってる仲間がいることを忘れるな」と、コブラたちにとって最も屈辱的な言葉を言い放ち完全に決別するが、テッツの父の言葉を受けて再びチームに復帰する。 『湯けむり純情編』では、DTCとしてバイク旅に出立し資金難に陥り上下温泉街の森田屋で住み込みのアルバイトとして働く事になる。今作で家庭環境についてが語られており、家は一人っ子で幼少期に両親が離婚してシングルマザーの母親に育てられたが、男癖が悪い人物だったようで毎晩夜な夜な違う男を家に連れ込んでいたそうだが、それでも今日に至るまで再婚には至っていないという。また、ダンが不良行為や山王連合会に加わる行いも母親への反抗の一環だという。女性にモテない理由について今作監督の平沼紀久氏は「邪念が丸出しなため絶対モテない」とCLAMPとの対談の中で述べている。 普段着はJ.S.B.を愛用している。 伊集院甲(いじゅういん かぶと) 演 - 八木将康(劇団EXILE) 実家は床屋ピューマ。パチンコばかりしている伊集院家の次男。渾名は"カニ男"。小学校時代に劇でカニの役をお面なしでやったというトラウマから「カニ」と言われると我を忘れて大暴れしてしまう。デュオ「縦笛兄弟」のメンバー。遊び歩いているため、街の外の情勢や社会的知識が豊富である。本人曰く喧嘩は苦手という一面から知られていないが戦闘力はコブラやヤマトを凌駕する山王連合会最強の戦闘力を誇っておりDOUBTのメンバー数人をたった1人で相手に渡り合うことも可能な縁の下の力持ち。1人だけ原動機付自転車に乗っておりそのことを指摘されると不機嫌になる。他にも酒は必ずカクテル系を頼んだり、チーズケーキ好きや前述の通り原付に名前をつけて愛用するなど、自分のこだわりを多数持っている。 『MOVIE2』では、家業のことも考えて"開発賛成派"に属する。分裂した際にもコブラの戦いばかり優先する方針に疑問を抱き、ダンに同調する形で抗争には参加しない姿勢を見せる。 『湯けむり純情編』ではDTCに入れてもらえなかったことの嫉妬から尾沢と共に「縦笛兄弟」を結成する。 テッツ / 井上鉄平(いのうえ てっぺい)・『湯けむり純情篇』の主人公 演 - 佐藤寛太(劇団EXILE) 「DTC」のT。 チームの特攻隊長。喧嘩の際は積極的に敵陣に突っ込んでいく。山王街の同年代の若者達を仕切っている若者で、コブラとヤマトに憧れて仲間になった。趣味はInstagram。実家は銭湯「山乃湯」を営んでいる。ドレッドでお調子者な態度だが、言動や感性は常識的である。頭の良さはノボルに劣るものの山王連合会きっての頭脳派で、ダンが闇取引の運び屋として利用されただけでなく、White Rascalsとの揉め事が何者かに仕組まれているのではと勘付く。仁花への誕生日のプレゼントや合コンのセッティングに関してダンに相談するのは不安だと称して話を通さないなど頭が切れる。銭湯の従業員としての手腕もあり、ダンやヤマトの覗き目的による番頭のバイトもシフトを調整して阻止している。YouTubeで動画投稿に勤むも、内容は壊滅的で視聴者も少ない。 『MOVIE2』では、これまでトレードマークだったドレッドヘアを"モテない"という理由で短髪にしている。内心はコブラやヤマトと同じく"徹底抗戦派"の考えだが、家業のことで考えが揺らいでいた。山王連合会分裂時のコブラの「実家のためにもがいたか?」「出来ることを全部やったのか?」という発言にショックを受けてダンと共に離れてしまう。 『湯けむり純情編』では、騒動終結後に家業は廃業せずに済んだものの後継ぎ問題を考えててフリーター状態となっている。森田屋では一回り歳上かつ結婚している女性達のアイドル的な存在となって触られる羽目になる。今作監督の平沼紀久氏は「DTCの三人の中では一番モテる。テッツは女性に対してそこまで邪念がない」と述べている。 普段着はFULL-BKを愛用している。 チハル / 片岡千晴(かたおか ちはる)・『湯けむり純情篇』の主人公 演 - 佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS) 「DTC」のC。 山王連合会のニューフェイスにして、元・鬼邪高校の生徒。趣味はInstagram。希望ヶ丘団地出身。ドラマ・シーズン1のキーマン。普段はテッツと一緒に行動することが多く仲も良いが、同時に仁花との関係を気にしてもいる。白湯療法を好む傾向がある。父親と2人暮らし。普段は、山王地区近郊の介護施設で臨時職員として働いている。 『ドラマ・シーズン1』ではノボルと共にキーマンであり、最初は鬼邪高校の人物として登場。揉め事を起こしてしまい山王に入れてほしいと頼むが、ヤマト以外からは反対されてしまう。居場所も無く街を彷徨っているところを鬼邪高生に見つかるが、この時は偶然通りかかった雨宮広斗に救われる。騒動後に仲間に加わるが、父の借金を救うためにノボルの指示を受けて山王へのスパイとレッドラムの工場で働かされていた。自身を連れ戻しにやって来たヤマトたちに詰め寄られてから真相を話して自責の念からチームを抜けようとしたが、コブラの言葉とヤマトの説得を受けて、正式に山王連合会の一員となる。 『MOVIE2』では、唯一の山王街外部からのメンバーということで中立の立ち位置におり、"開発賛成派"に属するメンバー達の足止めとしてコブラから指示されていた。 『MOVIE3』では、九龍グループの猛攻を受けコブラ達の判断が正しいと思えなくなったことからダンと共に怒りの矛先を向ける。 『湯けむり純情篇』では、森田屋の女将・マリに一目惚れしたものの番頭・宮崎と相思相愛だと知り身を引くことと同時に宮崎に相異相愛だからこそマリ・メグミ親子に自身の気持ちをちゃんと伝えるべきだとアドバイスし、さらに「やらなかったら一生後悔する」と宮崎に発破をかける。今作では、山王連合会唯一の余所者であることからSWORD地区外の近況に詳しい一面も出ており、そこで"戸亜留市"と"スキンヘッドの高校・鳳仙学園"の情報を伝える。 『WORST』では、オロチ兄弟の地元の友達として登場しており、SWORDの状況やレッドラム絡みの話を聞きにきた2人の対応をすることになる。 普段着は24karatsを愛用している。 ケン(『MOVIE』から) 演 - 岩谷翔吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) テッツの紹介でチーム入りした後輩メンバー。 『MOVIE』から登場していたが、『WORST.EPISODE.O』にて初めて台詞を発する。『MOVIE3』ではヒカルと共に復帰して"FINAL MISSION"に参加する。 ヒカル(『MOVIE』から) 演 - 山本彰吾(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE) ケンと同じくテッツの後輩メンバーで、共にチームの次世代を担う。 チームでの立ち位置を考えており、下の位置にいることからあまり深く相手にされないことから山王連合会分裂時にはダン達とは違う方向から脱退する意思を固めていた。『MOVIE3』ではケンと共にチームに復帰し、FINAL MISSIONにも参戦する。 コブラドラマ共通 MOVIE RED RAIN MOVIE2 MOVIE3 ヤマトドラマ共通 MOVIE RED RAIN MOVIE2 MOVIE3 湯けむり純情篇 ノボルドラマ共通 MOVIE RED RAIN MOVIE2 MOVIE3 ダンドラマ共通 MOVIE RED RAIN DTC(主人公 MOVIE2 MOVIE3 湯けむり純情篇(主人公) 伊集院甲ドラマ共通 MOVIE DTC MOVIE2 MOVIE3 湯けむり純情篇 テッツドラマ共通 MOVIE RED RAIN DTC(主人公 MOVIE2 MOVIE3 湯けむり純情篇(主人公) WORST EPISODE.O WORST 6 チハルドラマ共通 MOVIE RED RAIN DTC(主人公 MOVIE2 MOVIE3 湯けむり純情篇(主人公) WORST EPISODE.O WORST 6 ケンMOVIE(台詞なし) MOVIE2(台詞なし) MOVIE3(台詞なし) WORST EPISODE.O ヒカルMOVIE(台詞なし) MOVIE2(台詞なし) MOVIE3(台詞なし) WORST EPISODE.O
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