山王祭の象の造り物
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「広南従四位白象」の記事における「山王祭の象の造り物」の解説
天保9年(1838年)刊行の『東都歳時記』には、毎年6月15日に開催される日枝神社の山王祭について、麹町より出される象の造り物(張り子の山車)が、出しものとして著名だったことが記されており、これは、享保年間に江戸で十数年を暮らした象が人びとにあたえた強い印象の残像としてとらえることが可能である。東京国立博物館所蔵の『山王祭礼図屏風』には、祭に参加する人々が巨象の造りものを曳く姿が描かれている。
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