派生プロセッサ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/11/27 08:18 UTC 版)
1985年に、MOSはHMOS版の6510である8500を生産した。製造プロセスが変更された以外、NMOS版の6510と実質的に同一である。当初8500は、刷新されたC64であるC64Cで使用するために設計された。しかし1985年には、古いNMOS版のC64で、少数の8500が発見された。これは、1987年に公式に発表され、新しい85xx HMOSチップセットを使用したマザーボードで使用された。 6510の派生である7501/8501が、コモドールのC16, C116, Plus/4パーソナルコンピュータで使用された。2MHzで駆動できる8502が、コモドールC128で使用された。8502を除いて、全てのCPUのオペコードは(非公開のオペコードも含めて)互換であったが、非公開のオペコードに関するいくつかの差異が報告されている。 コモドール1551ディスクドライブでは、8本のI/Oピンを持った6510である6510Tが使用された。これは、NMIとRDY信号が削除されている。
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