後継ぎ問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/21 16:56 UTC 版)
1962年6月プロファチが死ぬと、いとこで副ボスのマリオッコが後継ボスにおさまったが、1963年9月コミッションと揉めてボス辞任に追い込まれた。ファミリーボス人事がコミッションに委ねられ、1964年1月、ジョゼフ・コロンボがボスに指名された。一説に、マリオッコはボナンノと共謀して敵対ボス3人(ルッケーゼ、ガンビーノ、ステファノ・マガディーノ)の暗殺を企て、それを部下のコロンボに託したが、コロンボがこれをガンビーノに密告したといい、ボス就任はその密告の見返りとされた。ボナンノは後年、暗殺計画自体ガンビーノのでっち上げで、そんな計画は元から無かったとし、コロンボをマガディーノやガンビーノ、ルッケーゼの策謀に協力した扇動者と見なした。キャリアの殆どがソルジャーだった41歳のコロンボのボス就任は、全米中のマフィアを驚かせた。
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