後継CPUとは? わかりやすく解説

後継CPU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/19 07:58 UTC 版)

Pentium Pro」の記事における「後継CPU」の解説

Pentium ProCPUコア2次キャッシュメモリ同一パッケージ上に搭載したことが足枷となり、歩留まり悪くコアキャッシュ双方不良率が同じであったとしても、単純計算1チップ構成CPUの2倍の不良率となる)、製造コスト高止まりした。この問題解決するため、後続製品Pentium IICeleronではパッケージ形状変更されSocket 8代わりにSlot 1使用した1997年5月発売されPentium II2次キャッシュメモリCPUコア同一基板上に搭載した2次キャッシュメモリ動作クロックは、CPUコアの1/2。この製品パッケージ形状Single Edge Connector Cartridge(SECC)と呼ばれた1998年4月発売されCeleronCovington)は、2次キャッシュメモリ省略したまた、1998年8月発売されCeleronMendocino)は、容量削減した2次キャッシュメモリCPUコア内に搭載した。これらの製品パッケージ形状Single Edge Processor PackageSEPP)と呼ばれた結局Socket 8対応するCPUは、Pentium Proとそのオーバードライブプロセッサ以外には発売されなかった。 Pentium IIは、16ビットコード処理速度Pentium Proより改善しMMXサポートしていた。Pentium II登場すると、デスクトップパーソナルコンピュータ用のPentium ProPentium IIによって置き換えられた。しかし、Pentium Proが4 CPUまでのSMPサポートしていたのに対しPentium IIは2 CPUまでのサポートであったため、Pentium II登場後も、サーバ向けには1998年6月Pentium II Xeon登場するまでPentium Pro使用された。

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後継CPU

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 17:34 UTC 版)

Z80」の記事における「後継CPU」の解説

ザイログ自身開発による上位互換CPUを以下に示す。 Z180 日立開発したHD64180ZについてザイログがセカンドソーサとなったZ64180の改良品。HD64180Z/Z64180とは仕様微妙に異なる。Z80180やZ8S180がある。 Z800 Z8016ビットCPUとして大幅に拡張するとともに周辺チップ集積したもの。命令体系拡張として、乗除命令追加16ビットオペランド命令増強PC相対アドレッシングモードSP相対アドレッシングモード拡充などを行い、また従来隠し命令となっていたIXIYレジスタ分割操作する命令などが公式にサポートされる。システムとしてはユーザーモード・スーパーパイザーモードの区別持ち内蔵MMUによるメモリ保護機能提供される。256byteのRAM内蔵し、ローカルメモリとして使用する他に、キャッシュとして使用することも可能である。外部バス従来Z80互換性の高い8ビット幅のZ80-BUSと、16ビット幅のZ-BUSを選択することが可能で、またMMU機能により512KBアドレス空間と16MBアドレス空間選べる。このバス種別サポートするアドレス空間種別により4つ製品 (Z8108,Z8116,Z8208,Z8216) が計画された。のちにC-MOS化されZ280引き継がれた。 Z280 あまり採用される事無く消え去った。ほとんど生産されなかったZ800CMOS化したもの。Z800のZ-BUSインターフェース・16MBアドレス空間サポート版であるZ8216の仕様おおよそ引き継ぎ起動時コンフィギュレーション他のバージョン仕様サポートするZ380 1993年2月5日発表されZ80互換32ビットCPUレジスタ従来汎用レジスター加えて16ビット追加部分含めたグループが4バンク存在する。4GBのアドレス空間リニアアクセス可能。DRAMリフレッシュコントローラやINT0~3の割込み追加されている。Z8000との互換性はない。 eZ80 3ステージ命令パイプライン導入し同一クロックZ80に対して約3倍のパフォーマンスを持つ。最大クロックスピードは50MHz、アドレスレジスタ24ビット拡張しており、16MByteアドレッシング可能。Rabbit 2000/3000/4000/5000と同じく現行商品である。

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