C-MOSとは? わかりやすく解説

CMOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/11 15:50 UTC 版)

CMOS(シーモス、Complementary Metal-Oxide-Semiconductor; 相補型MOS)とは、P型とN型のMOSFETディジタル回路論理回路)で相補的に利用する回路方式[注釈 1]、およびそのような電子回路やICのことである[1]。また、そこから派生し多義的に多くの用例が観られる(『#その他の用例』参照)。




「CMOS」の続きの解説一覧

CMOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 23:30 UTC 版)

汎用ロジックIC」の記事における「CMOS」の解説

CMOS汎用ロジックICシリーズは、単電源でCMOSレベル入出力インターフェース統一されたものである。CMOS汎用ロジックICは、1968年に米RCA社が開発した4000シリーズ当初標準であったが、先に普及したTTLとは互換性無かった。後にTTL74シリーズ機能ピン配置互換で、動作速度同等ありながら消費電力少なシリーズ登場したため、TTL置換え普及した。 4000B/UBシリーズ 4500B/UBシリーズ 74C/40H 74HC/HCU/HCTシリーズHigh-speed CMOS) 74AC/ACTシリーズAdvanced CMOS) 74AHC/AHCTシリーズAdvanced High-speed CMOS) 74VHC/VHCTシリーズVery High-speed CMOS) 74FCTシリーズ 74LV/LVX/LVQシリーズ 74LCX/LVCシリーズ 74ALVC/VCXシリーズAdvanced Low-Voltage CMOS / Very low-voltage4000シリーズ電源電圧範囲が3-18V、米モトローラ社(当時)が開発した4500シリーズは3-15Vと広くそれぞれ出力部にバッファ回路設けデジタル回路としての動作確実にしたBシリーズバッファ回路省略して高速動作可能にしたUBシリーズ分かれる。本来の使用法ではないが、UBシリーズ入力出力抵抗器接続することで増幅動作をするなど、アナログ回路のような動作も可能である。電源電圧範囲が3-15Vの74Cシリーズ元に74HCシリーズ登場した電源電圧範囲が2-8Vの40Hシリーズは、名称こそ4000シリーズ似ているが、実際に74系のロジックである。 74HC/74ACシリーズ電源電圧範囲が2-6VでTTL74シリーズ機能ピン配置互換したもの。74HCTや74ACT、74AHCTなど型番にTが入ったシリーズは、出力レベルはCMOSだが入力レベルTTL同一にしたものである。電源電圧範囲が4.5-5.5Vで、この範囲外れるとTTLレベル入力保障されなくなる。 74AHC/AHCT/VHC/VHCTシリーズは74HC/ACを高速・低消費にして、さらに入力を5Vトレラントしたものである。AHC/AHCTとVHC/VHCTはほぼ同種であり、基本的にメーカー呼び方違いである。 1990年代中頃登場した74FCTまでは5V動作主体としてきたが、その後1990年代中頃から2000年代初頭にかけて現れた74LV/LVX/LVQシリーズは3.3Vや2.5V程度電源動作主体としている。74LV/LVX/LVQシリーズは、中低速のCMOSによる汎用ロジックICとして入手し易い代表的なものである。電源は3.3V系であるが、5Vトレラントである。LV/LVX/LVQの3つのシリーズは、それぞれメーカーによって特性少しずつ異なる。74LCX/LVCシリーズは3.3V高速CMOSであり74VCXシリーズは2.5V高速CMOSである。74系CMOSロジックのうち、バスバッファロジックの中にはTTL異なりシュミットトリガ入力でないものもあるので、TTLからの置き換えの際には注意が必要。

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CMOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 10:04 UTC 版)

オペアンプ」の記事における「CMOS」の解説

入力部から出力部まで全てMOSFET構成されオペアンプ当てはまる。消費電力小さく動作電圧が低いものが多い。

※この「CMOS」の解説は、「オペアンプ」の解説の一部です。
「CMOS」を含む「オペアンプ」の記事については、「オペアンプ」の概要を参照ください。

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